松ノ木未来座談会〜松ノ木地区のムラしるべ〜
セッションの目的
熊本県南阿蘇村松ノ木地区の未来について、地区住民の方々で対話し、今後自分たちで何が出来るかを考え、行動に移していくためのセッションを行う。
インフォメーション
- 開催日時
-
2015/11/01 (日)
13:00 ~ 17:00 - 応募締切日時
- 2015/11/01 (日) 17:00
- 会場名
- 中松公民館
- 住所
- 熊本県阿蘇郡南阿蘇村1425
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- 定員
- 20 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
前畑恵梨子
対象者
地区住民20人程度
問いを共有する
13:00 - 13:30
自己紹介+「最近あった嬉しかったこと」を話してもらいアイスブレイクを行った。
今日のテーマ及び話し合いのルールについて説明
前回までの振り返り:前回までに松ノ木地区の宝ものを出し合っているので、その内容について振り返った。
現状を把握する
13:30 - 14:15
テーマ「宝ものはあるものの、今、ぶっちゃけどうよ」
これまで地区の宝もの探しを行ってきたが、宝ものはあるが、現状はどうなのかを押さえる。
ワールドカフェの説明を行い、Round1→ Round2→ Round3まで行った。
ドット投票(Dot Voting)
14:15 - 14:30
休憩時間と併せ、グループの中でワールドカフェで出した現状の中で、自分が気になるものに3つ付箋をはる。
未来シナリオを描く
14:30 - 15:15
現状がこのまま進むとどのような未来が待っていると思うか、「未来絵日記」にして書いてみる。その後、グループ毎に発表。
各グループとも主人公を設定し、その主人公のある日常の一風景を日記にしていたが、その主人公の気持ちを尋ねてみると誰もが「こんなはずじゃなかった」と答えた。
松ノ木地区の没落のシナリオとも言える絵日記。参加者は発表を聴きながら当初笑っていたものの、次第に「このままじゃいけない」という真剣な眼差しに変わって行った。
15:25 - 15:55
地区にとって影響が大きいこと、不確定な2軸を考えて複数の未来(4象限)を描き出す。
まず、個人で軸を一つ考え、それをグループで出し合い、出た軸を組合せて、4象限を作ってみる。いくつか出た組合せの中からこれが一番影響が大きく、不確定なものと思えるものを一つ選ぶ。
各ブループが出した軸を全員で見て、組合せについて考え、会場全体で一つの組合せを決定する。
最終的には、まちづくりの主体(若手―高齢者)、基幹産業(観光―農業)を選択し、4象限についてのイメージを共有した。
15:55 - 16:05
4象限の中から一つの象限を選び、自分がその中で「こんなことができないか!」と考えたものをA4用紙に書き、取組みをが似ているもの、この人と組むと面白そうと思う人とグループを作る。
最終的に、5つのグループが出来た。
未来からバックキャストする
16:05 - 16:35
マグネットテーブルで一緒になったメンバーで、「未来新聞」を作る。⚪⚪年後、地区でこんなことが行われ、このようになりましたという未来を描いてみる。
地区の人口増加対策、地域で採れる農産物の収穫祭を活用するもの、社内の福利厚生として農産物を提供する仕組みなどが提案された。
サークル(Circle)
5つの未来新聞について発表。
16:50 - 17:00
最後に今日参加しての感想と今後継続してこのテーマについて関わりたいと思うかなどを話してもらい終了。
基本的には今後も関わりたいという話だったが、今後次にどう繋げていくかは決定していない。
※2日後、次回以降も継続して取組むことをメンバー間で決定したとのことで、次の取組みについて相談を受けた。
添付ファイル
人口増.pdf
未来新聞「松ノ木地区人口増加」
地区でフューチャーセッションを続けることで、取組みが継続され、人口が増加したというもの。
(2015/11/27 15:03にアップロードされました)
ヤマト収穫祭.pdf
未来新聞「第3回収穫祭」
企業と連携し、企業の共済事業として農作物を提供することで、企業が農業を支えるというもの。
(2015/11/27 15:02にアップロードされました)
収穫祭.pdf
未来新聞「収穫祭」地区の基幹産業である農業で地域外からの人の流れを作り、活性化につなげるというもの。
(2015/11/27 15:02にアップロードされました)
旅人殺到.pdf
未来新聞「松ノ木地区に旅人殺到」
地区にあったと言われる城跡を生かし、地域の高齢者が案内役となり、地区外から人を呼び込むというもの。
(2015/11/27 15:02にアップロードされました)