リモートワークから『自分らしい働き方』の実現を考えるフューチャーセッション 〜リモートワークジャーニー@広島
Mission
近年注目を集める「リモートワーク」。企業にとっては優れた労働力を確保するための解決策として個人にとっては、自分の経験や能力を最大限に活かす解決策として、リモートワークは期待されています。
このイベントでは、これからの働き方について未来の実現のためにできることは何か、どうすればリモートワークが当たり前の社会になり誰もが自分らしい働き方ができる社会が実現できるか、を一緒に考えます。多様な立場の参加者による議論とワークショップを通じて自分自身の答えを探しましょう。
ゲストには「リモートチームでうまくいく」の著者であり、自らリモートワーク実践者でもある倉貫義人氏、また他にもリモートワーク実践企業の方にもセッションに参加いただき、リモートワークに関する知見を共有してもらいます。
このイベントに参加をすれば、自分自身の新しい働き方のビジョンや気付きを得ることができます。また、共通の志や価値観を持った仲間たちとの出会いもあるでしょう。もちろん、リモートワーク実践者も多く参加するので、先駆者の知見を得ることだってできます。
リモートワークに興味のある方、新しい働き方やマネジメントの変革に興味のある方、すでにリモートワークを実践されている方、自分自身の働き方について悩んでいる方、その他はワークスタイルに興味がある方のご参加をお待ちしています。
札幌開催の様子
【開催への想い】
これまでのようにオフィスで働く事を前提としたワークスタイルでは、時間や場所などの様々な制約により何かを我慢する必要がありました。
- 本当は地方で暮らしたい。(でも地方には仕事がない。)
- 本当はもっと家族のそばに居たい。(でも仕事と通勤で毎日が終わってしまう。)
- 本当は今の仕事を続けたい。(でも家族・子供との時間がとれなくなってしまう。)
- 本当は好きな場所で好きな仕事をしたい。(でもフリーランスにはなりたくない。)
―その我満は、本当に我満しなければならないものでしょうか?
皆の「もっと自分らしい働き方をしたい」という想いを集めたら、「お互いの環境を尊重しあうチームで自分らしく働く」ことができるのではないでしょうか。
このフューチャーセッションでは、そんな未来のチームの姿について考えることで、未来に向けた準備をするチームを生み出すことを目指します。
このセッションを通して、「自分らしい仕事」の実現に向けたアイデア、そしてそれに緒に取り組む仲間に出会える筈です。
インフォメーション
- 開催日時
-
2016-06-25 (Sat)
14:00 ~ 17:00 - 応募締切日時
- 2016-06-25 (Sat) 13:30
- 会場名
- ソーシャルスペースmisocia
- 住所
- 広島県広島市中区袋町3-11味噌会館ビル3F
- > google mapで表示
- 定員
- 30 人
- 参加費
- 会場払い 2,000 円
- 主催者
リモートワークジャーニー
メンバー
企画メンバー 2
Participation
【こんな方にオススメ!】
- これから先UターンやIターンで地方移住を検討している方
- 子育てしながら第一線で働くことも両立させたいと思っている方
- リモートワークに興味のある社会人、すでに実践している方
- リモートワークで社員を雇用している経営者、人事担当者の方
- これからリモートワーク導入を検討している経営者、管理者層の方
- 介護や親孝行のために地元に帰るが、仕事は続けたいと思っている方
- リモートワークによる地方創生や活性化を検討している行政の方
- 将来の働き方に不安を感じている、これから社会人になる学生の方
- 新しい働き方がもたらすメリットや価値について詳しく知りたい方
- 自分の今の働き方で良いのかと、疑問に思い始めた、思っていた方
- 社員にとってのワークライフバランスを真剣に考えている経営者の方
- 社員たち誰もが「自分らしく」働けることの実現をしたい経営者の方
- 新しい働き方「リモートワーク」を通じて、社会変革を起こしたい方
