日常生活や経済活動に欠かせない位置や時間に関連する情報を、「G空間情報」または「地理空間情報」と呼びます。
G-OUR FUTURESは、地理空間情報を活用し、社会・地域の問題解決、まちの魅力向上を目指した未来思考の対話の場を支援するために立ち上げました。
現在、市民、行政、企業、大学、NPOなど、さまざまな分野から人が集まり、具体的なサービスを共創する対話の場が日本のみならず、世界各地で行われてきています。代表例として、「アイデアソン」や「ハッカソン」と言った単語を聞いた方も増えてきているかもしれません。
アイデアソンとは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を合わせた造語で、特定のテーマについてチームごとにアイデアを出し合う参加型のイベントです。ハッカソンはハック(Hack)とマラソンを合わせた造語で、IT技術者やデザイナーなどが特定のテーマに沿ってアプリケーションやサービスを開発するイベントです。
このような対話の場を実施するにあたっては、進め方の事前設計や集客のための準備、結果報告や共創結果としてのアイデアを洗練化するための継続したコミュニケーション支援など、さまざまなことを準備することが求められます。
G-OUR FUTURESは、アイデアソン、ハッカソンなどの全体プロセスを通じ、企画準備支援、コミュニティ形成・維持支援、サービス開発支援、情報配信支援など、参加者による自律的、持続的なサービス創出のための活動を支援します。対話の場の知見を共有し、もっと気軽に、もっと積極的に、さまざまな場所で地理空間情報を活用した、未来思考の対話の場を開催して欲しい。そのような想いで立ち上げました。
2014年度は、国土交通省「平成26年度 地理空間情報に関するアプリケーション・サービス普及促進業務」の一環で、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター、株式会社フューチャーセッションズによる共同プロジェクト、G空間未来デザインプロジェクトがスタートし、G-OUR FUTURESを活用します。 今後に向けて、是非参考にしていただければと思います!
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