レジリエンス:Cafe Vol.2 「私のまわりの、レジリエンス」
Mission
「レジリエンスの未来像」のイメージを共有しつつ、今私達が持っている「レジリエンスの力」にはどんなものがあるんだろうか。それを発揮し、伸ばしていくには何が必要なのだろうか、といった「身の回りにあるレジリエンス」について話し合ってみたいと思います。
インフォメーション
- 開催日時
-
2014-10-10 (Fri)
18:30 ~ 20:30 - 応募締切日時
- 2014-10-10 (Fri) 20:30
- 会場名
- 新宿センタービル52F 大成建設 小ホール
- 住所
- 新宿区西新宿1−25−1
- > google mapで表示
- 定員
- 20 人
- 参加費
- 無料
- Information note
こちらのページからでも受け付けます。
お手数でなければ、こちらのお申し込みページにご登録ください。(耐震ネット)
http://www.taisin-net.com/solution/event_seminer/resilienceCafe1.html- 主催者
大成建設株式会社 ■協力:株式会社フューチャーセッションズ 、一般社団法人企業間フューチャーセンター
タグ
Participation
レジリエンスにご興味がある方はどなたでも。
企業の役職員(経営者含む)/ NPO、公益法人/行政、公共団体/学校・教育関係者、学生の方など、広く募集いたします。
・これまでのセッションに参加いただいた方
・地震対策や防災に取り組まれている方
・BCM/BCPについて取り組まれている方
・レジリエンスについてご興味のある方
Description
レジリエンス:Cafeはゆったりとした気分で「レジリエンスの未来像」を対話していく、ダイアローグセッションのシリーズです。
レジリエンスの未来への想いを持つ様々な人たちが集まり、未来の社会で私たちがどうなっていたいのか、何ができていたらいいのかをそれぞれの視点や想い、見識や知恵、あるいは課題、そして実際の活動を持ち込んで下さい。それらを多様な視点で話し合うことで、目の前の課題の解決だけでなく、本当に目指したい「レジリエントな社会」を共有し、新しいレジリエンスの未来を創造していく場にしていきたいと思っています。
想いのある多様な人が対話を通して、これまで以上に多くの気づきや学び、そして繋がりの生まれる場となることを願っています。
こちらのレポートも、御覧ください
http://www.taisin-net.com/resilience/sessions/report5.html
レジリエンス:CafeVol.2のテーマは「私のまわりの、レジリエンス」。
およそ10名の参加者で、私たちのまわりにあるかもしれない「レジリエンス」についてを探していきました。
チェックインでは、自己紹介とともに「私にとっての心の支え」をひとことづつ。
「家族」「子供」「長年連れ添っている車」など、やはりみなさんの「愛するもの」がたくさん挙げられてきました。
そのまま対話を進め「レジリエンス」というキーワードをどうイメージするのか?「防災」「減災」「危機管理」などの従来の災害対応との違いはなにか?についてそれぞれの思いやイメージを出し合ってみました。
○レジリエンスは壊れたりダメになった後の事を考える
○どんな対策もそれががダメになることを考える必要がある
○限界がどこにあるのかがわからない
などの話から、次第に自分自身のレジリエンスとして
○どん底に落ち込んだ時があったが、開き直って自分自身に素直になったところから立ち直ることができた。
○人は、もともとレジリエントなのではないか
と言ったお話が出てきました。
その後は、ワールドカフェに移行。
なかなかつかみにくく、言語化することが難しいレジリエンスのイメージを共有していこうということで、
R1:ニュースなどで見聞きした「レジリエンス」
R2:普段の仕事や生活など、身の回りで感じる「レジリエンス」
R3:自分の家族や自分自身の中に見える「レジリエンス」
という感じで、メンバーチェンジしながら対話を進めていきました。
○キャンプのように便利なものを無くしてみる体験:不便は意外と楽しい。
○植物には沢山のレジリエンスがある。栽培して学べるものが多い。
・選定は植物のレジリエンスを利用したもの。
・柳や竹のしなやかさはどこから来るのか。
・長い間の環境への適応と変化=進化で、それこそがレジリエンスでは?
・トマトなどは水が少なくなると却って美味しくなる。それはもともと持っている力。
○仲間やつながりがあると助け合い復活できる。
○制約や制限に対して知恵を働かせる事がレジリエンスに繋がる。
など、本当にたくさんの意見が出されました。
■レジリエンスは元に戻るのではなく、変化、進化すること
■失敗はレジリエンスの母。失敗したからこそレジリエンスが生まれる。
■もともと安全な世界はない。本当にありたい姿を考え、それに正直に生きる。
まとめのシェアでは、こんなお話をいただきました。
「失敗を認め、真摯に反省してこれからを考える。」
シンプルではありますが、とても大きな気付き出会ったように思えます。
最後に、チェックアウトでは、こんな宿題を出させていただきました。
「チェックインでお出しいただいた、『みなさんの心の支え』。それを失くした時に、どのようにレジリエンスを発揮できるのかを考えてみてください。」
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
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