OUR FUTURES

このストーリーは

プロジェクト 「 「渋谷をつなげる30人」2019年度(第4期)

から投稿されました。

「渋谷をつなげる30人」の一番の肝とも言えるのが、オープンセッション。


オープンセッションとは、それぞれのプロジェクトが巻き込んでいくステークホルダーに対して、ファシリテーションスキルを発揮し、対話する場をつくるというもの。

全5チームそれぞれが、自分たちの力でオープンセッションを開催しました。

最後のチームは「公園チーム」。

このチームは、東急不動産のオフィスにてオープンセッションを実施しました。

セッションの様子と内容を見ていきましょう。


シブヤ コオエン部



「渋谷区の公園を、よりいいものにしていきたい。」

そんな思いを抱き、プロジェクトに向き合うのがこの公園チームです。

オープンセッションには、渋谷区の方が全体の3割近く参加してくれて、その他多くのステークホルダーが集まりました。



このセッションは、澤田副区長から「渋谷区の公園事情について」のお話からスタート。

「渋谷区の人間がたくさん参加しているのは、今日出てくるアイデアを実現していくためです!」と頼もしい話に、参加者の皆さんはワクワクしている様子でした。



公園チームは「シブヤ コオエン部」とプロジェクトを命名し、そこに込めた思いを伝えます。




続いて、メンバーから見える公園の課題や、ダイバーシティの取り組みなどを共有。

「現在は公園を活用しているのは一部の人だけ。ただ、他の地域や海外ではもっと多様な活用のされ方をしているんです。」

具体的な事例を用いて話していきます。



前半の最後は、参加者の自己紹介。

渋谷への愛着を「渋谷度」を表し、併せて話してもらいました。


すべてのアイデアを形にしたい



後半は、ワールドカフェスタイルのディスカッション。

設定した問いと、それに対するアウトプットの一部はこちら。


①あなたにとって公園とは?

・自然と触れ合うところ

・残念なところ

・使われてない

・運動するところ 

・知らない人が触れ合える場

・秘密基地

・1人でぼーっとする場所 

・お酒が飲めない、ボールが使えない etc,


②あなたが思うダイバーシティな公園とは?

・誰でも入れるトイレをたくさんある

・障害ある人もない人も一緒に遊べる

・大人も一緒遊べる公園

・凹凸がある公園(個人のスペースがる)

・何もなく、来る人でつくる公園

・管理者の多様化(PTA、地元、NPO) etc,




その後は、ブレーンストーミングでアイデア出しの時間に。

「ダイバーシティな公共空間(公園)をみんなで一緒につくっていくアイデアは?」

という問いに対してのアイデアを考えていきます。


・趣味実現の場

・公園食堂

・車椅子試乗体験

・週替わりテーマでコレクション発表

・人生に寄り添う公園

・管理者候補制

・全部砂場の公園


など、幅広いアイデアが出てきて、笑いに包まれた時間となりました。



クロージングの際に、参加者の1人が「今日出てきたアイデアを全部形にできたら、間違いなく面白いことになると思うんです。ひとつずつ形にしていきたい。」とコメント。

本当にその通りだなぁと会場の皆さんが頷いていました。

そう、ここからひとつずつ形にしていくことが大事になっていくフェーズに入っていきます。どんな公園が実現されるのか?とても楽しみでなりません。


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