テクノロジー満載のハイテク墓地が広まったら、お墓参りのあり方はどう変わる?
世界有数の人口密度である香港では墓地不足の問題が生じており、その解決策としてテクノロジーを活用した共同墓地の設立が計画されているようです。遺影がスクリーンに映し出されるだけでなく、納骨されている一つ一つのブースの前にカメラを設置し、スマホ経由でどこでも死者に祈れるシステムの完備も計画しているとのこと。
人口が都市へ集中する都市化による墓地不足の問題は、香港だけでなく世界各地で起きており、従来の墓地や死者への弔い方を変えざるを得ない状況になりそうです。墓地とインターネットの接続だけでなく、思い出を3Dで追体験できるコンテンツを提供したり、故人の人格を移植した人工知能と会話できたり、故人からお墓参りを催促されたりするような墓地も登場しているかもしれません。
発想元:ギズモード・ジャパン「常識を覆す巨大ハイテク共同墓地に香港がざわめく」2015年12月20日
http://www.gizmodo.jp/2015/12/10.HK.html
■未来の兆しにご興味のある方は
https://goo.gl/OMyJiw
文/筧 大日朗(OUR FUTURESディレクター)
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