このプロジェクトについて
Innovation Nipponとは
Innovation Nipponは、日本のイノベーションを推進することを目的としたICT政策に関する研究・提言を行うプロジェクトです。2013年7月1日にグーグル株式会社と国際大学グローバル・コミュニケーション・センターが発起人となり発足しました。
イノベーションを爆発的に推進するには、自由な発想と自由な環境、新たな価値観の取り込みと冒険心が何よりも必要です。日本が真のイノベーション国家としてアジアや世界をリードしていくために、手がかりはどこにあるのでしょうか。目指すべき社会はどんなものなのでしょうか。Innovation Nipponでは、専門家による議論や研究、国内外の先進例の紹介等を通じ、起爆剤となる政策へのインプットを目指しています。
これまでに下記のようなテーマで、シンポジウムや研究会を開催してきました。
- パーソナルデータ活用
- パーソナルデータ保護分野でのマルチ・ステークホルダー・プロセスの役割と設計など。
- 女性主導によるイノベーション(Wing: Women & Innovation Networking)
- デザイン人材としての女性、女性と起業、女性の活躍促進に関する政策や団体など。
- オープンデータの推進
- オープンデータの経済効果推計、地方自治体の情報公開請求から見たデータの商業利用、オープンデータ・ポータルの運用に関する実務課題など。
- 教育のオープン化
- 米国・EUでのオープン教育事例(EdTech、MOOCsなど)と日本への政策的応用など。
- 農業分野でのICT利活用
- 農業分野でのデータ活用事例、各国の精密農業、データ活用型農業のキー技術、日本の農業分野でのイノベーションの可能性など。
- 海外における日本のコンテンツ展開
- アジアのコンテンツ市場における海賊版流通問題など。
2015年度ワークショップの目的
2020年東京オリンピック・パラリンピックが、より幅広い、より多くの人々がさまざまな形で参加し、よりよい機会・体験となるように、ICT活用が貢献できることを考える場=参加型ワークショップを設定し、“bright side of the Internet”を多くの人に具体的に感じてもらうことを目的としています。
2015年度ワークショップのテーマ
「Innovation Nippon Innovation TOKYO for 2020 and beyond ~対話から新しい東京のかたちを探る~」
2020年のオリンピック・パラリンピックを見据え、国際化・スマート化・高機能化・快適化…といった東京の街のアップグレードに効果的なイノベーションとは何か。そこでインターネットやテクノロジーがもたらす価値とはどのようなものか。多様な立場の参加者を得て、ユーザー視点による対話から考えます。
キーコンセプト
- Bright side of internet「インターネットとテクノロジーの有効性を広める」
- 多様な人々とともに活動する
- オリンピック・パラリンピックをきっかけに都市のアップグレードに効果的なポイント(=影)に光をあて
- 「イノベーションの契機」とする。それが「新しい東京のかたち」を作る
2015年度ワークショップの開催概要
本プロジェクトでは、プロジェクトテーマから導出した3つの問い(課題)に対して、参加者の方々と対話形式で解決策を探る、全3回のワークショップセッションから構成されます。
第1回:「まちなかでの移動」を楽しみやすく
〜パーソナルモビリティから「3倍楽しい移動」を考える〜
2015年10月28日(水) 18:00 - 21:00
目的の場所と場所を結ぶ移動の楽しさを創出するために提供できる機能や演出、ドラマにはどのようなものがあるか。効率性、快適さを高め、外国人や障碍者等あらゆる人々にとって楽しいと感じられる移動や都市のあり方はどのようなものか。
これらの問いについて参加者の皆様と対話をすすめます。
問い:「出かけて、帰るまでの間に、どれだけ便利に楽しめるだろう?」
詳細/参加申込はこちらから↓
http://www.glocom.ac.jp/events/1222
第2回:「まちなかでの捨てる」を楽しみやすく
静脈システムから、気持ちのいい「モノとの関わり」を考える
2015年11月11日(水) 18:00 - 21:00
利用者・消費者の目線でまちなかでのモノ・ゴミとの関わりを静脈システムとしてとらえ、楽しく、心地よいエクスペリエンスを提供する空間のしくみや使い方、サービスにはどのようなものがあるか。また、捨てない=ゴミにならないモノのデザインの可能性についてについて参加者の皆様と対話をすすめます。
問い:「ゴミを簡単に適切に手放せる街とは?」
詳細/参加申込はこちらから↓
http://www.glocom.ac.jp/events/1225
第3回:「まちなかでの休む」を楽しみやすく
健康をささえる「憩いの場」の確保と共有化を考える
2015年11月25日(水) 18:00 - 21:00
公共空間と私的空間ともに、まちなかで気軽に使える休憩場所はどこにあるとよいか。またどのような機能があるとよいか。すこし体調がすぐれないときに元気をとりもどす場所、といった観点もふくめた「憩いの場」の可能性について、参加者の皆様と対話をすすめます。
問い:「ちょっと休みたい、◯◯したい。どこが使える?」
詳細/参加申込はこちらから↓
http://www.glocom.ac.jp/events/1226
活動報告
「Innovation TOKYO for 2020 and beyond ~対話から新しい東京のかたちを探る~」の報告書全文が公開されました。
ぜひご覧いただき、ご活用いただければ幸いです。
http://innovation-nippon.jp/reports/2015StudyReport_InnovationTOKYO_all.pdf
- アクティビティ
- 5
Dainichiro Kakei
がプロジェクト「Innovation Nippon 2015年度ワークショップ」を更新しました
2016/03/31 08:49:36
- セッション
- 3
2015
11/25
終了
- Innovation Nippon 2015年度ワークショップ第3回: "まちなかでの休む"を楽しみやすく
- 2015/11/25 18:00 - 21:00
- 東京都港区芝浦3-15-4
2015
11/11
終了
- Innovation Nippon 2015年度ワークショップ第2回: "まちなかでの捨てる"を楽しみやすく
- 2015/11/11 18:00 - 21:00
- 東京都港区芝浦3-15-4
2015
10/28
終了
- Innovation Nippon 2015年度ワークショップ第1回: "まちなかでの移動"を楽しみやすく
- 2015/10/28 18:00 - 21:00
- 東京都港区芝浦3-15-4