3チームが、2020年度にどんな活動をするか?の「プロジェクト憲章」を策定しました!
以下は、ver.01のプロジェクト憲章です。
3つのプロジェクトを形にするための年間計画(プロジェクト憲章)をつくりました。
今日は、各プロジェクトが、「どんなビジョンを掲げて、どんな活動を展開していくのか」を、プロジェクト憲章という形で確認しました。
前回のキックオフセッションから、2週間しか経っていませんが、「鉄は熱いうちに打て」だと考えて、各チームはオンラインホワイトボードを使って、打ち合わせを行い、素早く計画を立てました。
今回もキックオフセッションに続き、新型コロナウィルス感染症の影響を鑑みて、オンラインでの開催となりました。
藤崎町をナゾ解きイベントのフィールドに! #ふじクエ
畳指さん)
私たちは、この活動を通じて『未来の藤崎町のために、私も何か活動してみたいという仲間を増やしたい』と考えました。
また、この活動では町内や周辺エリアの方々とのコラボレーションを積極的にしていきたいと思っていますが、この新型コロナウイルス感染症によってオンライン化している状況も鑑みて、町外や県外の人にも楽しんでもらえるようなことをやっていきたいと考えました。
私たちが、楽しみながら活動しているシーンについて、「#ふじクエ」をつけて、SNSなどでPRをして、仲間を増やしていきたいですね!
開催は、藤崎町にあるイベントの時期に重ねることができると良いと考えています。今年は難しいかもしれないけど、秋口のお祭りなどの時期だと、町をたくさん楽しんでもらえると思いますね。
このプロジェクトの成否は、「また来年も関わりたいと思ってくれる仲間がいるか」どうか。つまり「ナゾ解きをつくりたい人をつくる」ことをやっていきたいです。
なので、このプロジェクトは、テーマを変えたり、コースを変えたり進化していきたいです。また、藤崎町に来ることができない人にも楽しんでもらいたいので、オンラインでのナゾ解きイベントへもチャレンジしようと思っています!
直近の活動としては、「みんなが、ナゾ解きを体験して、良い事例・悪い事例を集めること」を行い、それを基に「どのスポットをナゾにするか?」を考えて、具体的な事業の計画へ進めて行きます。
ちょっと大人のおいしさを藤崎から全国へ!
黒崎さん)
私たちは、「ちょっと大人のおいしいふじさきプロジェクト」というプロジェクト名で活動します!
藤崎町の農家のために、全国にファンを創出して、実際に藤崎町を訪れてみたくなるようコミュニケ―ションをしたいと考えています。
その結果、藤崎町の農家とお客様が直接つながって、収益が向上することに貢献出来たら嬉しいと思っています!
2020年度中には、藤崎町の特産物を使ったフレーバーシロップの試作品が完成するよう、実験を重ねていきたいと思っています。
試作、商品化、ファンの増加とプロジェクトのプロセスを考えると、少なくとも3年はかかってしまうかもしれません。でも、数年先を見据えながら、足元の活動を一歩ずつ積み重ねて行こうと思います!
プロジェクトの継続、撤退を判断するうえでは、熱意ある農家さんを活動に招き入れることができたかを尺度にして進めてみます。
モノだけをつくっても大手メーカーさんのシロップとの比較や、全国各地の特産品との比較もあるので、「ふじさきらしさ」や「私たちらしさ」を大切にしながらプロジェクトを進めて行きたいと思います。
りんご園にアウトドア体験ができる秘密基地を!
吉田さん)
私たちは「りんご畑にヒミツ基地を!」というコンセプトで活動を進めます。
非日常の空間を味わっていただき、心が豊かになるような時間を過ごしてもらいたいです。
また、藤崎町には宿泊施設が少ないので、このプロジェクトで藤崎町に宿泊する人が増えるといいなと!
だから、2020年は、キャンプスペースをOPENさせるところまでやりきりたいですね。
りんごの収穫時期は9~11月になるので、最初のユーザーには、ぜひこの時期に来てもらえるように活動を展開していきたい。今年の秋は、モニターの参加者を募り試してみようと思う。冬はさすがに、厳しいので……。笑
りんご畑が楽しいテーマパークのような空間になるよう、雰囲気作りや、仕掛けを作っていきたいと思います!
プロジェクトのブラッシュアップに向けて
各プロジェクトの憲章の発表と質疑応答の終了後は、フューチャーセッションズの最上さんから、活動内容のブラッシュアップや、活動をまとめるフォーマットについての説明がありました。
最上さん)
プロジェクト憲章が終わったところで、次は、約1.5ヶ月をかけて、全17ページに渡る事業企画をつくりましょう!(ボリュームがあって、すいません)
まずは、活動のタイトルとビジョナリーワードです。
みなさんの活動が「何を成し遂げたいのか」を端的に表現できると、人に話しやすくなり、印象に残りやすくなるので、仲間が増えやすくなります。ぜひ、チームで色々とビジョナリーワードを検討してみてください。
次は、「事業の目的(=機会・課題)」を設定します。
基本的なビジネスストーリーは、ユーザーが抱えている「不」を解消するためにお金を払うというものです。
ですので、「ユーザーが抱える不は何だろうか?」「なんで、その不が生まれてしまうのだろうか?」その上で、「ユーザーは不を解消して、どんな状態になりたいのだろうか?」を整理しましょう。
そして、この整理は「空想や仮説でつくるのではなく」、実際にユーザー候補になりそうな人と話をしたり、不が起きている現場を見て設定して行きましょう。
その次は、「手段(=解決策)」ですね。
「不」を解消するには、いくつもの解決策があるので、それらを視野に入れながら、その選択肢の中で「私たちの解決策は、何がどのように優れているのか?」を整理しましょう。
これらの整理ができたら、ユーザーの課題が解消されるステップを「4コマ漫画」などにしてみると良いです。ユーザーが皆さんの商品を購入すると、使用前と使用後で、何がどう変わるのか、具体的にすることで、「どんなコトを買っているのか?」といったことに気付けると思います。
また、市場規模や競争優位性など、様々な項目がありますが、それらの部分については、私たち共創アドバイザーも入りながらサポートしますので、一緒にやっていきましょう!
次回は活動計画のブラッシュアップを実施!
2020年度2回目の活動は、非常にマジメな内容でしたが、各チームとも最後の時間まで真剣にディスカッションをする様子が目立ち、活動への意欲の高さがとても伝わってきました。
各チームともに、レベルの高いプロジェクト憲章が策定されていたことも印象的でした!
次回は7月に、活動計画のブラッシュアップミーティングを開催します。
追求すればどこまでも深堀りができるフォーマットなため、バッチリ仕上げるのは骨が折れるかもしれませんが、皆さんから目が覚めるようなプレゼンを聞かせていただけるだろう! という期待がとても湧いてくるセッションでした。
次回も楽しみです。
記:相内 洋輔
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