陸上生活と海上生活のコストが変わらなくなったら、あなたはどう暮らす?
衛星通信のコスト低下で、あらゆるものがインターネットにつながる「IoT(インターネット・オブ・シングス)」が海運にも広がっているようです。従量課金だけでなく、定額料金でも使える衛星通信サービスが登場し、通信速度もどんどん速くなっているため、陸上での通信環境と同等の海上環境が実現されていきそうです。沖では津波の影響が陸上に比べてとても小さいことから、災害にも強いという印象を持つ人も増え、レジャーだけでなく、日常から海上生活というライフスタイルを選択する人が増えていき、陸上のみだったサービスを海上でも当たり前のように利用できるようになるかもしれません。
発想元:日本経済新聞「ウェザーニューズ、IoTで船舶運航助言」2016年1月15日
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO96133390V10C16A1TJC000/
■未来の兆しにご興味のある方は
https://goo.gl/OMyJiw
文/筧 大日朗(OUR FUTURESディレクター)
タグ
関連するストーリー
- 助け合いアシスト・スーツ #033
- ロボットスーツでボランティア、あなたはどんな活動をしている? 人体に装着することで筋力を増加させ、歩行機能を改善する機械装置が医療デバイスとして認められただけでなく、保険適用がされるようにまで...
- リード・フォー・ヘルス #036
- 読書で健康を実感できる未来、読書環境のまわりに何がある? 読書の利点は「学び」だけではなく、「健康効果も高い」ということが研究結果から判明してきているようです。2016年9月号の「ソーシャル・...
- 2025年 オランダ・ジャーナリズムの未来3 #020
- 前回に引き続き、オランダのジャーナリズム基金がまとめたテクノロジーの受容と社会的信頼の2軸によって分かれる4つの「2025年 オランダのジャーナリズムの未来シナリオ」のうち、「急進的 + 自分の...
- 2025年 オランダ・ジャーナリズムの未来5 #022
- 前回に引き続き、オランダのジャーナリズム基金がまとめたテクノロジーの受容と社会的信頼の2軸によって分かれる4つの未来シナリオのうち、「(テクノロジーの受容は)不承不承 + 自分のためにやってもら...