藻谷浩介さんと考える:地方都市が子どもたちの世代に残すべきものはなんだろう?
セッションの目的
●正規のお申込みはこちらからお願いいたします!●
https://www.kokuchpro.com/event/motani0518/
温暖な気候と多島美の魅力、そして山と海が近接する瀬戸内。
その瀬戸内の山の中にある岡山県高梁市は、美しい山々に囲まれた、城と川と踊りのまちです。
今回のセッションではそんな高梁市を舞台に、里山資本主義の視点から「山間部の地方都市が持つ本当のポテンシャルとは?」をじっくりと掘り下げ、「2050年の未来へとつなぐために地方都市に必要なことは何か?」を藻谷さんのトークとともに会場の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
新しい未来を考えていくには、多様な視点や価値観の交差が必要になります。高梁の方はもちろん、多様な地域からの沢山の方々のご参加をお待ちしております。
*主催するFuture Center FUKUYAMAでは、これまでも瀬戸内の様々なエリアで藻谷さんとともに「里山資本主義の実践」をテーマとしたセッションシリーズを開催してまいりました。
*今回の企画は昨年のセッションに続くものですが、その背景として、かつて40年ほど前に高梁市落合町にあった「ラボランドたかはし」があります。実は、藻谷さんも当時の参加者の一員です。
*特別ゲストとして、岡山を中心に音楽と風景を映像に収めていく活動をされている、山地さんというピアニストの方もご一緒します。
https://www.yamajimami.com
インフォメーション
- 開催日時
-
2019/05/18 (土)
17:00 ~ 19:30 - 応募締切日時
- 2019/05/17 (金) 19:00
- 会場名
- 高梁市総合文化会館
- 住所
- 岡山県高梁市原田北町1212
- > google mapで表示
- 定員
- 100 人
- 参加費
- 会場払い 2,000 円
- 備考
一般、大学生:2000円
高校生:1000円
中学生以下:無料(保護者の同伴が必要です)*筆記用具をお持ちください(水性マーカーがおすすめです)
- 主催者
■主催:FutureCenterFUKUYAMA
■協力:デザインファーム トド、深耕寺
対象者
・里海・里山資本主義の取り組みや実践にご興味のある方
・里山資本主義的な暮らしやハタラクに興味のある方
・瀬戸内と何かつながってみたいと思っている方
・何かやってみたい事、取り組んでみたいことをお持ちの方
・色々と取り組んでいて、もっと仲間や繋がりを広げたい方
など、私人、公人、企業人、行政を問わず多様な方々のご参加をお待ちしております。
【注意事項】
*中学生以下の方は保護者の方とご一緒にご参加ください。
*託児所やベビーシッターなどの用意はできませんが、お子様連れのご参加を歓迎します。
お子様連れのご参加にあたっては、皆様も是非ご協力ください。
*本セッションは公開のものであり、アウトプットやアイデアは共有知としてウェブサイトで公開いたします。またレポート作成やマスコミの取材のため、公開を前提とした写真撮影を行います。
詳細説明
【主な内容】
・イントロダクション
・藻谷さんご講演
地方都市が子どもたちの世代に残すべきものは何だろうか?
・地方創生の正体
・時代遅れの思い込み(作られたイメージと実際との差)
・変えるべき思考回路と地方都市(高梁)の持つポテンシャル
・目指すべきゴール
・対話型の質疑応答
・会場ディスカッション「2050年の高梁をつくろう!」
・クロージング
R1.5.18(土)17:00より,高梁総合文化会館レクチャールームにおいて,実践!里山資本主義の講演×ダイアログセッション「藻谷浩介さんと考える『地方都市が子どもたちの世代に残すべきものは何だろう?』」を開催いたしました。
イントロダクションの後,日本総研の藻谷浩介さんの御講演。
藻谷さんから,様々な統計データを示していただいた上で,
・社会情勢や経済状況のイメージと実際の事実が異なっていること,
・地方が豊かになってきていること,
など、地域の特徴の比較から高梁の現状等をお話いただきました。
時代遅れの思い込みに囚われてはいけないこと,情報化の進展で,多数派の意見が正しいことになりやすくなっていること,人の意見ではなく,自分がどう感じているかが重要であること,思考回路を切り替えて,農業や林業の可能性,生活に必要な経費がリーズナブルといった高梁のような地方都市のポテンシャルに気付き,目指すべきゴールを描くことが大事なこと,等々,示唆に富んだお話を伺いました。
その後,フィッシュボウル形式の質疑応答を経て,「2050年の高梁の姿を考える」をテーマにグループに分かれて対話。
2050年の高梁で起きている物語となる映画チラシにまとめました。
紹介に対する藻谷さんの優しい突っ込みありの会場ディスカッションを行いました。
藻谷さんの熱い講演ともあわせ、60名を超えたセッションは熱のある活発なものとなりました。グループごとの対話とチラシの作成を通じて,参加された方々の高梁という地に住まう人々の温かい思いや愛情が会場内に共有されていくのがわかりました。
は今後もこうしたセッション通じて,新たな繋がりと発見の取り組みを続けて行きたいと思います!