”触れる地球”を前にMIRAIを語る
セッションの目的
地球目線で未来を想像してみませんか?
今回の未来Lifeセッション※のテーマは、
「"触れる地球"を前にMIRAIを語る」
です。
”触れる地球”とは、地球目線でものを見て考えるためのインタラクティブなデジタル地球儀のこと。
http://www.tangible-earth.com/
この”触れる地球”を前に、地球目線で未来を想像しながら人生100年時代のライフスタイルを考えてみませんか?また、子供たちに残したい地球の姿に思いを馳せて、今大人である私たちができることを考えてみたいと思います。
人生100年時代のライフスタイルそのものに関心を持つ皆さま、子供たちへのこれからの教育や環境に関心を持つ皆さま、新しい視点やアイデアの種を見つけたい皆さま、ご参加お待ちしております。
対象:社会人もしくは大学生
※【未来Lifeセッションへようこそ】
20年後、私たちの暮らしがどのようになっていると嬉しいのでしょう?自分自身や、大切に思う誰かの暮らしを想像しながら、それを取り巻く世界を様々な視点で共有し、ありたい姿を考えるのが未来Lifeセッションです。
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超高齢社会へのライフシフト、異常気象や想定外の自然災害発生などの事象から、今地球でおきていることを「知る」、複雑で大きな問題を「見る」、そして私たち大人が「行動を変える」ことが求められているのかもしれません。そこで今回、地球目線でものを見て考えるためのインタラクティブなデジタル地球儀”触れる地球”を使って、実際に触っていただきながら、これまでにない新しい未来像を見つけていただければと思います。また、気の合う仲間や、新たな未来Lifeを見つける機会としてもご活用ください。
参加希望者多数の場合は抽選とさせていただきます。そのため、参加確定した方に改めてメッセージをさせていただきますことご了解ください。
インフォメーション
- 開催日時
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2018/11/28 (水)
18:00 ~ 20:30 - 応募締切日時
- 2018/11/27 (火) 13:00
- 会場名
- NECソリューションイノベータ本社ビル1Fお客様サロン
- 住所
- 東京都江東区新木場一丁目18-7
- > google mapで表示
- 定員
- 30 人
- 参加費
- 無料
- 備考
参加ご希望の方は、事前アンケートのご記入をお願いしております。入館手続きに必要な情報となりますので、ご理解のほど何卒よろしくお願いします。
尚、参加希望多数の場合は抽選とさせていただきます。
[個人情報に関する取り扱い]
ご提供いただいた個人情報は、当社の個人情報保護方針に基づき、適切な管理に努めております。
- 主催者
NECソリューションイノベータ株式会社
経営企画部 CSR推進室
対象者
社会人もしくは大学生
・人生100年時代のライフスタイルそのものに関心を持つ皆さま
・子供たちへのこれからの教育や環境に関心を持つ皆さま
・新しい視点やアイデアの種を見つけたい皆さま
詳細説明
「"触れる地球"を前にMIRAIを語る」
<開催概要>
開催日時 : 11月28日(水)18:00-20:30
開催場所 : NECソリューションイノベータ本社ビル1F お客様サロン
アジェンダ:
18:00-18:20 イントロダクション
18:20-19:10 インスピレーショントーク
19:10-20:10 アイデア発想ワークショップ
20:10-20:30 気づきの共有
募集人数:30名
<インスピレーショントーク>
■「変化の速い世の中でイノベーションを起こす」
三輪 真さん
=NECソリューションイノベータ㈱ エグゼクティブエキスパート=
パナソニックで事業開発、リコーで新規事業開発、中華系ロボットベンチャーのクラウドマインズジャパン立ち上げなど、多彩なご経験をお持ちの三輪さんより世の中の変化に応じて、その時その時の社会課題を解決すること、潮目を読むことで新規事業開発をしてきた経験などをお話いただきます。
