あなたも乗車!? ‘Museum Train’ フューチャーセッション
Mission
1) 未来のミュージアムのカタチをみんなで考え、色々な価値観を共有する。
2)これまでの`Museum Train'の活動経緯を知る。または、振り返る。
3)「私とミュージアム」の関係性、未来のミュージアムの可能性について、多様な立場の参加者で対話を深め、「2025年のミュージアム像」へむけて実現したい幾つかのプロジェクトを生み出し、実際にアクションするためのチーム作りを行う。
インフォメーション
- 開催日時
-
2015-06-13 (Sat)
19:00 ~ 21:30 - 応募締切日時
- 2015-06-13 (Sat) 15:00
- 会場名
- 太子堂区民センター和室1 (※東急田園都市線三軒茶屋徒歩4分) http://u222u.info/kZ9G
- 住所
- 東京都世田谷区上馬2丁目24番17号
- > google mapで表示
- 定員
- 30 人
- 参加費
- 会場払い 500 円
- Information note
受付開始:18:45 -
- 主催者
‘Museum Train Project’事務局
高尾戸美(Marble Workshop代表)、鈴木智香子、岩崎恵美、寺田雅美
タグ
Participation
(館種・職種を問わず)
ミュージアムスタッフ、ミュージアムボランティア、ミュージアムに関わる仕事に従事している方、ミュージアムと関わりを持ちたい人、ミュージアムが好きな方、本セッションにピンと来た方
Description
■全体概要:
‘Museum Train Project’は、2015年1月に開催した「新たなミュージアムとの関わり方を創造するフューチャーセッション」から誕生したプロジェクト。
本セッションでは、過去のSTEP1-3の活動紹介も踏まえながら、「フューチャーセッション・ウィーク2015」の全体テーマ「未来をうごかすアクション ACTION for Our Futures」と連動し、「2025年の未来のミュージアムの姿」を考えました。
■テーマ:
「2025年のミュージアムはどんな姿だろう?」
■過去の活動詳細
STEP1
2015.1.12@渋谷区大和田学習センター
https://www.ourfutures.net/sessions/850
2015.1.13@Museum2015明治大学リバティータワー
https://www.ourfutures.net/sessions/851
→「新たなミュージアムとの関係性を創造する」というテーマに焦
・フィッシュボウルテーマ:
「ミュージアムは、誰のためにある?」
「あなたは、どんな立場で、ミュージアムと関わっている?」
「そして、これからはどう関わっていきたい?」etc
STEP2
2015.03.01@Qremo渋谷
https://www.facebook.com/events/680370965405899/
→「新たなミュージアムとの関わり方」のアイディア出しを行い、 未来のミュージアム像について、8グループのプレゼンを行いました。
STEP3
2015.04.19@新宿区NPO協働推進センター
https://www.facebook.com/events/706102329499345/
→ STEP2 で生まれたアイディアの種をもとに、いくつかのプロジェクトが生まれました。
その他
2015.05.31@太子堂区民センター
https://www.facebook.com/events/939570206100894/
STEP1-3を振り返りつつ、「私にとってのミュージアム」「未来のミュージアム」について対話をしました。
添付ファイル
2015年1月に始動した`Museum Train プロジェクト’。今回は、Future Session Week2015連動セッションとして、第6回目のセッションを開催しました。
冒頭では、過去開催済みの5回のセッション内容を振り返りつつ、「未来のミュージアムのありかた」「2025年のミュージアムのミュージアムのカタチを想像しよう!」をテーマに対話を深めました。
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今回の参加者は、約10名。最終ワークでは2グループに分かれ、以下の「未来新聞」が発表されました。
一見スケール感の異なる2つの未来像は、フォーカスする範囲の違いによるもの。「実際に双方の未来像をどのように同時に実現し得るか? を意識した仕組み作りに挑戦していくことが重要だと思う。」という鋭いまとめが参加者の方自身より挙がり、集まっていたメンバー一同がで深く共感。今後の活動展開につなげていく決意と共に、今回の場は幕を閉じました。
1.「あんなこといいな できたらいいな新聞」
→ 人々が`本物’に出会いたくなる場やきっかけを提供したい。
(詳細)
「本物と偽物の境目が曖昧になってきている時代の到来」
例:様々な情報をインターネットで瞬時に調べて閲覧できるようになったことで、 人々がミュージアムを訪れなくても絵画を鑑賞した気分に浸れたり、 地球の反対側にある遺跡について詳しくなれている。
例:様々な技術の発達により、例えば東京で見上げる星空よりもプラネタリウムに広がる星空を本物だと捉える人たちも出現している。
そこで 「2025年のミュージアムの姿」として・・・
「本物に触れる、本物を体験できるコレクション展示をタイムスリップとテレポートで実現」
例:職業体験とはひと味違う「本場大間のマグロ漁」を1分で本格体験できる!
例:化石に触れることで、本物の恐竜に会いに行ける!
例:本物の星空が目の前にあるような!?「スーパープラネタリウム」!
まとめると、「実現したいミュージアムの未来のテーマ」は・・・
「人々が本物に出会いたくなる場やきっかけの提供」。
2.「新・博物館研究」
→業界目線で、「ミュージアムで働く人の環境が変わる」
「柔軟な体制で、ミュージアムの内側からハッピーになって、より多くの人が関わりたくなるミュージアム」へ!
(詳細)
→2025年、博物館業界の研究・情報誌の代名詞である『博物館研究』は少しだけリニューアルして、『新・博物館研究』に。(現在からちょうど10年後にあたる)その6月号の特集では、博物館法の全面改正が取り上げられている。
→たとえば、ミュージアムベンチャーキャピタルの発足 / 博物館の登録制度の基準ボトムアップ型 / 学芸員制度の改正 / ミュージアムエデュケーター館長の誕生 など。
→現状として複数に分かれている博物館関係団体・学会がひとつになったらいいな〜、といった期待をこめたトピックがずらり並んだ上で未来ストーリーを描きました。
(その他)
→ チームメンバーが博物館内部事情に詳しい人が多かったこともあり、こちらの話題は、博物館の世代論(第1世代、第2世代、第3世代、そして第4世代??)。
「砦のミュージアム」⇔「架け橋のミュージアム」、
「高級」⇔「庶民」、
「狭く深く」⇔「広く浅く」
などのキーワードから、博物館の取り上げる情報の質と利用者との関わり方などに話題が展開しました。
→また「Q:キュレーションとは?」
といったキーワードからは、博物館で提供される情報がどのように編集されているのかといった話題も。
→「Q:もっとミュージアムを魅力あるものにしていくためには?」
においては、あらゆる人がミュージアムに集えるようしたいという想いを共有しつつ、 市民がもっと運営にかかわりやすなるように博物館の運営の自由度をあげること、スタッフの流動性、研ぎすまされてよりホンモノに近づくことで価値をあげていくなどで盛り上がりました。
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※次回関連イベントのお知らせ:「‘Cleaning Day Japan2015’連動 Museum Trainイベント」
・日時:8/29(土)@都内(会場・時間は調整中)
・内容:ミュージアムグッズ(様々な視点で「ミュージアム」と関連するモノ)を持ち寄り、モノの存在を介して、「これからのミュージアム」の可能性を語り合い、さらに新たな試みにつなげるきっかけ作りの場を開きます。万障お繰り合わせのうえ、お越しください!!
・参考:‘Cleaning Day Japan2015’http://cleaningday.jp/
添付ファイル