Description
【このイベントに参加することで得られること】
- さまざまな人との対話から違う視点を得ることで、視野を広げられます
- 新しい働き方のための、新たなチャレンジの種やヒントを発掘できます
- 志や価値観が同じだったり、化学反応が起きうる仲間が見つかります
- リモートワークに関する知識や知見、専門家との繋がりが得られます
【アジェンダ】
-
14:00 前半:開会、フューチャーセッションのイントロと、ゲストのトーク
-
15:15 後半:対話からアクションプランを生み出す参加型セッション
-
17:00 アウトプット共有&参加者同士の交流セッション&チェックアウト
- 18:00 終了〜お開き
※セッションの詳しい流れは、本ページ下部の「ステップ」をご覧ください
*札幌/東京/福岡で開催した様子
【会費】
- 2,000円(交流セッションがセットとなります)
【ゲスト】
倉貫 義人 さん 株式会社ソニックガーデン 代表取締役社長
ソフトウェア受託開発の世界で、月額定額&成果契約という新しいビジネスモデル「納品のない受託開発」を展開し注目を集める。著書に『「納品」をなくせばうまくいく』、『リモートチームでうまくいく』など。ブログ http://kuranuki.sonicgarden.jp/
重村 浩二 さん ChatWork株式会社 モバイルアプリケーションエンジニア
2015年3月より現職にて山口県からリモートワークを実践する。日本Androidの会のコミュニティ運営委員・中国支部長としても活動中。著書に『Android SDK ポケットリファレンス』など。
松森 知里 さん サイボウズ株式会社 セールスエンジニア
2016年4月に東京から地元である岡山にUターンし、岡山県でリモートワークを開始。地方からチャレンジングでワクワクできる働き方を探求中。
【ファシリテーター】
八田 亜由子 さん 株式会社LASSIC ITコンサルタント
IT×地方創生を探求する中で「リモートチーム」に関心を持ち、リモートワークジャーニーに参加。地方創生や新規ビジネス創発にかかわるイベントを各地で開催。
【リモートワークジャーニーについて】
リモートワークジャーニーは「リモートワークの認知度向上と、取り組む人と企業を増やすこと」を目的としたイベント及び、それを実行するコミュニティ活動です。
リモートワークによって場所と時間の制約から解放されることで、働き方や働く会社の選択肢が広がり、働きたい誰もが人生を諦めることなく「自分らしく働ける社会」を実現できるのではないか、と私たちは考えています。
そんなリモートワークが当たり前になる未来を実現するため、リモートワークをきっかけに「自分らしい働き方」を考える人を増やすため、目的地「自分らしく働ける社会」を目指して日本中を巡る旅、それがリモートワークジャーニーです。
私たちの考える「リモートワーク」とは、企業に勤める人たちの新しい働き方への切り口であるとし、そこにフォーカスをしています。
【本イベントに関するお問い合わせ】
広島開催担当:安藤 光昭 ( http://bitriver.jp )
【リモートワークジャーニーに関するお問い合わせ】
2016年に始まり、すでに愛媛、札幌、東京、福岡で開催し、今後も様々な場所で働くリモートワーカーを繋いでいきます。もし自分たちのところでも開催したい!という地域があれば、リモートワークジャーニー運営までご連絡ください。
6月25日土曜日。前日の大雨もあがった梅雨の合間の広島で、リモートワークジャーニー@広島の会場である「ソーシャルスペースmisocia」に『自分らしい働き方』のヒントを求めて30名の方が集まりました。
今回のセッションは、東京で開催されたリモートワークジャーニーに参加した感動を広島にも伝えたいという主催者の想いからスタートしました。リモートワークというテーマに関する対話を通じて、参加者それぞれのアイデアが見えてきました。
「オープンな雑談」「あたたかいデジタル」「健康になれるリモートワーク」などの新しいキーワードも見つかり、札幌、東京、福岡に続き、広島でも大いに盛り上がったセッションとなりました!
