【都市×健康】想いを繋いでつくる「未来の健康都市」プロジェクト
Mission
都市は、私たちの「幸福な健康」に、どのように関わっているのだろうか?
人々が心身ともに健康な生涯を送ることができるために必要な都市のあり方、装置、サービス、仕組み、利活用、法規制など、様々な角度からの「人の幸福な健康をつくる都市」の可能性を創造する、全3回のセッションシリーズの最終回です。(初めての方もご参加可能です)
今回のセッションでは、「都市×健康」の未来をつくるテーマや取り組んでみたい事などを其々に持ち寄って、「新しい取り組むべきプロジェクト」として再創造します。
日頃感じている問題意識や、取り組んでいるテーマを同じ思いのメンバーと分かち合い、多様な視点で揉み込んでいくことで、新たな仲間によるチームと、新たな問いかけによるプロジェクトを創出することにチャレンジしませんか?
沢山の、多様な方々のご参加をお待ちしております。
【主なプログラム】
・チェックインとイントロダクション
・一人ひとりのアプローチテーマを持ち寄り、想いを掘り下げる
・新しいテーマとして再創造し、一緒に取り組むチームを編成する
・チームで取り組む「都市×健康の未来」をつくるプロジェクトプランにまとめる
・実行可能な「エレガントな一歩」をつくる
インフォメーション
- 開催日時
-
2017-09-21 (Thu)
13:30 ~ 18:15 - 応募締切日時
- 2017-09-20 (Wed) 18:00
- 会場名
- 新宿センタービル52F_大成建設小ホール
- 住所
- 新宿区西新宿1-25-1
- > google mapで表示
- 定員
- 45 人
- 参加費
- 無料
- Information note
開場:13時
18時半程度までの延長の可能性がありますお申し込みにあたっては、アンケートにお答えいただく必要があります。
*ご参加にあたっては、添付ファイル「都市×健康」参加規約をお読み下さい。
*ご参加の登録を頂いた時点で、上記規約にご同意いただいたものと致します。*この申し込みページは、ご友人やご関係先にご紹介頂くことが可能です。
【懇親会について】
セッション終了後に、会費制(1000円/現金払い/当日受付)の懇親会を予定しております。- 主催者
株式会社IHI:つなぐラボグループ
大成建設株式会社:オープンイノベーションチーム
メンバー
企画メンバー 2
Participation
ビジネスやミッションとして都市計画やファシリティマネジメント、まちづくりなどに取り組まれている方々や、同様に医療・介護関係、スポーツ関係、教育関係に取り組まれている方々などを対象に、紹介制度で広く募集します。
・企業の方々
・行政の方々
・大学、教育機関の方々
・NPO、スタートアップ、ベンチャーの方々
*ご参加にあたっては、添付ファイル「都市×健康」参加規約をお読み下さい。
*ご参加の登録を頂いた時点で、上記規約にご同意いただいたものと致します。
*この申し込みページは、ご友人やご関係先にご紹介頂くことが可能です。
Description
私たちが心身ともに健康で幸福な生活を送る事ができる未来の都市は、どのような姿をしているのだろうか?
そこで私たちは、どのような暮らし方や働き方、遊び方をしているのだろうか?
その始まりである「これからの近い未来」には、一体どのような変化やそれを創る取り組みがあったのだろうか?
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「都市×健康」は、私たちの周りに様々に起きている「健康」の課題を、「都市」というシステム、ステージの上で起きていることという視点で捉え、「都市がつくる人の幸福な健康」を創りだすためのオープンイノベーションプロジェクトです。
人々が心身ともに健康な生涯を送ることができる新しい都市はどのような姿をしていて、そこには、どんなファシリティや装置、仕組み、サービス、ルールや法規制などが必要なのでしょうか?
