FSW2013 オープニング・セッション
セッションの目的
フューチャーセッション・ウィーク2013のオープニング・セッションです。
今回のテーマ「未来の新しいストーリーを発見しよう」にあわせ、3.11後の日本の状況を共有し、これからのありたい日本の未来の姿をみんなで描きます。日本から世界に発信していける新しいストーリーを紡ぎだし、未来の創造に向けて協調アクションを生み出していきます。
このウィークで様々な地域、テーマでセッションが行われますが、どのような人たちが、どういった思いでセッションを実施するのか紹介し、お互いに支えあう関係性を創り出すこと目指します。
インフォメーション
- 開催日時
-
2013/05/31 (金)
18:30 ~ 21:30 - 応募締切日時
- 2013/05/31 (金) 21:30
- 会場名
- イトーキ東京イノベーションセンター SYNQA
- 住所
- 東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー 2F
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- 定員
- 50 人
- 参加費
- 無料
- 備考
開場 18:00
- 主催者
フューチャーセッションウィーク事務局/協力:イトーキ 東京イノベーションセンター SYNQA
メンバー
参加者 34
対象者
フューチャーセッションを実施している人、ウィーク中に実施予定の人、フューチャーセッションに関心の高い人。
様々な社会課題の解決に取組んでいる人、関心のある人。
セッションの概要
5/31〜6/8のフューチャーセッション・ウィーク2013開催にあたり、今回開催される70以上のセッションを通じ、私たちが欲しいストーリーを発見するセッションとなりました。
今回セッションを実施する企画メンバーや、多くのセッションに参加予定の方々が約40名集まり、セッション同士のつながりを発見する気づきの多い場となりました。
セッションのプロセス
Part1 -FSWの全体像を探る-
18:30〜18:45 チェックイン
フューチャーセッションズ野村氏より、フューチャーセッション・ウィークの開催宣言。
3.11以降の日本に求められているフューチャーセッションの役割と、新しいストーリーを発見し共有することの重要性を説明し、みんなで一緒に作り上げるフューチャーセッション・ウィークの位置づけを明確にしました。
今回開場提供にご協力いただいたイトーキ谷口様より、イノベーションセンターSYNQAをご紹介いただきました。
今回は、ウィーク中にセッションを実施する企画者も多かったので、各自のセッションのアピールタイムも設定しました。
18:45〜18:50 ペアワーク
参加者同士でペアになり、自己紹介と共に自分が企画/参加するフューチャーセッションについて共有しました。
18:50〜19:15 グループワーク
4人のグループで、今回登録されているフューチャーセッションの目的や内容を推察するワークを実施。
19:15〜19:30
グループワーク発表
70以上のセッションがある中で、どういうタイトル、テーマだと関心を呼ぶのか、気づきを得ました。
Part2 –新しい繋がりを探る-
19:40〜19:45 個人ワーク
今回自分が実施する・関心あるフューチャーセッションを「自分の欲しいストーリー」として参加者全員で共有しました。
19:45〜20:25 バースデーケーキセッション
3人組になり、各自のストーリーをつなげていき、新しいストーリーを紡ぎ出すことにチャレンジしました。
短い時間でしたが、つながりの中から見えてくる新たなストーリーが発見されました。
- みんなが創造者になれる。自分たちで作っていくこと。無駄なことに費やしている莫大なエネルギーを地域や社会に活かしていく。
- 自分たちの考えていることを対話して、一回掃き出す。他の人の意見が新しい発見になる。他のエリアでつながる瞬間がある、思い込みを外してみる。
- シングルでも生きやすい社会に。自由に選択できるがキーワード。選択肢が増えることが大事。
- 「余力」がキーワード。余力があるとつながる。個人が活かせる。他の誰かが決めた価値観ではなく、自分のハンドメイドの価値観を求めている。
- リソースを最大限に活かす。日本には、人、お金、自然がある。どう活かすか。働き方で人や、すでにあるものを活かす。
- ストーリーは話すだけでなく、新しい表現があるのでは?話せる人だけがつながるのではなく、表現することを楽しめるよう教育することも大事。潜在的な意見をどう伝え、つなげるか。
- 「つながる」がキーワード。つながるにはどうしたらいいか。世代間でつながるのは、子どもが真ん中だったらできる。人を助けるのも全力ではなく、個人の余力を集めれば何とかなるのでは?
- 「遊び」がキーワード。自分で意思決定できると遊びが仕事になり、仕事が遊びになる。一つのことをみんな違う面でみていることに気づいた。
- マイノリティや資源が集中していないところに次の資源の還流、マイノリティが一発逆転する可能性がある。隠れた資源は地域の方が持っている。
- 「地域」がキーワード。地域の人が戻り地域を活性させる。一度出た人もいつでも戻れるようにする。日本人がニコニコして誇りを持てる。地域のがんばっている人を見える化して、地元が大好きな子どもたちを育てる。
- 30代、40代、50代と、置かれている状況が違う。30代は、まだ組織の中の一人、これからもずっと楽しく働いていきたい。40代の人は、人らしくどうしていけばいいのか悩んでいる。50代の人は、楽しく働けない、厳しい状況の中で、楽しく人らしくあるにはどうすればいいか。
- 市役所で新しい事ができない。どうしたら自分で生み出していけるか。企業をスピンアウトではなく、中でどう土壌を作れるか。別の場所だが、同じ問題意識。世界中が仲良くつながるには、お互いのことをちゃんと知り合う、リソースをシェアする。新しい事を生むための環境を作る。
- ひきこもりは悪く捉えられがちだが、あえて時代社会についていってない人。効率を重視し過ぎ、多様性に理解が無い、認められるようにすることが大事。
- 田舎の神社を対話の場の中心に。日本の男性ではなく「東北」という制約をつける。制約がイノベーションになる。企業の商品も地域で違うものを開発する。 それを田舎の神社で生み出す。地域が個性を生み出す場所に。
20:25〜21:00 チェックアウト
本日の振り返りを一言ずつコメントをいただき、セッションを終了しました。
考察
フューチャーセッション・ウィークのオープニングセッションとして開催しましたが、ウィーク全体が1つの大きなフューチャーセッションとして捉えることもできます。
今回のセッションは、チェックインで、ここから様々なセッションを実施し、参加することで、本当のつながりが生まれ、新しいストーリーを発見することができると思います。
数多くのセッションに参加し、出会うことの無かった方たちと新たな関係性を作り、有機的なコミュニティを形成していければと思います。
6/8にはエンディングセッションがあります。ウィークを通じて得られた気づきを共有し、新たなストーリーを紡いでいければと考えています。
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