【150名満員御礼】Sapporo Future Session 商店街の未来を問う、語る、創る
セッションの目的
商店街の新しい役割や可能性を、一緒に考えてみませんか?
このイベントは商店街だけでなく、地域で活動する学生や団体、NPO、企業など、組織や地域を超えて様々な市民が集まり フューチャーセッションという未来思考の対話の場で、商店街や地域を元気にするアイデアを一緒に考える参加型イベントです。新たな出会いとつながりから、「行ってみたい」と思う商店街を創るアイデアを、みんなで一緒に考えましょう。
開催終了
インフォメーション
- 開催日時
-
2013/08/24 (土)
13:00 ~ 17:00 - 応募締切日時
- 2013/08/24 (土) 17:00
- 会場名
- JRタワー プラニスホール
- 住所
- 札幌市中央区北5条西2丁目 札幌エスタ11F
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- 定員
- 150 人
- 参加費
- 無料
対象者
★本セッションの参加者募集は150名の定員オーバーのため締め切っております★
詳細説明
この日のゴール:
1. 札幌商店街の魅力・課題・資源を一覧化する
2. 楽しく、たくさんのアイデアが生まれる
3. アイデアが実現した札幌商店街の未来に、ワクワクする
キックオフイベントの目的と参加者
Sapporo Future Sessionでは、組織や地域を超えて様々な市民が集まり、このセッションを通じた出会いとつながりから新たな仲間を作りながら、商店街や地域を元気にするアイデアを一緒に考えていきます。その初回となるキックオフイベントは、「札幌商店街の魅力・課題・資源を発見すること」「楽しく、たくさんのアイデアが生まれること」「アイデアが実現した札幌商店街の未来にワクワクすること」をゴールに開催しました。セッション冒頭のチェックインで約130名の参加者に手を挙げてもらい確認したところ、商店街、学生、地域で活動する団体やNPO、企業、行政など、多様性のある参加者が札幌商店街の未来を考えていくためのはじまり場に集いました。
商店街の魅力・課題・資源を発見する
知らない人同士でペアになり「なぜ、ここに来たのか」をインタビューしあった後、複数のペアが一緒になりグループを作ります。1つのグループの中に商店街の人、学生、地域で活動している団体やNPOの人など、多様な参加者が交じりあった状態で、商店街の魅力・課題・資源を付箋に書き出し、グループの中で共有します。グループ内で共有した後、「自分が考えていなかった魅力・課題・資源が挙げられた人」「自分が考えていたのと同じ魅力・課題・資源が挙げられた人」という質問を全体に投げかけたところ、両方とも会場の半分程度の人が手を挙げました。バックグラウンドが異なる参加者同士、まずは札幌の商店街に対して持っている印象や普段考えていることが共有でき、チームを作っていく上でのアイスブレイクができました。
商店街や地域を元気にするアイデアを考える
ここからは、参加者それぞれがやってみたいと思う「商店街や地域を元気にするアイデア」を考えます。発想の枠を広げてアイデアを考えてもらうために、参考となる商店街活性化アイデアを8つ紹介しました。この8つのアイデアを参考にして膨らませたり、前からやりたいと思っていたアイデアを書いたりして、約130個の「札幌の商店街でやってみたいこと」が出来上がりました。
- 100歳まで働ける職場
- 会員制相互支援仲介サービス
- 隣人祭り
- 食探イベント
- まちゼミ
- 100円商店街
- シャボン玉スタンド
- 街のフリー図書館
チームを作る
参加者それぞれの「札幌の商店街でやってみたいこと」をもとに、一緒にアイデアを具体化する仲間を見つけてチームを作ります。個人が書いた「札幌の商店街でやってみたいこと」の紙を持って会場を歩きまわり、「似たことを書いている人」または「一緒になると化学反応が起こせそうな人」、「自分の書いたものを捨ててもよいと思える案を書いている人」とチームになります。結成されたチームで「札幌の商店街でやってみたいこと」を再定義し、最終的に26のアイデアとチームが出来上がりました。