様々なバックボーンを持つ多様な参加者が、お互いの知識や経験、感覚、技術、ビジネスを持ち寄って、それを創りだしていきたいと思います。
今シリーズでは、新価値創造〜プロトタイピングまでの0→1のプロジェクト創造を目指して全3回のセッションプログラムを予定しております。
3回を通してのご参加はもちろん、それぞれの回ごとのご参加も可能な構成としております。
是非、ご参加下さい。
*これまでのセッションレポートを公開しております。ぜひご参照下さい。
7/13開催:大手町:未来価値創造セッション(終了)
8/25開催:豊洲:アイデア創出セッション(終了、レポートあり)
9/21開催:新宿:プロトタイピング&リーンスタートセッション(今回)
添付ファイル
参加規約_都市_健康.pdf
(2017/09/14 14:40:08にアップロードされました)
都市_健康プロジェクトアイデアシート0915.pdf
(2017/10/03 16:15:18にアップロードされました)
2017年9月21日午後、(株)IHIおよび大成建設(株)主催の共創プロジェクト、【都市×健康】想いを繋いでつくる「未来の健康都市」プロジェクト(プロトタイピング&リーンスタートセッションセッション)が開催されました。そのレポートをお届けします。
開催場所は新宿にある大成建設本社ビル内の一角。参加者は、大企業からベンチャー企業、NPO法人の方など、立場も年齢も業界も異なる多様な方々約30名が集まりました。前回(2017年8月24日開催)のアイデア創出セッション「都市×健康=○○の未来」を受けての全三回シリーズの最終セッションです。
■イントロダクション
本日のファシリテーターである大成建設オープンイノベーションチームの小野眞司さんからセッションのポイントと進め方が説明され、参加者全員による自己紹介を踏まえて、いよいよプロトタイピング&リーンスタートセッションセッションセッションの始まりです。
過去のセッションですっかり顔馴染みの方も多く和気藹々とした雰囲気でセッションが始まりました。
最初に、これまでのセッションで描かれた未来ビジョンやアイデアコンセプトを再度、都市×健康の視点で振り返る時間を持つことで意識の共有を図りました。
■プロアクションカフェ
続いては、10分程度の個人ワークの時間を取り、「都市×健康」に関して、マイテーマ、マイアクションを描き出す作業を行いました。今まで対話の中で生まれたご自身の想いや気づきから、挑戦したいプロジェクトや深めたいアイデアを、全員がシートに表現しました。
その後は四人一組でテーブルに座り、一人(コーラー)のテーマ・アクションに対して残りの3人がその課題の解決や目的に向かうためのアクションや新しい視点でのアイデアを考えていきます。席替えをしながらコーラーもチェンジして、休憩を入れながら全員が持ち回りで4ラウンド繰り返しました。
多様な視点からの意見を取り入れることで自身の想いを深める方もいれば、思わぬ意見に自身のバイアスに気づき、改良を加えていく方もいました。
■オープンスペーステクノロジー
今までの対話やプロアクションカフェの内容を踏まえ、会場に対して具体的なプロジェクトアイデアが募集されました。結果、参加者から9つのテーマが提案されました。
さて、ここからはチームビルドの時間です。各テーマに対して他の参加者は発案者の想いに耳を傾けながら、自身が取り組みたいと思うテーマ、協力したいと思うテーマという軸でチームが構成されていきます。
具体的名テーマとしては手を挙げなかった参加者の皆さんも、今までの対話の中で募る想いや多くの気づきがあったのでしょう。真剣な眼差しで各提案者にヒアリングを行いながら、また提案者は自身のプロジェクトを推進していくための仲間集めとして、自発的なプロジェクトチームが構成されていきました。
■プロトタイピング(試作)
ここからは、チームごとに分かれて、2035年に誰もが心身共に健康でイキイキとした生活を送っている都市を実現するための「アイデア」と「プラン」を練っていく時間になります。
提案されたテーマを租借しながら、プトジェクトの概要から今後のアクション、チーム名に至るまで提供されたプロジェクトシートを具体的に埋めていきます。
特に未来に提供したい価値やターゲット像、具体的に起したい変化の内容をイメージしながら、プランを練っていきました。
具体的なプランとして比較的スムーズにまとめていくチームもあれば、チーム名を考えるところからメンバーの団結力を高めるチーム、もともとのテーマに対する想いに立ち返り、対話を深めていくチームまでまさに多様なメンバーだからこそ生まれる創造的プロジェクトの始まりの瞬間に立ち会えた気がします。
具体的に紡ぎ出されたプロジェクトテーマの概要は以下の通りです。
〇チーム:エコ・エコ・ハーモニー
「地域貢献を含むパラレルキャリアを100才まで実現できる循環都市を行政に提供」
〇チーム:ラピュタ
「人々がつながるビルの中に天空公園を作る」
〇チーム:童夢(ドーム)
「環境に影響を受けず健康を維持できるドーム都市をつくる」
〇チーム:ハッピーマンデー
「働く人の健康をサポートする“アスレチックなオフィス”をつくる」
〇チーム:Team 358
「健康・幸福に影響する内的・外的要因を明らかにして、Well-Beingな社会づくりに活かす!!」
〇チーム名(未定)
「災害時に市民の身体的・精神的健康を守るまち」
〇チーム名(未定)
「八街に都市の人達が行って、健康について考えられる/良い食を作る体験ができる。八街をそんな場所にしたい。」
〇チーム:DHW
「健康サービスの活用による都市の付加価値増進」
その後は、各チームのプロジェクト概要を簡単にプレゼンテーションしてもらい、他のチームからの質問や意見などのフィードバックを行いました。
最後には、チームで具体的かつ継続的なアクションを起してもらうことを意図して、プロジェクトチームでのキックオフミーティングの日時と内容を宣言してもらい、セッションのお開きとなりました。
さて、いよいよ当初予定していた3回のシリーズセッションが終わり、8つのプロジェクトチームとその具体的なアクションが始まったわけですが、ここからどのようなプロジェクトがどのように形を変え、育っていくのか楽しみです。
プロジェクトとして中締めを行いましたが、今後は各プロジェクトの進捗報告会(リフレクションセッション)やプロトタイピングを経ての成果報告会(ハーベスト&コールセッション)を企画していく予定でおります。引き続き、「都市×健康」をテーマとしてイノベーションプロジェクトの創出と支援にまい進していきたいと思いますのでよろしくお願いします。