それでは、当日の様子を振り返ってみたいと思います。
■オープニング
ファシリテータの八田さんのアイスブレイクの後、発起人のひとりである倉貫さんからリモートワークジャーニーについてのメッセージが語られました。
「リモートワークは進んでいる会社だけが出来る夢物語ではない」というメッセージ、そしてリモートワークジャーニーとしてただの講演会ではない「参加型のセッション」にこだわる理由などを伝えていただきました。
■参加者の信頼感を高める/ストーリーテリング
他会場と同様、まずは近くの人とペアをつくり、自己紹介も兼ねてお互いの『自分らしい働き方』に耳を傾けあいました。
はじめて会った同士とは思えない活発なトークから、リモートワーク、そして、自分らしさに対する想いの強さが伝わってくるようでした。
「働くために生きるのではなく生きるために働く」「文化祭のようなノリの会社で働く」「好きなことがつながって仕事になる」など、参加者から語られる『自分らしい働き方』を通じて、自分自身のテーマをより深めることが出来ました。
■フィッシュボウル
「もっと話したい」という会場の熱気を残しつつ、ここからは岡山と山口でそれぞれリモートワークを実践するゲスト2名にも加わっていただき、リモートワークについてより深い話に入っていきます。
写真左からChatwork重村さん、サイボウズ松森さん、ソニックガーデン倉貫さん
ゲストの3名はそれぞれ、開発者、営業、経営者という異なる立場からリモートワークを通して働き方がどのように変わってきたのか、どのように変えてきたのかを語っていただきました。
「雑談をオープンにする」「リモート側を孤立させない」「リモートを中心に考える」「分単位で作業状況を共有する」などリモートワークのノウハウに加えて、倉貫さんからは「リモートワークで健康になる」という新しい理論も登場しました!
セールスエンジニアの立場で話された松森さんからは、外に出て仕事をする営業部門でリモートワークを実践する上での苦労話や今後の改善に向けた取り組みをお聞きすることが出来ました。
そして、山口にこだわってリモートワークを実践される重村さんからは、地方で活躍するエンジニアとしての生き方が伝わってきました。
また、「東京に比べて通勤の負荷が桁違いに低い」「地方に居ても自分が前のめりで勉強することで十分成長できる」など地方 × リモートワークという観点のキーワードも出てきました。
参加者の気づきを共有したボードからも、みなさんが様々な発見をしてリモートワークのイメージを高めることが出来たことが伝わってきます。
■未来レポートの作成に向けたグループづくり
ここまでの対話を通して深まった「こんな働き方をしてみたい」「こんな変化を起こしたい」という想い。
それを共有するために、A4の紙に、『自分らしい働き方』の実現が当たり前になる社会の実現に向けて、自分自身が起こしたい変化のテーマを記載してもらいました。
そして、近いテーマを持つ人同士が集まって、未来レポートを作成するグループが結成されました。
■未来レポートの作成と共有
テーマを持ちよったグループそれぞれで「2020年、『自分らしい働き方』が当たり前になった社会」についてレポートを作成しました。メンバー同士「各自が起こした変化」を中心に未来の社会について議論を交わしました。
グループの中には、もっと先をいく「2050年」のレポートを作成されたグループもありました。30分という短い時間ではありましたが、白熱した雰囲気の中、全6グループのレポートが完成しました。
■クロージングセッション
2050年の未来を熱く語る倉貫さん
各グループの発表が終わると、レポートに対して様々な意見が交わされました。また、広島だけでなく、東京、岡山、山口、島根と各地のメンバーが集まったことで、交流会会場は様々な話が渦巻く場となりました。
終了予定時刻をオーバーしても熱気は収まらず、会場クローズぎりぎりまで会話は続きました。
最後に全員で記念撮影!今回のセッションはここでクローズですが、ここから新しい動きや、変化がすぐにでも生まれそうな雰囲気が感じられる、熱い土曜日になりました。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして、グループワークで発表した変化を実現すべく一緒に行動していきましょう!
