さくらい語らいフューチャーセッション第2回
セッションの目的
2020年未来の桜井駅南エリアはどうなっている?
●桜井駅南口の未来ビジョンを描く
みんなの想いの共通項を発見し、共有ビジョンにつなげよう
●プロトタイプ(原型)をつくり、具体的なイメージを共有する
インフォメーション
- 開催日時
-
2014/11/30 (日)
13:30 ~ 17:00 - 応募締切日時
- 2014/11/30 (日) 17:00
- 会場名
- エルト2階市民活動交流拠点会議室
- 住所
- 奈良県桜井市桜井1259
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- 定員
- 30 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
奈良県桜井市本町通り周辺まちづくり協議会
対象者
桜井駅南エリアで生活している方、利用している方、関心がある方。
詳細説明
奈良県桜井市本町通り周辺まちづくり協議会では、桜井駅南口エリアを含む周辺の未来像を行政に提言することを目的に、プレイベントを含む合計4回、市民参画型のフューチャーセッションを実施します。
第2回目の目的は 共有ビジョンのプロトタイプを創ることです。
進め方は次の通りです。
1.チェックイン
・これまでの振り返り 抽出されたキーワードを確認する
2.ストーリーテリング
桜井になくてはならないものをそれぞれのエピソードともに語ります。そこからこれらの中から桜井駅南口に不可欠な要素はなにか話しあい、絶対なくてはならないもの・機能・施設を5つ選び、A4用紙に1つずつ書き出します。
3.マグネットテーブル
さらに、ドット投票でさらに話しあいたいテーマに投票し、その後テーマごとにさらに深く話し合います。
4.プロトタイピング
話しあった内容をもとに、桜井駅前のビジョンを形にするために、それぞれがイメージするもの
をクレイ(粘土)をつかってプロトタイプとして表現します。
出てきたビジョンとクレイによるプロトタイプは次のようなモノです。
1.おもてなし文化体験 大和撫子をテーマに
・桜井は日本文化の原点/桜井発祥の本物を届けよう
・桜井ルネッサンス/大和撫子のブランド化
2.市内外の人へのサービス拠点
・女性・若モノ・子どもに魅力ある施設を
・駅直結の連絡道路/市役所の出先機関/カフェ機能のついた図書館
・観光地への出発地/歴史を発信する場
3.空き店舗を再利用した集客施設
・コンパクトなまちづくり/賑わいあるお店の復活
4.桜井の未来を作るための教育環境整備/子育て支援保育施設充実
■キーワードは 桜井ルネッサンス:伝統・歴史の伝承と賑わい
それぞれのテーマ毎にクレイによるユニークなプロトタイプができあがりました。粘土やレゴ・ヌイグルミなどを活用したプロトタイピングワークは、高齢者など馴染みのない人は最初少し戸惑いがあったようですが、始まるとみな熱心に造形にふけり、それぞれにしっかり意味づけをしていました。
プロトタイプから浮かび上がってきた姿は、自分達の生まれ育った街への愛着や誇り、絆の大切さ、伝統をつないでいきたいという強い想いです。これらのキーワードはこれまでのセッションでも毎回出てきていましたが、プロトタイプとして見える化することで、一挙に参加者のイメージが共有され一つの方向に動き出すような雰囲気が生まれました。
今回初めて参加したと女性が「これまであまり地元志向がなかったけれど、改めて自分の街について考えるよいきっかけになった。もっと貢献していきたい」と語ってくれたのが印象的でした。当事者としての意識と行動へのコミットが生まれた瞬間です。
添付ファイル
2014.11.30_桜井市商店街活性化_ビジョンづくり第2回FSレジュメ.ppt.pdf
(2014/12/27 18:22にアップロードされました)