治療中心医療から予防中心医療へのシフトをスタッフと一緒に本気で目指す
根本には歯科医療の可能性に対する院長先生の信念と日々の研鑽があります。
歯科医療にできることを拡げて、患者さんと分かち合う楽しさを自身が知っているからこそ、スタッフも同じ境地に来てほしい。そして、学び、成長することの喜びを体験してほしい。
という思いから、丁寧に時間をかけて、スタッフが自己成長できる場をつくってきました。
自己成長を支援
院長の伊藤先生は、成長のペースは人それぞれ。タイミングを待つことが大切と言います。
それは、治療に来る患者さんにも言えることだそうです。
「良いものが必ずしも売れるわけではない」のは歯科医療も同じで、長期的視点に立ち、患者さんが自分の人生を大切に思えたとき、はじめて受け入れられる治療や予防措置もあります。スタッフは根気よく患者さんの気持ちに寄り添って、信頼関係を築き、患者さんが受け入れられるタイミングを待ちます。
「伝える」攻めのアプローチ
待つだけでなく、時にはせっかく来院してくれた患者さんに、健康になるチャンス、美しくなるチャンスを逃さないように、積極的なアプローチも自分たちで考え出しています。
それは当然のことながら、「セールストーク」ではなく、心から生まれる言葉なので、相手に伝わらないはずがありません。
失敗や、壁にぶつかることもありますが、お互いに励まし合って、トライ&エラーで前に進みます。
「自分が仕事を通して成長していると思える?」の問いには、全員がYESの答え。
お互いを尊重し、結束力を高めて、「健康になること。美しくなることの支援」を通して、患者さんや、地域の人たちと、より良い人生の共創を模索し始めています。
福島県 郡山市 宝沢伊藤歯科医院
文/かがみ洋子 (プレメディカルコミュニティ協会)
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