OUR FUTURES

公開シンポジウム「多世代で創るサステイナブルな地域―わたしたちにできること」

Mission

◆事前申込みは終了いたしましたが、当日のご参加を歓迎いたしますので、是非、ご来場ください。◆

 地域の持続可能性が危ぶまれる中で、国や自治体では地域の経済活性化を中心に様々な取組みが進められています。しかし、それらを一過性の取り組みに終わらせないために、何ができるでしょうか?

 持続可能な地域づくりに向けては、今を生きる私たちのことだけでなく、将来世代を取り巻く環境や社会、経済、文化、そしてwell-beingまでを見据えた取組みが必要だと考えます。2015年には国連総会で持続可能な開発目標(SDGs)が採択され、幅広いセクターから注目が集まっています。行政や住民、NPO、企業などの多様なステークホルダーが、“自分事”、“私達事”として持続可能な地域づくりに向けて協働することが重要ではないでしょうか。

 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)・社会技術研究開発センター(RISTEX)では、平成26年度に「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域を立ち上げ、“多世代共創”という方法論で持続可能な地域づくりに取組む16の研究開発プロジェクトを推進してきました。本シンポジウムでは、持続可能性や地域づくりに関する国内外の動向を紹介するとともに、実際に地域で多様なステークホルダーと協働しながら進めているプロジェクトの事例や成果を紹介します。 

 地域の資源や昔ながらの知恵を活用した新しいビジネスやライフスタイルの創出、子どもから高齢者まで未病に取り組むコミュニティづくり、住民参加型の政策づくりや公共資産経営など、地域が抱える多様な課題に多方面からアプローチします。

 講演に続き、落語の上演など、いくつかのプロジェクトの成果をご紹介します。さらに、16プロジェクトの実施者との交流・個別相談会の時間も設け、来場者の皆様と、私たちできることについて共に考えてまいります。多世代の多様な人々の参加を得て持続可能な地域づくりにとり組みたい自治体や、社会的課題解決に取り組みたい企業・NPO等の皆様のご参加をお待ちしております。