【満仲間御礼】「チベット医学を語る~医学と薬草と本~」vol.1
セッションの目的
【定仲間御礼】
お陰さまで、お仲間の定員となりました。
エントリーを締め切らせていただきました。
本をつくり、考えを伝える、という行為は医学の一部です。
そして、ゼロから薬を作ることの価値を伝えるために、
ゼロから『チベット、薬草の旅』を作って出版しました。
今回のイベントは、本と薬草と医学、この三本立てです。
チベット医である著者の小川康さんと、薬のこと、本のこと、チベットのこと、薬草のことについて語り合いましょう。
小川さんは超難関のチベット医学暦法学大学の試験に外国人で初めて合格し、チベットの伝統医学を学ばれました。日本で薬学を学び、チベットの伝統医学も継承する小川さん。アムチ(チベット医)の薬草茶を飲みながら、薬や薬草の知恵、鉱物や薬草の化学の基礎知識とともに、チベット医学聖典『四部医典』との関わりについてなどなど様々なお話を伺います。
知っているようで、知らない様々な薬草のお話をアムチから学んでみませんか?
インフォメーション
- 開催日時
-
2016/03/06 (日)
19:30 ~ 21:30 - 応募締切日時
- 2016/03/05 (土) 18:00
- 会場名
- FLAPS CAFE(外苑前)
- 住所
- 東京都港区南青山3-2-3 カトレアビル4F
- > google mapで表示
- 定員
- 30 人
- 参加費
- 会場払い 2,000 円
- 備考
薬草茶 (3種類)
薬木キハダ サンプル- 主催者
Y@CSO Project/
Link-Age Project 事務局
(薬草@東京防災
×コミュニティ Social Project)
対象者
-
薬草に興味のある方
- チベット好きの方
- 本好きの方
- 本の出版の仕方、出版社の作り方に興味のある方
- 薬草、野草について知って防災に役立てたい方
- アウトドアのスキルアップをしたい方
- 小川さんに会いたい方
詳細説明
◆Time Table◆
開場:プレ Open
17:30-19:00 Open Cafe 食事を楽しみながら参加者同士の交流タイム
(食事や飲み物代は各自での精算になります)
19:00-19:30 小川アムチ 会場入り
開演:セッション本編スタート
19:30-21:00 小川アムチのトークセッション
21:00-21:30 小川アムチを囲んでの交流タイム
小川さんの新刊『チベット、薬草の旅』をメッセージ&サイン入りで販売します!
◇講師紹介◇
小川康(おがわ・やすし)
森のくすり塾主催、薬剤師、チベット医(アムチ)。
1970年富山県出身、東北大学薬学部卒。1999年、インドに渡ってチベット語を学び、2001年、メンツィカン(チベット医学・暦法大学)に合格。
2009年、チベット医の資格を取得し帰国。「チベット医学・薬草研修センター」を設立。
2013年4月より早稲田大学・文学学術院・国際教育学修士課程に進学。
研究テーマは「薬育の実践研究」。
2014年より信州の上田・小諸・佐久地域の山々を舞台とした「森のくすり塾」を開塾。
主な著書:
『チベット、薬草の旅』森のくすり出版(2016年)
『僕は日本でたったひとりのチベット医になった』径書房(2011年)
TED×saku 「小川さん 信州の薬草とチベット医学」
小川さんは現在、長野県上田市にて【森のくすり塾】を主宰されています。↓↓
◎森のくすり塾 理念 http://morinokusurijyuku.net/index.html
『「森」のなかで、薬草をとおして「くすり」を学び、みんなが氣楽に集い学べる「塾」のような存在でありたい。そう願って名付けました。
一つの薬草から歴史や文化、大自然、現代薬とつながり、ひとりひとりの「くすり」の世界観を育むことを目的としています。
上田市を拠点に、小諸、佐久など東信州の山々、さらにはチベット・ブータンがフィールドです。』
みなさま
過日、3月6日は足をお運びいただきありがとうございました。
随分と時間が経ってしまいましたが、簡単なセッションレポートを作成しました。
ご笑覧くださいませ。
★Open Cafe (参加者同士の交流) 17:30-19:30
当初のイメージはBlue Noteのようにsession前にくつろいだ雰囲気の交流タイムをって感じだったんですが・・・
かなり違いましたね。(汗)
但し、素敵なつながりがたくさん出来たように思っています。
このスタイルは今後も続けていきたいと思っています。
いらっしゃてくださった方一人一人に素敵な縁が生まれていくよう頑張りますね!
