「渋谷をつなげる30人」の一番の肝とも言えるのが、オープンセッション。
オープンセッションとは、それぞれのプロジェクトが巻き込んでいくステークホルダーに対して、ファシリテーションスキルを発揮し、対話する場をつくるというもの。
全5チームそれぞれが、自分たちの力でオープンセッションを開催しました。
3つ目は「お土産チーム」。
セッションの様子と内容を見ていきましょう。
コンセプト共感型のお土産づくり
「渋谷の魅力を伝えるお土産をつくりたい!」
そんな強い思いを抱くのが、このお土産チーム。
普段から渋谷にいるのに、渋谷のお土産を目にする機会はあまりないし、連想できるものが少ない。それならば、モノだけではなくコトにまで視野を広げて新たにお土産をつくろう!そんな切り口で「渋谷」と向き合っているチームです。
30名ほどの人数が集まった、オープンセッション。
冒頭に、参加者全員に「実際に買ったことのあるorもらったことのある渋谷のお土産ってありますか?」と問いかけをしました。
「ハチ公ソース」「渋谷ビール」「松濤まんじゅう」など、様々な商品名が飛び交いましたが、多くの方が「お土産知らないです、、」という回答。これが渋谷のお土産事情なんですね。
そんな中、今回お土産チームでは「風呂敷」をお土産にしようと動いているそう。風呂敷を通じて、渋谷の3つのちからを伝えたいと参加者の皆さんに伝えます。
・包むちから
・変わるちから
・描くちから
そして、今回のお土産作りにおいて、大事にしたいのがここの部分。
ただの便利なお土産ではなく、「ストーリー」を大切にしたお土産。例えば、下記を大事にするお土産づくり。
お土産というアウトプットの前段階である、つくる過程からこだわりを持っていきたいと熱を込めて説明しました。
風呂敷のデザインを考えよう
後半はワークショップの時間へ。
「渋谷をつなげる30人」では、もはやお馴染みのワールドカフェで「問い」をディスカッションをしていきます。
お土産チームが設定した問いは、こちらの2つ。
終了後にアイデアブレストに挑みました。
アイデアブレストでは、「風呂敷のデザインを考えよう」というもの。
5~6人のチームを組み、そのうち1人デザイナーを配置。
そのチームで風呂敷のデザインを考えていきます。
実際に出たアウトプットがこちら。
・真っ白な風呂敷
・渋谷の地名を漢字で書いたデザイン
・お土産カタログのデザイン
・温度によってデザインが変わる風呂敷
・夜になるとデザインが変わる風呂敷
・白地図になっていて訪れた場所を記しをつけられる風呂敷
・ポップな色に合わせたデザイン
・ダンジョンみたいな路線図デザイン
・想像の渋谷の街
・写真をプリントする風呂敷
・素材そのものが渋谷から出たゴミでできている風呂敷
・エリアに合わせてデザインを変えた風呂敷
・スタートアップ企業のロゴをアートっぽく組みあわせたデザイン
・渋谷のお祭りを現したもの
・109をはじめとする、象徴的なタワーをデザインにした風呂敷
・神社をモチーフしたデザインン
・四季をイメージしたデザイン
多彩なアイデアが溢れたお土産チームのオープンセッション。
どんなお土産「風呂敷」とストーリーが完成するのか?とても楽しみですね。
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