ロボットスーツでボランティア、あなたはどんな活動をしている?
人体に装着することで筋力を増加させ、歩行機能を改善する機械装置が医療デバイスとして認められただけでなく、保険適用がされるようにまでなってきました。これらの機械装置はパワードスーツやロボットスーツとも呼ばれ、人体に装着することで筋力を増強する機械装置であり、医療・介護分野だけでなく、物流現場などにおける荷役作業(重量物の上げ下ろし動作)に活用する製品等も発売されています。
今後はさらに装置の高度化・小型化・軽量化が進むだけでなく、保険の適用範囲が広がる可能性もあります。治療だけでなく予防にも活用されやすくなることで、高齢者にとっては今までしんどくてできなかったことが適度な運動になり、健康促進に欠かせない道具として高齢者を中心に個人所有が広がる可能性があります。もしかしたら、地域での買い物や移動の支援、家の中にある重量物の運搬支援が「適度な運動」と認識されるようになり、健康促進機会の向上と生活の中での助け合いの促進が両立されていき、ロボットスーツを持つことが地域貢献の証になっているかもしれません。
発想元:日経デジタルヘルス「ロボットスーツHAL、いよいよ保険が適用」2016年1月28日
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/012800339/?ST=health
■未来の兆しにご興味のある方は
https://goo.gl/OMyJiw
文/筧 大日朗(OUR FUTURESディレクター)
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