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6月25日広島で生まれたアイデア<雑談こそ仕事>◆私たちの未来の特徴フランクな会話からイノベーションが生まれる◆どんな変化が起きてそれが実現した?有名な方とリモートで呑める、語れる◆メンバーは何をした?オープンな場の提供有名人が喰いつくネタの提供テラスハウス<(2050年?)働く事が趣味な社会>◆私たちの未来の特徴楽しい仕事しか存在しない働かなくても生きていける◆どんな変化が起きてそれが実現した?
ロボットが2016年現在の仕事をすべて出来るようになった
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通信機器やクラウドが不調になっても復旧しやすい/不調にならない技術革新無駄な人間関係は無くなるが、雑談が増えるやることやっていれば昼から飲むのが許容される社会◆メンバーは何をした?
いっちーが南の島に移住して仕事と筋トレ
のがみさんがクラウドワーキングサイトを作成・発信、サービスを開始はるさんが人を斡旋<ゼロキョリコミュニケーション!>◆私たちの未来の特徴好きな場所で暮らす
距離を感じない自分のやっていることがオープンに自然と共有できるすぐ隣にいるような感覚でリモート社内・社外を意識しなくてもいい◆どんな変化が起きてそれが実現した?テクノロジーの浸透ツールの使い方・仕事のやり方の変化分散して働ける(東京一極集中はNG)な社会の変化時間・体制に関する法律の改正同じような悩みを持つ人が社会のワクを超えて集まるのが自然になる◆メンバーは何をした?リモートワーク・アクションの実践をした新しい働き方の発見をした自主的に「外へ」出てそれを積極的に「発信」リモート勉強会を開催して積極的に参加コミュニティ活動を活発化コミュニケーションの取り方をオープンにした<人生ふわっと波ノリ社会!>◆私たちの未来の特徴ジョブシェアが当たり前好きなところに住める保育の自由化◆どんな変化が起きてそれが実現した?「副業禁止」がなくなる学校もリモートで通える待機児童ゼロ地方に貢献社会のフォロー◆メンバーは何をした?佐々木さんはコミュニティを作った長畑さんはクワを片手に国際会議をした村上さんは社内でのモデルケースを作ったぞえさんは「仕事かけもち」を実践してブログで発信したタチカワさんはたくさんベンチャー企業を作った<ノーボーダー>◆私たちの未来の特徴おじいさん、おばあさんがリモートワークしてる!労働差別がなくなる年齢も、性別も、国籍も、そして場所差別もなし◆どんな変化が起きてそれが実現した?[制度]30歳を超えたらリモートワーク5年過ぎたら全員リモート通勤手当が健康手当に[テクノロジー(ノウハウ)]ホログラムあたたかいデジタル導入コストも激減[マナー]リモートマナーの制定マジョリティのマナー向上◆メンバーは何をした?カケイさんは自社にリモートワーク制度を導入+リモートワークジャーニーを支援した松森さんはリモートワークをステキにやって仲間を増やしたサカペさんは家庭に導入支援をしたまえばさんはアナログな人に「デジタルはいいもの!」を広めたやっさんはリモートワークでない側のマナーからリモートワーク側のマナーに変えた<リモートワークで自分らしい生き方を実現するためにイイネ!と思ったポイント>- 雑談をオープンにする(同意見多数)
- あえてみんなに見えるように雑談をする
- 全員がリモートワークを基本に考える(同意見多数)
- 全員がリモート→立場が同じに(1対1の関係)
- 会議は全員リモートで行う
- リモート側もオフィスも映像を常に見せる
- 情報は自分から取りに行く
- 日本の裏側の人達と手を組み24時間交代勤務体制の確立
- 運動不足手当
- 健康になるリモートワーク
- 通勤時間だった時間を運動する時間に
- 地元で働きたい
- 100%ペーパーレス(なにも持たない)
など<リモートワークで自分らしい生き方を実現するうえで大丈夫?と思ったポイント>- はじめるときにやれるかどうか分からない
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など
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