このプロジェクトについて
「レジリエンスの未来」に向かって
これまで多くの努力によりさまざまな災害対策が生まれ、法制度の見直し、各種防災・減災施策も整備されてまいりました。しかし一方で、大きな災害による影響が長期間に渡って残るという課題も、個人の生活や社会活動において、いまなお存在しています。
近年発生する災害は、その強さ大きさを増すとともに、現代社会の複雑化に伴って、影響度や深刻度が拡大してきているのではないでしょうか。
巨大な自然災害リスクは避けられるものではありません。未来には、どのような災害や困難が待ち受けているのかもわかりません。
避けようのない大きなリスクを内包する中で、それでも私たちが日々の暮らしに安心と幸せを感じられる社会とはどのようなものであり、それに向かうために本当に必要なものは何なのでしょうか?
それを考えていくには『たとえダメージを受けたとしても柔軟にそれを受け止め、より良い方向にしなやかに立ち上がっていく』という「レジリエンス」の視点が必要であり、その先にこそ大きな可能性があるのではないでしょうか。
いまなお大きな爪痕と影響が残る東日本大震災をはじめ、多くの甚大な災害を受けてきた日本だからこそ発信できる、新しい社会としての「レジリエンスの未来」を創造していく必要性を強く感じています。
自然災害をはじめ、さまざまなリスクが振りかかる可能性は、私たち全員が持っています。
だからこそ「レジリエンスの未来」には、市民も、企業も、行政も、社会を構成するすべてのステークホルダーによる、垣根を超えた関わりが必要になってきます。そして「創造的に危機から立ち上がり、適応していく力:レジリエンス」の視点は、私たちが日常的に抱えるさまざまな課題に対しても、新しい未来像を示してくれるのではないでしょうか。
「レジリエンスの未来」の創造には、厳しくともいまそこにあるリスクを真摯に見つめつつ、一人ひとりの未来への想いを大切にしながらそれぞれの知見を活かし合うことが必要です。
繋がりから生まれるシナジーを原動力に、子どもたちや子孫に向けた大きく新しい贈り物としての「レジリエンスの未来」を紡ぎだしていきたいと思います。
- アクティビティ
- 55
Masashi Ono
がセッション「レジリエンスの未来6 フューチャーセッション in仙台 -第3回国連防災世界会議パブリックフォーラム-」のレポートを公開しました
2015/06/03 10:17:42
- セッション
- 11
2015
03/14
終了
- レジリエンスの未来6 フューチャーセッション in仙台 -第3回国連防災世界会議パブリックフォーラム-
- 2015/03/14 14:00 - 18:30
- 宮城県仙台市青葉区中央1-3-1
2015
02/20
終了
- レジリエンス:Cafe_Vol.6「持ち込みカフェ2」
- 2015/02/20 19:00 - 21:00
- 新宿区西新宿1-25-1
2015
02/13
終了
- レジリエンスの未来5 フューチャーセッション プロトタイピング・セッション
- 2015/02/13 13:30 - 17:30
- 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル6階