■「触れる地球のご紹介」
坂野 泰生様
=Sphere株式会社 リーダー=
「触れる地球」を操作しさまざまなコンテンツをご紹介いただくともに、地球の状態を可視化することで得られる気づきをお話いただきます。
■セッションの目的
20年後、わたしたちの暮らしはどのようになっていると嬉しいのでしょうか? 自分自身や、大切に思う誰かの暮らしを想像しながら、それを取り巻く世界をさまざまな視点で共有し、ありたい姿を考えるのが未来Lifeセッションです。
今月の未来Lifeセッションのテーマは、「”触(さわ)れる地球”を前にMIRAIを語る」。”触れる地球”とは、地球目線でものを見て考えるためのインタラクティブなデジタル地球儀のことです。
インスピレーショントークのゲストは、パナソニックで事業開発、リコーで新規事業開発、中国系ロボットベンチャーのクラウドマインズジャパン立ち上げなど、多彩な経験をお持ちの三輪真さん(現NECソリューションイノベータ株式会社)。世の中の変化に応じて、その時々の社会課題を解決すること、潮目を読むことで新規事業を開発してきたご経験についてお話しいただきます。
もう一人のゲストは、「触れる地球」の企画開発などを行っているSphere株式会社の坂野泰生さん。“触れる地球”を操作しながら、搭載されているさまざまなコンテンツを紹介いただくともに、地球の状態を可視化することで得られる気づきについてお話しいただきます。
インスピレーショントークに刺激を受け、さらに「触れる地球」を実際に体験した参加者が、創造力と想像力を刺激するアイデアワークを通して、どのような未来Lifeへのヒントを得たのでしょう? 当日の様子をレポートします。
■ありたい未来を共に創り出すためのオープンな場
2018年11月28日、NECソリューションイノベータ株式会社主催の対話&ワークショップイベント、未来Lifeセッション「”触れる地球”を前にMIRAIを語る」が開催されました。開催場所は、東京都江東区の新木場にあるNECソリューションイノベータ本社ビルのお客様サロン。
NECソリューションイノベータは、NECグループが展開する社会ソリューション事業をICTで担う中核ソフトウェア企業として、さまざまな社会課題の解決を目指しています。近年特に力を入れているのが、幅広いステークホルダーとの“共創活動“です。本日の未来Lifeセッションは、そうした取り組みのひとつ。
会場に設置された「触れる地球」
会場に設置された「スフィア」
会場には、竹村眞一氏(京都造形芸術大学教授)が開発した「触れる地球」と「SPHERE(スフィア)」(以下、スフィア)という2つの地球儀が設置されたほか、今の私たちの取り組み次第で枝分かれする2つの未来を示した「未来シナリオポスター」も複数掲示されました。
会場に掲示された「未来シナリオポスター」
そうした中で、社会課題や時代の変化を読むことで新規事業を開発してきた三輪さんによるインスピレーショントークや、「触れる地球」の開発などを行っている坂野さんによる「触れる地球」の解説が行われ、参加者は地球目線で未来を想像するための刺激を得たようです。
■参加ルールと、本日のゴール
未来Lifeセッションの概要を説明する御厨さん
はじめに、NECソリューションイノベータ経営企画部CSV推進室室長の御厨友美(みくりや・ともみ)さんから、同社のCSRレポートと、未来Lifeセッションの活動趣旨や目的について紹介がありました。
続いて、本日のガイド役である同社の角野幸子(かどの・さちこ)さんから、セッションのテーマ、参加ルール、目指すべきゴールについて説明がありました。
参加者に5つのルールを説明する角野さん
「本日のテーマは『”触れる地球”を前にMIRAIを語る』です。先にどんな未来であればいいのか、ワクワクする未来を考え、それに対して今わたしたちができることを考えていければと思います。未来志向で創造的な時間を楽しんでいきましょう」
まず角野さんから次の5つの参加ルールが示されました。
<5つのルール>
1、未来人 (誰も間違っていない! 未来は可能性に満ちている)
2、主語は自分 (私はどう思う? どうしたい?)