★トークセッション&ワークショップ
「薬草とチベット医学、は 髪の毛には効かないのです・・・」
あまのじゃくだった幼少時代、
受験勉強は得意だったけど、生きた知識じゃないと大きな価値が見いだせないという気づき、
チベット医を目指した経緯、行動力、
それが高じて、「まむし草」を食べてみるという武勇伝 などなど
帰国後は、早稲田大学・文学学術院・国際教育学修士課程に進学して
ものを書くということに大切なこだわりができるようになったことも・・・
(ちなみに 研究テーマは「薬育の実践研究」)
そして、トークはさまざまな分野に広がっていきました。
★資格とは何か?
資格というしくみができたのは19世紀以降で本質的なことではない
本来は「コミュニティの中で認められた人」
チベット医の試験は、医学書『四部医典』を4時間半暗唱するできて民衆から讃えられ認められる
(ちなみに小川さんは現地ではチベット歌の歌手だと思われていたというこぼれ話も・・・笑)
★森のくすり塾
運命に導かれるようにして長野県上田市に開かれた「森のくすり塾」
心ゆさぶるようなさまざまキーワードがつぎつぎと綴られました。
・森がふってきた
・自分の森
・くすりのことを集う場をつくり
・自分のストーリー性
・みんなの薬
・どくだみ、その辺に生えていた家伝薬
そして、トークは、薬のヒエラルキー、薬事法など制度についてへと続していきました
・ヒエラルキーが制度化された薬
・総力戦のエビデンスが展開、それは 必ずしも事実じゃない、ルールによって枠組み化されたもの
・生きるための薬
・薬として、医としての、基礎概念
★小川アムチと語ろう
この時間はすごい時間になりましたね。
今回は本当に素敵な方々にお集まりいただきました。
会場全体がセッションとなり、様々な、言葉、問い、想い、展望など
素晴らしい知識と心のキャッチボールとなりました。
・薬草とは何か
・子供はカフェインを拒絶する
・富山の薬売りが広がった歌・・・ 技歌
・どうやって伝えるか?
・日本社会への提案
・現代薬について
★新刊『チベット、薬草の旅』サイン会
★アフターセッション (お時間の許す方は是非 ~ 閉店)
セッションで上気した後には、和やかでやわらかい時間を共有し、より身近に小川アムチを感じていただけたと思います。
★(いつ開催できるか分かりませんが・・・汗)
次回に向けて上がった様々なテーマ
・薬草と科学 ・化学式で味がわかる
・薬草茶
・男のための薬草講座
・正規の医学教育のなかにいれるのは難しい
・土日の私塾
・紙風船と言えば薬
★☆★ 皆様へのお知らせ ★☆★
1.小川アムチの薬房「森のくすり塾」がオープンしました
別所温泉から車で5分 信州の山深き里、野倉(のぐら)。標高700m。
ここ野倉で育った木を伐って柱に、野倉にある石を運んで基礎に、そして野倉に住むひとたちとともに小さな薬房が建てられています。
“くすり”は森で、森が “くすり”。のんびりとした時間を過ごす・・・それがなによりもの“くすり”。
詳しくはコチラをご覧ください。
http://morinokusurijyuku.net/shop.html
2.セッションで素敵なコーディネートをしてくださった平野有希さん待望の書籍のご案内
タイトル 『七国スピリッツの十二か月』 平野有希 著
https://spike.cc/shop/soyokazeticket/products/enIln1rU
平野さんからのメッセージです!
**********************************************************
本を書きました。
スポーツと教育のノンフィクションです。
あと少しで不惑に届こうとする年になって、ようやく本を書きました。
処女作と言っても、作家の世界の入り口の門の前のベルに指を置いたくらいの気分を味わっているところです。
大手出版社のような広告宣伝費やブランド力があるわけではありません。
読んでいただいて、気に入っていただいて、じんわりと広がっていってほしい。
と、ひたすら願っています。
書名は、『七国スピリッツの十二か月』。
小学生が取り組むタグラグビーというスポーツで、二年連続日本一になったチームの話です。
チームづくりの過程や子どもと指導者の関係を描いた内容ですので、とくにスポーツと教育に関わる人には必読の一冊だと思います。
これまで雑誌や広告で文章を書いてきましたが、本を丸々一冊書くというのははじめてのことで、同じ書くという作業でも、ずいぶん違うものです。
雑誌の記事が100メートル走だとすれば、本を書くのはマラソン。
長い道のり、勢いとセンスだけで書き上げることはできません。
コツコツ続けることの大事さ、たいへんさが身に沁みました。
年末のお供に、ぜひ。
そよかぜブックスシリーズ『七国スピリッツの十二か月』¥1,400
https://spike.cc/shop/soyokazeticket/products/enIln1rU
上記ページにはSNSのシェアボタンがございます。ぜひレコメンドくださいませ。