ふじさき地域デザインLABOのメンバーたちが、これまでの活動を振り返り、今後の構想を共有!
早いもので、2019年の11月から始めた「未来志向の地域デザインプロジェクト2019」もあっという間に最終回!
この振返りセッションでは、「ファシリテーター講座」や「プロジェクト構想の立て方」を振り返って、学びを言語化すると共に、参加者15名の一人ひとりが、2020年度以降に実施したいプロジェクトをプレゼンテーションにて共有をしました!
※2020年3月12日時点で、新型コロナウイルスについて青森県では発症者が出ていないこともあり、本セッションは、参加者の事前の体調確認、会場の換気徹底、全員マスク着用、休憩ごとのアルコール消毒を行うことで、実施をしました。
学びの振り返り
振返りセッションのまず始めは、これまでの学び・実践から学んだことを、テーブル毎に振返りました。
付せんには、「ファシリテーターとしての振る舞い」や「フューチャーセッションの設計手順」、「問いの立て方」などのスキルだけでなく、「未来を共創する対話を行うための心構え」や、「人の話をよく聴く姿勢などのあり方」が満遍なく貼られ、それぞれにとって有意義な気づき・発見があった様子が伺えました!
次に対話をして頂いた「学びを活かしたい具体的なシーン」では、所属している会社やプロジェクト、仲間と一緒に作っているコミュニティなどが挙げられ、身近な場所で使ってみたい!と思ってくださっていることが誇らしかったです。
学んだことは、使わないとスグに忘れてしまいますね。
また、「知っている」という段階から、自信を持って「できる」と言い切れる段階へステップアップするためには、実践を行うことは欠かせません!
ぜひ気持ちが熱いうちに腕試しの機会を創って、全6回の活動から学んだことを血肉にしてください!
2020年度以降に実施したい活動の共有!
未来志向の地域デザインプロジェクトは、2019年だけでは終わりません!
2020年度は実践のフェーズへと移行し、藤崎町の活性化につながる活動を実走していきます。
そのためこの時間では、参加者それぞれが今後どのような活動を展開していきたいと考えているか、一人5分で発表していただきました。
運営側としては、皆きっと2~3分で発表し終わるだろうと想像していたのですが、ほとんどの発表が熱意を抑えきれず、持ち時間の5分をオーバーする結果に!
嬉しい誤算でした。笑
どんなアイディアが発表されたか、簡単にご紹介させていただきます!
#01 辛いと思われがちな就活を楽しく乗り越えられるよう「就活ワクワクデザインLABO」を立ち上げ、対話の場を大学で提供するプロジェクト!
#02 孤独に暮らしている方や、移動に不自由な家庭を支える「なのため わのためカンパニー」をつくり、町内に新たなつながりを創出するプロジェクト!
#03 なんにもない藤崎町というイメージを、「夕日がキレイな町」というイメージへ転換するための、夕暮れ交流パーティーを開催するプロジェクト!
#04 みんなの夢を応援し合い、「共有」から「共豊」を生み出す!
#05 美少女を起点に藤崎町の美しい風景や、藤崎町に生きる人々をSNSでPRし、藤崎町ファンを生み出すプロジェクト!
#06 自身がつくった野菜とコーヒーを味わい、趣味から多世代間交流が生まれる憩いのスペースを創出するプロジェクト!
#07 農地や農作物を活用して、ツリーハウスでの遊びやキャンプ体験などのアウトドア体験を提供するプロジェクト!
#08 豊かな農家を生み出すために、ふじさき農家と食卓がつながる流通と、ふじさきのフレーバーシロップを開発するプロジェクト!
#09 藤崎町って何もないというイメージを、農業と観光のハブとなることで変えるプロジェクト!
#10 地域のものを外で食べられる、ケータリング&キッチンカープロジェクト!
#11 世代間でつながらない良い店をつなぎたい!居酒屋巡りツアープロジェクト!
#12 学生と大学職員が距離を縮めて、気軽な相談所となるためのコミュニティつくりプロジェクト!
#13 観光客の増加と、消費の拡大に向けて、藤崎町をフィールドにした謎解きイベントプロジェクト!
#14 空き家や空き地など遊休地を活用した、花火やお祭りなどの観光コンテンツつくりプロジェクト!
#15 藤崎町の在来種を使ったヴィーガンレストランプロジェクト!
という15個のアイデアが語られました。皆さんありがとうございました!
2020年度の活動へ向けた意思表示の確認
2019年度は、ファシリテーション講座や共創プロジェクトを立ち上げられる状態を整えるための活動を中心としてきました。しかし、2020年度は、実際にその学びを活かした実践の場となります。
そこで、参加者の皆さんに、責任をもって2020年度のふじさき地域デザインLABOとして活動をするプロジェクトオーナーと、そのプロジェクトオーナーを本気で支えるイノベーションファシリテーターとなるか?について、意思表示の確認を行いました。
参加者の皆さんに伺った結果、3名の方がテーマオーナーとして手を挙げ、以下の3つのプロジェクトが立ち上がることになりました。
- 藤崎町の農作物を使ったフレーバーシロップの開発
- 藤崎町をフィールドにした謎解きイベント開催
- 農地を活用したアウトドア体験の提供
また、イノベーションファシリテーターとして、10名の方が2020年度も活動を継続したいという声が挙がりました!
参加者それぞれが興味あるアイディアと出会えたのか、皆さんとても満足気な表情を浮かべていたのが心に残りました。
プロジェクトを進めるうえで大切なことは幾つかありますが、中でも「自分たちが楽しいかどうか」は非常に重要です。
もし、気に入ったアイディアに出会えたのだとしたら、ぜひこの日の興奮を忘れず、プロジェクトを未来に進めて行ってください!
2019年度の活動、お疲れ様でした!
2020年度もよろしくお願いいたします!
記:相内洋輔
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