3、協働・共創 (参加者全員で創りだす)
4、守秘義務 (秘密リクエストは伝える、守る)
5、楽しむ (つながりや新しい価値は新しい場から生まれる)
続いて、本日のゴールについての説明に。角野さんは、次の3つの目的を示しました。
A 子どもたちに残したい地球の姿
B 今、大人である私たちができること
C ワクワクする未来を創るアイデア
「この3つのうち、どれが自分の目的かご確認ください。そのうえでセッションに参加いただければと思います。そして、セッションの最後には、ぜひ皆さま一人ひとりが、参加目的に応じた今後の取り組みのヒントを得てもらえればと考えています」
未来Lifeセッションの目的を確認したら、次はいよいよゲストによるインスピレーショントークがスタートします。
■10年単位で変化する社会、課題を解決することで新事業を生む
インスピレーショントークを行う三輪さん
最初の登壇者は、NECソリューションイノベータ イノベーション戦略本部の三輪真さん。三輪さんは冒頭でさまざまな人の未来の捉え方を紹介していきます。
未来学者で発明家のレイ・カーツワイル氏が著書『シンギュラリティは近い』で述べている、世の中の進歩や変化はリニア(Linear=直線的)なものではなく、エクスポネンシャル(Exponential=指数関数的)に起こっているという説を挙げます。つまり、世の中の変化のスピードは加速度的にどんどん早くなっているというのです。
さらに、自身が30年近く勤めたパナソニックの創業者・松下幸之助さんが掲げたビジョン「250年計画」や、ソフトバンク・孫正義さんの未来の捉え方を挙げた上で、「大事なのは、物事を考えるときの“時間軸”をどう捉えるかです」と述べます。
「先見の明がある人として大きな長い時間軸で考えられる人もいればそうじゃない人もいます。ただ、わたしの実感としては、10年単位で振り返り、未来の予測につなげていくのが良いんじゃないかなと感じています」。そう自身の説を披露した上で、三輪さんは1980年代から10年単位で時代を振り返り始めました。
電子産業の規模が急拡大した1980年代は「エレクトロニクスの時代」、インターネットが登場した1990年代は「ネットワークの時代」。アメリカで同時多発テロが発生した2000年代は「セキュリティの時代」、日本で東日本大震災が起きた2010年代は「環境エネルギーの時代」と、各時代の社会情勢やそれに伴う社会課題を分析。さらに、そのときどきに三輪さんが開発に携わった製品やシステムなどを解説していきます。
「10年ごとに違う社会課題が顕在化して、その対策をすることで、各時代の事業が成り立ってきたんじゃないかなというのが、わたしの自身の経験を踏まえた仮説です」
「では2020年代は何が課題でしょうか?」と、三輪さんは未来へと視線を向けます。「わたしが述べた、エレクトロニクスが来て、ネットワークが来て…という粒度で考えるとすると、次は水と食料がものすごく大事になってくると思います」。さらに、エネルギー、人口減少、医療、ヘルスケア、高齢化など、これから大きな社会課題になるテーマを掲げ、自身が島根県益田市で取り組んでいる“地方のスマートシティ化”を紹介します。
「島根県益田市は人口が約4万6千人。高齢化、過疎化が進み、毎年4百人ぐらいがいなくなっている。ここを巧くスマートシティ化して活性化させようという取り組みを進めています。益田市のような状況って、2030年ぐらいになると、日本全国がそうなっていくんですよね。そう考えると、実は日本の地方って、日本全体の未来の姿だと思うのです。そういうところで新たに産業を興したり、街のマネジメントをしたりすることはすごく重要です。そんな風なことをわたしはずっと考えています」(三輪さん)
三輪さんが講演を締めくくると、会場からは盛大な拍手が沸きおこりました。10年単位で社会情勢や課題が変わり、それに対応することでさまざまな新事業が生まれるという三輪さんの仮説は、聴講した皆さんの大きな刺激となったようです。
■「触れる地球」を体感しよう
「触れる地球」について解説する坂野さん
続いてSphere(株)の坂野泰生さんが登壇し、地球目線でものを見て考えるためのデジタル地球儀「触れる地球」の解説と、地球に関するデータを可視化するコンテンツのデモを行います。
