OUR FUTURES

このストーリーは

プロジェクト 「 藤崎町 未来志向の地域デザインプロジェクト2019-2021

から投稿されました。

ふじさき地域デザインLABO 2020年度初の対面セッションを開催しました!


コロナウィルスの影響によって、オンラインでの活動を続けて来た「藤崎町 未来志向の地域デザインプロジェクト2020」でしたが、活動計画をしっかりと磨き込むために、今年度初めての対面セッションを開催しました。

3つのプロジェクトのメンバーが藤崎町の会場へ集まり、県外のメンバーはオンラインで参加するというハイブリッド型での運営としたので、進行が大変な部分もありましたが、各チームとも活動の磨き込みに向けてしっかり議論を重ねることができました!

来月以降に予定しているクラウドファンディングへの計画や、助成金の申請に弾みがついた1日となりました!


※本セッションは、参加者の事前の体調確認、当日の検温、会場の換気、全員のマスク着用、休憩ごとのアルコール消毒を徹底して行い、参加者どうしのソーシャルディスタンスを適切に保ちながら実施しました。



各企画書へのフィードバック


この日のセッションは、まず始めに各グループの企画書を参加者に配布し、Goodと感じたポイント、より良くできると感じたポイントを付箋に記入しました。


最上さん)今日はお互いの企画をじっくり見る時間を設けました。
自分たちのプロジェクトがうまく仕上がっている手ごたえを感じているチームが多いと感じていますが、他者の視点から企画書やプロジェクトを見つめてみることで、きっと新たな発見があると思っています。
資料を深く読み込んでみると、プレゼンを聞くよりも言葉に注目するので、より疑問点が見えてきます。それらをひとつひとつ解消していって、良いビジネス企画へとつなげて行って欲しいと思っています。
また、今日はソーシャルディスタンスを取りながら、リアルのセッションにオンラインの参加者も招いた実施形態としています。リアルとオンラインを混在させるとワークショップの進行が困難になるので避けたほうが良いという考え方があるのですが、長期的にも藤崎町と他の地域がつながりながらセッションができることは有用ですので、この機会にチャレンジしていきましょう。
ぜひ一緒にいい時間を創りましょう!





グループ対話


まずは、じっくりと各チームが作り込んだ企画書を読み込んで、疑問点やフィードバックポイントを付せんに記載しました。そして、その付せんを各グループへ配ってから、対話のスタートです。

チームのホストを2〜3名、残りは他チームの方というグループをつくり、質問疑問だけでなく、そのチームの一員として企画をブラッシュアップできるようにしました。

初めて読んだ企画書に疑問点があるとすれば、クラウドファンディング等でプロジェクト紹介を目にした一般の方々も、同じような疑問を持ってしまう可能性が高いです。

話を聞くだけでは気づきにくいことも文字にすると気付けることが多く、その気付きをキチンと生の声で伝え合うことで、より良い企画にブラッシュアップすることができます。

各チームとも新鮮な顔ぶれでの対話を通じて、感想や疑問点についての率直なフィードバックをい合い、会場は新鮮な発見に大盛り上がりでした!


以下に、会話の一部をご紹介させていただきます!




津な軽チーム


五十嵐さん)ブラッシュアップってことなんで、みんなが書いてくれた付箋のMottoポイントから見て行きましょうか。今日初めてこの企画書を見てくださった方から意見をいただきたいです!

神田さん)香りにフォーカスするということだが、すべてを香りにしなくても良いと感じました。津軽の息遣い、雰囲気が感じられる商品だったら良い。

五十嵐さん)夕日が沈む岩木山や、青々とした田んぼをの色を通じて津軽の雰囲気を届けるということも、津軽の香りを届けるということだと思っている。
福士さん)パッケージデザインなどでもうまく見せることができるかも。 商品をりんごの木箱と同じ素材にして、木の香りが届くようにする方法もある!





ナゾツク

畳指さん)他チームのメンバーから付せんでいただいた「地域の魅力を知ることはなぜ大切なの?」 という問いかけはすごく重要だと思った。この答えは自分たちの中で練り上げて行きたいですね。

まずは10月のリアルイベントの開催を目指して、助成金の申請準備や具体的なコースづくりを進めていきましょう。

最上さん)私は「地域の魅力を知ること」は、安安とメリットで語れることではないと考えているので、「なぜ、知るの?」という問いではなく、「何のために、知るの?」と、目的を問いたいですね。もし、何のため?という問いであったら、歴史や地域、様々な人を知ることは、私にとっては豊かな人生を過ごすため、だと捉えています。

瓜田さん)助成金の概要を読み込み、申請書のたたき台を作ろうと思う。出来上がったらみんなでディスカッションをお願いしたいです!
畳指さん)あとぼくらは、ミーティングをダラダラやりがちなので、タイムキーパーを決めて、きっちりやりましょう(笑)





ワンド・オランド



畳指さん)近隣の類似施設はキャンプのための設備が整っているので、東京などの都市部で体験できることと変わらない。そのためワンド・オランドのフィールドでは、ワイルド感をアピールしてみるといいかもしれないと思った。あれもこれも準備しないよー、自分でやるんだよーと。
最上さん)周囲が真っ暗になりそうなので、夜は怖そう。また、道路の案内もしっかり整備しないと迷子になる。
池本さん)吉田さんの農地なので、来てくださった方に農家でしか伝えられないことを提供することが重要だと思う。でないと、近隣の施設で体験できるアクティビティとの差別化ができないと思う!

石井さん)他のチームを見ていると、中長期的なスパンで計画が立っていた。我らのチームも見習っていこう!





次回のセッションは8月上旬に開催!


今回は本当に久しぶりとなるリアルセッションで、参加者の皆さんが生の対話を楽しまれていた様子が印象的でした。

オンラインでのミーティング方法が進化し、対面とほぼ遜色がないコミュニケーションが取れるようにはなってきましたが、やはり目の前で相手を感じながら対話を深めていく時間は特別なんだなあと、改めて感じる一日となりました!

次回は8/5にセッションを開催します。助成金の活用や、クラウドファンディングの実施など、ファンドレイズに向けた準備が本格化していきます。活動資金をしっかりと得て、各チームの活動が更に前進することを期待しています!


記:相内 洋輔


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