ヘルスケアの未来 ~「働く」 30代の未来を創るフューチャーセッション
Mission
”30代の「働く」を応援する”というスタンスから、個人の健康、組織の健康、そして社会の健康につながるアクションを生み出すきっかけを作ることを目的としています。
インフォメーション
- 開催日時
-
2017-02-05 (Sun)
14:00 ~ 17:00 - 応募締切日時
- 2017-02-05 (Sun) 17:00
- 会場名
- SO Shinjuku
- 住所
- 新宿区新宿2-15-22 S2ビル 8F
- > google mapで表示
- 定員
- 20 人
- 参加費
- 会場払い 3,000 円
- Information note
30代の「生き方」「働き方」というテーマから、ピンときた書籍を一冊お持ちください。
- 主催者
Read For Action & プレメディカルコミュニティ 共催企画
Participation
◾「楽しく、健康的に働く」を目指したい方
◾働く環境の改善に取り組みたい方
◾30代のメンバーと一緒に仕事をしている方
◾「人々の健康に貢献する」方向性にビジネスを展開したい方
◾組織のメンタルヘルスの向上に取り組みたい方
◾組織の「健康経営」(※)に取り組みたいリーダーの方
◾「ライフスタイル」「健康」に興味や関心のある方
※「健康経営 ®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です
◾ 健康経営(NPO法人健康経営研究会ホームページより)
http://kenkokeiei.jp/whats#fig
Description
組織のなかでは、周りから頼りにされる存在になり、
同時にまだまだ公私ともに伸び代がいっぱいの30代。
その世代の「働く」を一緒に考えることで、健康的な未来を創っていきましょう。
昨今の疲弊した職場のニュースを自分ごとに感じたり、心を痛めている方も多いと思います。
今や「働き方」は個人にとどまる問題ではなく、社会全体で考えていく時代なのだと考えさせられます。
過去に開催された「未来のヘルスケアを考えるフューチャーセッション」でも、「働き方」は個人の健康と組織の健康の双方にとって影響が大きいと思われる「未来の兆し」として、参加者の皆さんと情報を共有してきました。
働き方に対する認識にパラダイムシフトが起き始めている今、「ハッピーな働き方とは?」という問いかけから、個人も組織も未来の「働く」を主体的に考え、アクションを共創していくチャンスかもしれません。
未来の働き方を想像したとき、テクノロジーの進化や、成熟した社会と歩調を合わせて、
自分自身も、周りの人も、自分の能力を最大限に発揮して、生き生きと仕事をしているとしたら?
不確実な未来にも、自分たちの描きたい未来はあるはずです。
人が多くの時間を費やす「仕事」を大切なライフワークと捉えて、どうしたら仕事を楽しく充実したものにできるかを未来思考で一緒に考えたいとおもいます。
今回のセッションは、日本最大級の読書会ネットワーク『Read For Action 』とのコラボレーションで、本から得られる情報だけでなく、本の著者から叡智を授かる素敵な読書体験も楽しめます。
そして、生き方につながる働き方と向き合うリアルな体験から、率直な思いを共有してくれるのは、福本愛さん。
福本さんは、薬剤師としてのキャリアを持ち、その経験や知識を資源として、試行錯誤しながら主体的にライフワークを変化させてきました。
気が付けば時代は女性のキャリアを応援するムードになりつつあります。
書店には女性が自身の働き方を考えるヒントとなる書籍が並んでいます。
これからは、だれもが自身のキャリアをデザインできる時代になるかもしれません。
働く未来を生きる、そしてその先の未来を生み育てていく30代の女性が、「今の社会で働けて良かった。。。」と思える、そんな社会はきっと、「人が新しい価値を創造している社会」なのではないでしょうか。
ど真ん中の働く世代の方も、これから働くを考えるという方も、人生の先輩世代の方も、
あるいは、組織をつくる責任者として、個人の「働く」を応援したいという方も、「働き方」を考える対話を通して、一緒に未来をデザインしましょう。
当日の流れ:
① 本日の目的とテーマについての共有
② リードフォーアクションによる本からの情報インプット
③ 対話とアイディア出し
④ アクションを設定する
セッション名:
ヘルスケアの未来 ~ 「働く」30代の未来を創るフューチャーセッション
https://www.ourfutures.net/sessions/2238
テーマについて
個人の仕事に対する向き合い方や、一緒に働くチームメンバーとのかかわり方などが、心と身体の健康につながっている、という前回のセッションで得られた気づきを引き継ぐかたちで「働き方」にテーマを設定。
今の30代が、「今の社会で働けて本当によかった!」・・・と心から思えるような取り組みの一歩を創造することに挑戦しました。
今回は、フューチャーセッションのベースとなる大きな3つのステップ、
1.参加者同士の信頼関係をつくる
2.参加者の皆さんに自分で決めてもらう
3.試作してみる
を、リードフォーアクションの読書会とのコラボレーションでデザインしました。
はじまり
ストーリーテリング ~
テーマ:「働き方に対する今の想いは?」
セッションの目的とテーマに関連した時代背景などを全員で共有した後に、
ひとり一人、「働き方」に関して思いつくキーワードを付箋紙に書き出し、
そのキーワードをもとに、テーブルごとのグループで自己紹介。
インスピレーショントーク
自身の「働き方」に対する今の想いをことばにして、確認したところから、
本日のプレゼンター、薬剤師としてのキャリアを持つ福本愛さんから、新しい生き方につながる働き方の一歩を踏み出した体験を語っていただきました。
リードフォーアクションの読書会
問い「自分にとっての健康的な働き方とは」
「本を読む」のではなく、本の著者と対話をするような感覚で、
「問い」に対する答えのヒントとなるキーワードを付箋紙に書き出し、
さらにそれをもとに、グループのメンバー同士で対話。
健康と働き方をつなぐキーワードがたくさん共有されました。
本を通して自身の知識や情報が引き出され、対話をしたことで、働き方に対する想いも、さらにバージョンアップされたようです。
マグネットテーブル
自分にとって「健康に働く」とはどういうことだろう?
という問いに、各自が静かに向き合う時間を経て、
ここからは、テーマについて自分がやりたいことをことばにして表現するステップです。
「健康に働くために、私が取り組みたいことは?」のテーマで、
各自A4用紙に書いたものをもって部屋の中を歩き回り、
次のいづれかの人と3人のチームを作りました。
1.似たことを書いている人
2.一緒になると化学反応を起こしそうな人
3.自分の書いたことを捨ててもいいと思うことを書いている人
クイックプロトタイピング
チーム内で、自分が書いた取り組みについて、背景や想いを共有した後、
チームで取り組みたいことと共に、
取り組みを通して、
1.実現したいこと
2.大切にしたいこと
をまとめて、チームごとに発表。
チェックアウト
全員が輪になってのチェックアウトでは、再び個人としての振り返りの時間を持つとともに、
全体としてのあたたかな一体感が生まれました。
新たな活動のアイディアをかたちにしようという力強い行動宣言もあり、
今後の参加者の皆さんの活動も楽しみです。
プレメディカルコミュニティでは、
引き続き、「心と身体」の健康に関する当事者の切実な課題を、多様な立場の人と一緒に解決していけるような場作りをしていきたいとおもいます。
作成 FSファシリテーター かがみ洋子