最初に坂野さんは「触れる地球」に現在の地球の雲の様子や昼夜を再現し、「これは宇宙から見た今の地球の姿をそのまま再現したものです。つまり皆さんは今、宇宙から地球を俯瞰して眺めている状態です」と述べます。
続いてデータの可視化についての説明を開始します。まず坂野さんは、マグロ(鮪)の回遊の様子を再現。それに海水温度のデータを重ね合わせることで、マグロがどういった海水温を好むのか、どの辺りを回遊しているかがわかると説明します。
次にCO2(二酸化炭素)排出の様子を可視化します。すると、中国からCO2をたくさん出ているだけでなく、人口が密集している日本の東京や大阪などからもたくさん出ていることがわかります。また、地球を回すとヨーロッパやロシア、アメリカからも多くのC02が排出され、それが北極を中心にぐるぐる回っていることや、人口の少ない南半球ではほとんどCO2が排出されていないことがわかりました。
「このCO2のように、世界中で研究され計測されている情報はたくさんあるのですが、それが一般の人には巧く伝わっていないのが現状です。それを『触れる地球』によって可視化し、よりインパクトのある形でお見せすることが、われわれの仕事のひとつです」
さらに坂野さんは、地球の温暖化の様子をシミュレーションで可視化します。1950年から開始し、将来の地球が今よりもどれくらい気温が上がるのかを赤色で表すと、2100年には地球全体が真っ赤な状態に。とくに氷が溶け温度が急上昇するヒマラヤ山脈や北極は、赤色を通り越して、より気温が高いことを示す真っ白な状態になりました。
地球温暖化をシミュレーションした結果の様子
温暖化が起こるとどのような問題が起こるのでしょうか。「もちろん気温が暑くなる問題がありますが、海面上昇も起こります。これにより問題になるのが水不足と食料不足です」と坂野さんは説明。さらに河川を地球儀上に映しだし、「ヒマラヤを水源とする河川は、ヒマラヤの氷が溶けると水源がなくなり、水不足につながりやすくなる」ことに言及します。さらに都市の増加を「触れる地球」上に映しだし、食糧不足のリスクについても説明しました。
最後に坂野さんは、パリ協定など温暖化を抑える協定を各国が結び、世界が一丸となって対策をした場合、どこまで気温上昇を抑えられるかをシミュレーションで見せてくれました。すると、先ほどのケースと比べて、地球の色は、気温上昇が抑えられていることを示す薄い赤色にとどまっています。
「残念ながら2100年までに地球の気温を下げることは不可能だというのが現在の主流の意見ですが、その中でも温度の上昇を抑えることは可能だということがわかると思います。こういった未来を作りだしていけるかどうかは、わたしたちの行動次第です。こうした可能性を踏まえた上で、これから皆さんがどのように行動するのかを考えていただければと思います」(坂野さん)
■ペアになって話し合い
ここからは、いよいよアイデアワークに入ります。まずガイドの角野さんは最初に提示した3つの目的をあらためて示します。
A 子どもたちに残したい地球の姿
B 今、大人である私たちができること
C ワクワクする未来を創るアイデア
参加者はどれが自分の目的かをしっかりと意識した上で、二人一組になり、角野さんから投げかけられるテーマに沿って話し合います。
最初に角野さんから投げかけられたのは「“触れる地球”と聞いて何を思い浮かべましたか?」という質問。続いての質問は「“MIRAI”と聞いて何を思い浮かべましたか?」です。
「いかがだったでしょうか。皆さん、いろいろなことを思い浮かべたのではないでしょうか。ローマ字の『MIRAI』という表記について何か感じたかもしれませんし、具体的な未来について何か思い浮かべた人もいるかもしれませんね。実は、ここまでは練習です。続いて本当に話し合ってほしい問いを投げかけますので、別の方とペアになってください」(角野さん)
角野さんから投げかけられたのは、「20年後、あなたの周りが今と違っていることは何ですか?」という問いです。
「たとえば、20年後だったら結婚して、子どもが2人ぐらいいそうだというのも今と変わったことになりますね。あるいは20年後は水不足で大変なことになっている、そういう話かもしれません。皆さんの周りがどう変わっているかをイメージして話をしてもらえればと思います」