参加者が考えた約130個の「札幌の商店街でやってみたいこと」は、「札幌の商店街でこんなことができそう!」という130個の可能性です。会場を歩きまわりながら、互いのアイデアを見せあい紹介しあうことで、札幌の商店街に広がる可能性を体感し、会場に一気にドライブがかかりました。商店街の人、学生、地域で活動している団体やNPOの人、企業の人、行政の人が交じりあったチームで、この後アイデアが実現した未来を描いていきます。
- 人を育てる学びの街
- お店の逸品 うんちくゼミ
- 0歳と100歳ひろば
- だべり場
- 街のフリー博物館(ヒト・想い出・売れ残り)
- 雪合戦
- 個性をゆるーくシェアするハウス
- 地域のお困りごと解決隊 (フリー保育所、フリー押し車、買い物支援)
- 笑天街社(高齢者、地域の人が集まって働ける、生きがいがあり、引退がない、ものづくりの場。発信したり、販売したりするのは若者の仕事にする)
- シルバー5人組マイクロビジネス
- 待ち合わせシャボンスタンド(シャボン玉をツールに人々が集まる場づくりを実践する。シャボン玉ブースを街中にゲリラ設置する。)
- 商店街の素敵な笑顔を探す 笑探イベント!
- 大規模流しそうめん大会(そうめん以外にも、豆腐、冷しゃぶ、カニ、トマト、きゅうり、魚、店の割引券…何でも流す!)
- 商店街野外フェス〜食・飲みを通して、世代間交流〜(若者も入りやすく、さらには幅広い世代とふれあいながら、食と飲みで地元交流!地元発見!)
- コノマチ大学
- 空き店舗活用
- SHOTENGAI〜free〜
- わらしべまつり
- 商店街キッチン(集まって、料理して、食べて、話す)
- 商店街deピクニック
- 定期的に曜日を決めてその日は人を集める(ドロボー市など、その商店街独自のイベントをひらく)
- なんちゃら大学(教えたい人と学びたい人が集う場、本のペイフォワード)
- 商店街のキッザニア
- 出会いときっかけ ワンプライス結び
- 食コンに参加して気軽に社会貢献!全店に”TFT(Table for two)"を導入してフルコース
- 食深イベント+スタンプラリー
アイデアが実現した札幌商店街の未来にワクワクする
チームで再定義したアイデアが実現すると、札幌の商店街はどうなるのか?アイデアが実現した札幌の商店街の未来を、多様性を内包したチームでそれぞれの視点を活かしながら、一緒に考えていきます。
まずは、アイデアを具体化するために「企画をさらにふくらますアイデア(こうしたらもっと面白くなる!)」をブレインストーミングで出します。出てきたアイデアのうちチームメンバーが良いなと思うものに投票し、上位のアイデアを選びます。この上位のアイデアが数年後に実現し、新聞の一面に載ったことを想像して未来を描きます。
アウトプットされた26の未来新聞を見ると、商店街をプラットフォームとして、商店街の人だけでなく多様な人が集うことを大事にしています。高齢者や子供、家族、若者、外国人、観光客など多様な人が集う可能性があり、その場の形態も大学やピクニック、ライブ、お祭り、雪かき、働く場など多様なパターンが考えられます。個人がやってみたい「自分ごとのアイデア」を起点にしてチームを作り、アイデアが実現した未来を描くというセッションのプロセスを通して、商店街というフィールドの可能性と魅力を再発見することに繋がったのではないかと感じました。
Sapporo Future Sessionを通して、札幌の商店街に起きてほしい未来
Sapporo Future Sessionは、このあと8つの商店街に場所を移して、実際にそれぞれの商店街を元気にするアイデアを考えていきます。各商店街でのセッションのあとは、もう一度すべての商店街セッションでの参加者が集まり、ギャザリングを行います。Sapporo Future Sessionは継続していきますが、このキックオフイベントを通して、イベントの参加者が札幌の商店街に対してどのような想いを持ったのか「札幌の商店街に起きてほしい未来」として共有し、締めくくりました。