ナゴヤをつなげる30人 Day.5 レポーティングセッション&最終報告会レポート
Mission
大規模災害などを契機として、地域の助け合い・支え合いといった関係の重要性が再認識 され、日頃からの住民同士の関係づくり、また、そのきっかけとなる地域活動に注目が集まっています。
より住みやすく愛着の持てる地域、魅力ある地域をつくるためには、住民や様々な地域団体の方々などが、地域に関心を持ち、協力し合いながら身近な課題に取り組んでいく地域の力が非常に大切です。
その一方で少子高齢化の進行や単身世帯の増加、住民同士のつながりが希薄化し、これま で行ってきた活動の継続が困難になるなどの課題も指摘されています。
「ナゴヤをつなげる30人」では、地域活動の将来の地域の担い手となる20代、30代の若者を中心に、フュ ーチャーセッションの手法等を用い、企業・NPO・行政など背景の異なる多様な 人々が半年間のワークショップを通じて、ナゴヤの地域課題の解決策を始めとし たアイデアを創出していきます。
Closed
インフォメーション
- 開催日時
-
2020-02-07 (Fri)
10:00 ~ 19:00 - 応募締切日時
- 2020-02-07 (Fri) 19:00
- 会場名
- 名城大学 社会連携ゾーン shake
- 住所
- 名古屋市東区矢田南 4-102-9
- > google mapで表示
- 定員
- 100 人
- 参加費
- 無料
ナゴヤをつなげる30人(2/7)レポーティングセッション&最終報告会レポート
2019年9月にスタートした「ナゴヤをつなげる30人」1期。 2/7、最後のDay5セッションと、最終報告会を行いました。
Day5 - 内容:
・最終報告会で発表するプレゼン内容の、更なるブラッシュアップ
・パネルトークと対話「つなげる30人のその先〜活動継続のためのヒント」
渋谷をつなげる30人「落書き消しプロジェクト」チームほか
ブラッシュアップ
最終報告会に向けて、プロジェクト内容をまとめてきた各チーム。 30人内で各プロジェクトを共有・フィードバックしあい、プレゼン内容を更に磨き込んでいきます。
お互いの真剣な表情、更なる発見、こぼれる笑み、漲ってくる充実感、本番が近づいてることでのド キドキ感。たくさんの想いを味わいながら、プロジェクトを伝える「メッセージ」を仕上げていきま す。
パネルトークと対話 1
発表内容を仕上げたら、最終報告会を終えた後の自分たちに目を向けた学びを。
渋谷をつなげる30人-3期 から生まれた「落書き消しプロジェクト」チームの3人が、トークゲスト として駆けつけてくれました。
なぜ、継続と拡大ができているのか? 本当のところ、想定した通りに進んでいるのか? お金はど うしているのか? 今後の課題は?
実際にプロジェクトを進めてきた中での経験談を聴きました。
パネルトークと対話 2
パネルトーク 2は、組織・地域の視点から。
自組織の上司や、オープンセッションに参加くださった方、これから新しくステークホルダーとな る方々も見据えて、「ナゴヤをつなげる30人」はどんな意味を持ち始めているのか? 経営者視点・ 地域視点から語られる言葉に勇気づけられる時間でした。
最終報告会
合計100名ほどの参加の中、最終報告会を開始。
冒頭に、Slow Innovation 加生氏より、最終報告会の主旨をお伝えしました。
「今日、この場で大事なのは、ナゴヤのために、多様なセクターの30人が個人と組織の力とリソース を合わせながら、潜在的なニーズや課題に対して「自分ごと」「組織ごと」として取り組んでいるこ とにあります。ぜひ、今日のメンバーの決意や熱量を感じていただき、応援・協力・アイデアなどを お寄せください!」
会場に駆けつけてくださった参加メンバーの上司、各プロジェクトのステークホルダーの皆さんから の質問・温かい言葉もいただきながら、生まれた4つのプロジェクトを宣言していきます。
◉大人の学び場
事業内容:MOYAICO - 私のモヤモヤ(違和感)を共有できる場所作り
ビジョン:自分を中心に起きている課題を、ゆるく分けあえる。課題を通じて仲間と集える。
地域課題:地域のひとりひとりが持つ課題が可視化・表面化されていない
◉お堀de防災キャンプ
事業内容:1お堀de清掃活動 2お堀deピクニック 3お堀de防災キャンプ
ビジョン:名古屋市の都心部にある外堀を、防災イベントに活用する
地域課題:1生活環境の改善 2地域資源の活性化 3防災意識の向上
◉社内報x地域PR
事業内容:1チームメンバーの新社内報を発行 2ナゴヤ30メンバー各社の社内報とコラボ
ビジョン:社内報をキッカケに、地域の中に新たなメディアをつくる
地域課題:企業と地域が繋がっていない
◉未来の教育
事業内容:1体験学習コンテンツ開発 2体験学習コンテンツ拡大 3ビジネスモデル化
ビジョン:感動レベルの体験・経験を通じて、子どもの「自ら学ぶ力」「生きる力」を育む
地域課題:1薄れている地域の繋がり 2先生の負担の増大(多様なニーズへの対応)
最終報告会の最後には、名古屋市役所の中田 市民経済局局長から激励の言葉を、また報告会後の交流会には堀場副市長も駆けつけました。
2019年9月に始まって、早6ヶ月。プロジェクトの宣言だけでなく、「ナゴヤをつなげる30人」とい う新しいコミュニティ機能が名古屋に誕生したことのお披露目にもなっていた、2020年2月7日。こ の集合写真から、メンバーたちの感じている充実感・希望を感じていただけたら嬉しいです。
ナゴヤをつなげる30人は、始まったばかり。そして次年度へと続きます。引き続きご期待ください!