二人一組になって話し合う参加者たち
■チームを作り会場内の展示物を体験
ここで角野さんは、会場に掲示された「未来シナリオポスター」についてあらためて説明しました。
「このポスターには、Aの未来と、Bの未来という2つの未来について書かれています。Aがこのままだとこういう未来だねという現実が書かれています。そしてBには、今わたしたちの行動を変えるとこういう風になるというアイデアが書かれています。20年後の未来について考えるためにも、ぜひこの後じっくりと眺めてもらえればと思います」
次に参加者は、配られたシートに「こんなテーマで話し合いたいな」と感じているキーワードを書き、参加者同士で見せ合いながらチームを作ります。
記入したキーワードを見せ合ってチームを作る参加者
チームを作ったら話し合いたいテーマを共有します
ここから、会場に展示された「触れる地球」「スフィア」という2つのデジタル地球儀、さらに「未来シナリオポスター」を活用したアイデアワークとなります。
「ちょうど3チームできましたので、A,B,Cチームに分けましょう。ひとつのチームが『触れる地球』を体験しながら話し合ってもらいます。もうひとつのチームは『未来シナリオポスター』を眺めながら話し合ってもらう、そしてもうひとつのチームは、小型のデジタル地球儀『スフィア』を体験してもらいながら話し合ってもらいます。時間が来たらシャッフルし、別のチームに移動します。そこでまた話し合ってもらうといった流れで進めたいと思います」(角野さん)
全体テーマは「あなたにとってワクワクする未来とは?」。参加者は、この問いを意識しながら、各チーム、デジタル地球儀を触ったり、ポスターを見たり。自由に話し合いながらアイデアを膨らませ、頭にひらめいたキーワードをポストイットに記入していきました。
自由に話し合う参加者たち1
自由に話し合う参加者たち2
自由に話し合う参加者たち3
■話し合った内容を共有しよう
アイデアワークの最後には、各チームでどんな話し合いがされたのか発表しました。
「『スフィア』や『触れる地球』を見ているときには、皆が“神の視点”になって見るのを楽しんでいました。その中で『地形から考える』という発想が飛びだしました。たとえば東京の半蔵門の話になって、江戸城の門はどのように作られたかを地形から考える。この話が非常におもしろかったです。あとは『自由』についての話し合いもありました。SNSなどで“つながる自由”と、“つながらない自由”。あまりつながり過ぎると、孤独になれないとか、自分の時間がなくなるとか、そういった自由に関する話し合いで盛り上がりました」(Aチーム)
Aチームが発表する様子
「わたしたちは、宇宙で食べ物が作れないか、という話をしました。今食糧問題や土地問題が出てきていますが、これが太陽系の天体、火星や金星で、畑を耕すことでできれば一気に解決するんじゃないかと。具体的な話として『オデッセイ』という火星に置き去りにされた宇宙飛行士の映画があるのですが、その中で、火星でジャガイモを育てるシーンがありました。ジャガイモが育てられるなら、サツマイモも育てられるのではと。また産地に『月産』と記載されたり、『金星』から輸出される農作物ができたりするなど、ロマンのある話も飛び出しました」(Bチーム)
Bチームが発表する様子
「地方と都市の話や、それにからめた移動手段、モビリティの話、動物の話、食糧の話、これからのエネルギー問題など、さまざまなことを話し合いました。まとまった話にはなりませんでしたが、皆が会場の展示物や今回聞いたトークの内容を踏まえ、自由に発言する場になっていました」(Cチーム)
Cチームが発表する様子
「今回は、刺激を得てもらおう、ということに注力したセッションにしました。今皆さんの頭にはたくさんの情報が入っている状態だと思います。ご自宅に帰ってから、じっくりと思い出して、そこからまた、『こんな未来が来るとワクワクするんじゃないか』ということを、ぜひ発想してもらえればと思います。本日はどうもありがとうございました」(角野さん)
(取材:庄司健一)
参加者がアイデアワーク中に書き留めたキーワード