エステサロンから、新たな挑戦。
エステサロンのオーナー経営者のパイオニアであり、自身も施術者として多くのお客様の「きれいになりたい」の気持ちに寄り添い、技術で応えてきた大杉さんが、日々思いを募らせてきたこと。それは「健康であることの大切さ」でした。
国内をはじめ、イギリス、フランス、香港など海外でも施術法を学び、日本人にあった独自の技術を確立して、エステティックのトータルケアを実践してきた大杉さんが、最も大切だと考えたのが「足の予防ケア」でした。
どんなに一生懸命に「きれい」をかなえても、土台となる心身の健康に介入しなければ、その人の本当の幸せにつながる生活の質までは変えられない。この思いの背景には、幅広い年齢層のお客様と真摯に向き合ってきた大杉さんの様々な体験があります。
お客様の望みは何としてもかなえたい!
今から20年以上前、さらに技術を学び、サロンでも予防ケアにつながる本格的なフットケアを取り入れました。
エステサロンへの足専門ケアの導入は、「お客様に喜んでもらえることを妥協せずに提供する」という大杉さんの経営者としての信念にも通じています。
ビジネスから社会貢献へ
昨年還暦を迎え、これからの人生は「足の予防伝道師」として、子供からお年寄りまで、健康な生活を支える土台となる足の予防ケアの大切さを伝えていきたい。
そのためのセミナーを開催するなど、予防健康活動の場が広がっています。
フットケアを通して「今現在、困っている人を助ける」「子供たちの将来を助ける」という信念のもと活動に取り組む、大杉さんの人としてのありかたは、多くの人に影響を与え、ケアを学び、フットケアリストを目指す人たちも誕生しています。
大杉京子さんプロフィール
アンジェラックスプランニング 会長 / NPO法人働く女性を応援する会 理事
文/かがみ洋子 (プレメディカルコミュニティ協会)
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