Innovation Nippon 2015年度ワークショップ第3回: "まちなかでの休む"を楽しみやすく
セッションの目的
2020年のオリンピック・パラリンピックとその先の時代を見据え、国際化・スマート化・高機能化・快適化…といった東京の街のアップグレードを進める際に効果的なイノベーションとはどのようなものでしょうか。
そこでインターネットやテクノロジーがもたらす価値とはどのようなものでしょうか。さまざまな業種や立場の方々にお集まりいただき、ユーザー視点から対話し、考えるワークショップシリーズを開催します。
第3回となる本ワークショップでは、「まちなかでの休む」についてとりあげます。
公共空間と私的空間ともに、まちなかで気軽に使える休憩場所はどこにあるとよいか。またどのような機能があるとよいか。すこし体調がすぐれないときに元気をとりもどす場所、といった観点もふくめた「憩いの場」の可能性について、参加者の皆様と対話をすすめます。
問い:「ちょっと休みたい、◯◯したい。どこが使える?」
インフォメーション
- 開催日時
-
2015/11/25 (水)
18:00 ~ 21:00 - 応募締切日時
- 2015/11/25 (水) 21:00
- 会場名
- SHIBAURA HOUSE
- 住所
- 東京都港区芝浦3-15-4
- > google mapで表示
- 定員
- 40 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
- ※Innovation Nipponプロジェクトは、日本におけるICT活用のイノベーションを推進するべくグーグル株式会社と国際大学GLOCOMが共同で立ち上げたプロジェクトです。
2
- 18:15-18:55
グループ対話
2020年代までに「まち」に「ありうる変化」は?
(ポジティブもネガティブも、ワイルドなものも)
※キーワードを模造紙に直接書いてください!
- 10分
インスピレーショントーク
ゲストからのインスピレーショントーク
「まちなかでの休む」を楽しくする上で、フレッシュな視点を与えてくれる有識者・実践者にお話しいただきます。
- 加藤 貴弘さん(徳島県 政策創造部 地方創生局 地方創生推進課 発信戦略担当 係長 兼 総合政策課 広域行政担当 係長)
- 城守 正人さん(森ビル株式会社 タウンマネジメント事業部)
- 20分
グループ対話 2
「まちなかでの休む」に関わる、
「2020年代までに起きる一過性ではない変化」は?
4つの視点で、変化の兆しを発見します
・Politics 規制強化・緩和、税制の変化など
・Economy 産業、消費の変化など
・Society 教育水準、価値観の変化など
・Technology テクノロジー
模造紙に十字を書いて、4つの視点に分けて挙げてください。
※アイデアになる手前の、社会の変化を書き出します。
- 10分
3
- 18:55-19:30
各グループで、
「まちなかでの休む」に関わる、
「2020年代までに起きる一過性ではない変化」
のうち、「社会的インパクトが大きく、不確実性の高い
(起きるか起きないか分からない)」変化を4つ選びます。
すべてを壁に貼りだし、全員で投票します。
(赤3票:起きて欲しくない変化、青3票:起きて欲しい変化)
- 20分
ショートブレイク
ドット投票を集計
集計結果の上位の兆しを共有します。
- 15分
「まちなかでの休む」に関わる変化の兆し
1.脳科学の技術で短時間でリラックスできるようになる(12)
1.働き方の典型がなくなる(時短・シエスタもあり)(12)
3.身体のパーツか、交換可能かでこれまでの休憩が不要に(10)
4.おもてなし評価表彰制度ができる(9)
5.庭先カフェの開業が簡単になる(8)
5.シェア文化が進みまち全体で休める場所が増える(8)
5.同じ空間でも、時間・曜日・休日で利用目的を自由化できる法律(8)
8.寝れるレベルの安心安全なおやすみどころを探しやすくなる技術(6)
9.まちづくり団体が自ら税金的に資金を集めるようになる(BID)(5)
9.癒しのロボットが増える(5)
9.ビルに農園(宅配あり)(5)
問い:2020年代までに「まちなかでの休む」は、どのように「楽しみやすく」なるだろうか?(アイデアをA4用紙に書いてください)
- 0分
4
- 19:30-21:00
集計上位の兆しを受けて、A4用紙に大きな字でアイデアを書きます。
(前提とした兆しの番号(複数可)を紙の左上に書いてください)
問い:2020年代までに「まちなかでの休む」は、
どのように「楽しみやすく」なるだろうか?
次に、書かれた用紙を持って歩き回ります。できるだけ多くの人と見せあい、次の3つの観点で4名のチームを作ります。
1. 書いていることが近い!
2. 化学反応が起きそう!
3. 自分のを捨てても一緒になりたい!
- 15分
チーム全員でA4用紙のアイデアを共有します。
問い:2020年代までに「まちなかでの休む」は、
どのように「楽しみやすく」なるだろうか?
チームとしてのアイデアの決定:
チームとして、そのうちの一人のアイデアを選ぶか、綜合したアイデアを新たなA4用紙に書きます。
- 15分
「まちなかでの休むが楽しみやすくなっている」成功状態を描きます。その取り組みが未来のメディアに掲載されたと想定し、表現しましょう!
・日付、媒体名
・大見出し(成功状態をニュースとして感動的に表現)
・小見出し(それが実現したことを表す根拠など)
・イメージ(成功状態をイラストで!)
・本文(それをどう2020年までに実現したか?
社会の動きをスピードアップさせた要因に関する記事)
- 30分
プレゼンテーション
プロトタイピング結果を各チーム1分で共有します。
- 15分