OUR FUTURES

2014年12月20日(土)、21日(日)、カタリスト BA(二子玉川)にて、「地域課題を解決するための地理空間オープンデータを用いたハッカソン」を開催しました。

※参考:https://www.ourfutures.net/sessions/684

このハッカソンは先に宮前区役所で行われたアイデアソンで生まれた22のアイデアを引き継ぎ、地理空間オープンデータを活用して川崎市・宮前区の課題を解決する、または魅力を向上させるためのアプリケーション・サービスを生み出す目的で行われたものです。

参加者数は84名。宮前区在住・在勤の方をはじめ、プログラマーやデザイナーなど多彩な才能を持つ方々が集まりました。


開発に当たり、アイデアソンで参加者の方に22のアイデアを分類した4つの領域を提示しました。

  1. 坂ブランド宮前区 坂を楽しむ人が増える
  2. 助け合いライフ宮前区 助け合って幸福になる人が増える
  3. つくるを楽しむ宮前区 農業や教育などに関わる人が増える
  4. 住民発魅力発信宮前区 住民発の情報を見て来訪者が増える

という内容です。

これら4つの領域を参考に参加者の皆さんが取り組みたいテ ーマを決めていただき、9つのチームに分かれてサービスの開発に取り組みました。

会場では地理空間オープンデータの活用等についてアドバイスを行う「データお助け隊」や、提供サーバ等技術的な問題 について質問を受け付ける「ツールお助け隊」というヘルプデスクを設置し、参加者の方々の開発サポートも行いました。また、2日目には宮前区在勤の方々による「ユーザー・レビュー」を行い、サービス開発のアドバイス、意見交換の機会も設けました。


2日間、各チームでは参加者それぞれがプログラミング、プレゼン資料づくり、イラスト作成など役割を担って準備を進め、9つのアプリケーション・サービス案が創出されました。


ハッカソンで創出されたアプリケーション・サービス案は各チームで引き続き開発を進めていただき、サービスの事業化、実用化を目指していただいます。展開として

  1. 行政支援により地域で広げる
  2. ビジネス化する
  3. 自主的活動で展開する(クラウド・ファンディングを通した事業化)

を想定しています。


2月20日(宮前区役所)、21日(川崎市役所)で行われる「マーケソン」(マーケティングとマラソンを掛けあわせた、本プロジェクトオリジナルの造語)において、これら9つのアプリケーション・サービスを宮前区の関係者の方をはじめ、 各種企業、団体、地方公共団体の方々に披露し、事業化、実用化の観点から評価、表彰を行う予定です。

※マーケソン参加者募集ページは以下となります。
https://www.ourfutures.net/sessions/942


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