メシアガレvol.序 ~古きを知り未来につなげる和食のココロ~
Mission
日本食(伝統食)の魅力や可能性を改めて掘り起し、未来にどんな食文化を創りたいかを一緒に考えるセッションです。 茶道プチ体験もしていただきます。
Closed
インフォメーション
- 開催日時
-
2014-06-07 (Sat)
18:30 ~ 21:00 - 応募締切日時
- 2014-06-07 (Sat) 21:00
- 会場名
- 3×3 Labo(丸の内富士ビル3階)
- 住所
- 東京都千代田区丸の内3-2-3 富士ビル 3F
- > google mapで表示
- 定員
- 30 人
- 参加費
- 会場払い 500 円
- 主催者
日本伝統食文化協会・若衆
Participation
日本食(伝統食)に興味のある方、学びたい方、広める活動をしたい方、茶道を体験したい方等
Description
このセッションは日本の食文化の未来を一緒に考えるセッションです。全2回開催する予定(「vol.序」と「vol.破」)で、第1回目(vol.序)は日本伝統食文化の魅力や可能性を改めて発掘し、どんな未来を創りたいかを一緒に考えます。 第2回目(vol.破)は第1回で考えた未来像を実現するために、何ができるのか具体的に考えていくセッションを開催します。当協会は11月に日本伝統食文化フォーラム(仮題)を開催する予定です。全2回のセッションで出たアイディアは、このフォーラムで実現に移したいと考えています。
※日本伝統食文化協会は、日本の伝統的な食文化についての知識を広める活動を基本とし、関係各所とも連携を図り、地域活性化はもとより、その地域に育まれた伝統食文化の素晴らしさや正しい姿を国の内外に伝えると共に、時代を担う優れた活動や人材を支援していくことで、日本の食文化の未来を創造することを目的としている団体です。(https://www.facebook.com/nihondentoshoku)
6月7日(土)、3×3LABOにて和食の未来を考えるセッション、「メシアガレvol.序」を開催しました。
会の概要を以下、当日の流れに沿って簡単にまとめます。フューチャーセッションでは、最初にアイスブレークをやることが多いですが、今回は、茶道体験を行いました。
茶道は相手をもてなす心を大事にします。相手の目の前で一所懸命にお茶を点てる姿を見て、お茶を頂くことは、言語を用いていませんが、双方の間に親しみの様なものを生んだ気がします。
和の文化の中に他にも、セッションに活かせる手法があるのではないかと思います。
非常に和やかな雰囲気でスタートした今回のセッションの最初の問いは「あなたにとっての和食とは(イメージ、キーワード等)?」。
そもそも「和食」というワードからイメージされるものが各々に違いが大きいと思い、共有するところから始めました。
文化、季節、うま味、健康、素材、母の味、スタイル(一十三菜、料亭)、調味料(さしすせそ、照り焼き)、心、器・・・・などのキーワードが出てきました。
このアウトプットは「和食マインドマップ」を作成して、次回以降のセッションの参考資料にしたいです。
その後、いくつかの問いを積み重ねるごとに、「地域の伝統食が継承されていない」、「若者の和食離れが進んでいる」、「和食は作るのも食べるのも難しい、面倒くさい」といった和食文化が今日抱える課題が浮き上がってきました。
そこで最後の問いとして「若者が日常的に和食を楽しむ方法は?」を提示し、グループに分かれてまとめてもらい、共有しました。
アウトプットは以下の3つです。
① 地域の郷土料理を生産から調理まで継続して体験できる仕組みを作る
② 小中高の制服を和服にする(和服を着れば、自然と和食を食すようになるし、心身に好影響も与える)
③ 和食ファクトリー豊洲(キッザニアのような和食の色々を体験できる施設をつくる)
そして、最後に「2020年、世界に示したい和食文化」という問いを参加者全員に発表して頂き(下記)、セッションをクローズしました。・自分の生まれた土地の伝統食を改めて見直したい
・「すし、てんぷら」以外にも素晴らしい和食があることを知ってもらいたい・和食文化の深さを表現できるイベントを開催したい
・・・・etc
次回は8月23日(土)開催予定。
若者が日常的に和食を楽しむ為の「何か」をより具体化していきます。
※今後は演劇の手法(スタニスラフスキーシステム等)を取り入れ、「小芝居ファシリテーター」という新たなジャンルを開拓したいと思います。
【セッションの流れ】
問いを共有する
サークル(Circle)
日本伝統食文化協会の紹介
関係性をつくる
ストーリーテリング(Storytelling)
茶道体験
多様な知識を持ち寄る
ワールドカフェ(World Cafe)
「あなたにとっての日本食とは?」、 「日本食の魅力,可能性とは?」
プロトタイピングする
クイックプロトタイピング(quick prototyping)
豊かでワクワクする日本食の未来を描き出す
アクションを生み出す
サークル(Circle)
サークル