ピープルデザインとまちづくりの可能性
Mission
シブヤのまちづくりをする活動を始めたピープルデザイン研究所が、様々な立場の方をあつめ、シブヤのミライについて、毎回テーマを変え、対話を行います。それぞれの立場を超えて、シブヤのミライについてカフェで話をするように、ゆるく話しあいます。
第1〜3回のセッションで、ピープルデザインとシブヤの関わり方を模索いたしました。第4回である今回は基本に立ち戻って、ピープルデザイン(混ざり合い、共生している)社会とはどんな社会なんだろう。どんな意味があるんだろうか。という問いに皆で向かって行きたいと思います。
Closed
インフォメーション
- 開催日時
-
2012-06-04 (Mon)
18:00 ~ 21:00 - 応募締切日時
- 2012-06-04 (Mon) 21:00
- 会場名
- 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)セミナースペース
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1F
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- 定員
- 40 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
NPO法人ピープルデザイン研究所
企画メンバー:NPO法人ピープルデザイン研究所(Sayaka Nakayama 他)
Participation
シブヤで働く方、シブヤで遊ぶ方。
普段シブヤに来ないが、シブヤのミライに少しでも関心のある方。
Description
ピープルデザイン研究所×フューチャーセンター ピープルデザインカフェは 第1回4/14、第2回4/28、第3回5/19に実施。
NPOピープルデザイン研究所について
https://www.facebook.com/peopledesign.shibuya
NPO代表 須藤について
http://www.jinzai-bank.net/careerlab/info.cfm/tm/167/
※本フューチャーセッションは、Future Session Week 2012 特別サイトの閉鎖に伴い、OUR FUTURES上に移行したものとなります。Future Session Week 2012 特別サイトはOUR FUTURESとは別サービスとなるため、企画メンバー情報、参加者情報などは引き継がれておりません。
旧サイトでの参加者数:17人
チェックイン
各テーブルで挨拶
※今回のセッションの記録していただく為に、イラストレーターの歌氏にお越しいただいた。
(上記のイラストリームの3枚など)
ゲストからインスピレーションを得る
金魚鉢(Fishbowl)
18:15 - 19:00
問い:「NPO設立経緯と抱える課題」
- ピープルデザイン研究所代表 須藤シンジ
- UNPLUG 吉岡氏
意識のバリアフリーを目指し、活動してきた須藤が、NPOメンバーと渋谷を舞台に多様性を認め合うまちにしていく活動を始めた。
吉岡氏より、「多様性のある社会」は直感では必要だと感じるが、実際に活動する時に伝えていく事が難しいという課題がある。
問い:「ピープルデザイン研究所でフューチャーセッションを過去3回行った、その時のゲストから『ピープルデザインの可能性』『フューチャーセンターの可能性』『実際の活動にどのように結びついたか』伺う
- TimeOut東谷彰子氏
- グリーンワイズ竹内恵子氏
- 商店街振興組合原宿表参道欅会 副理事長 松本ルキ氏
集まった人でダイアログ
問い:「ピープルデザイン(多様性を認め合って混ざり合う)社会はどういう社会でどういう価値があるでしょうか」
◯どういう社会か
- 良いノイズが聞こえるまち
- 雑多ではなく『多様』である
- 集まれる・交流できる「場」がある
- 渋谷ソーシャルストリートがある(趣味だけで繋がるのではなく、善意で繋がる)(点を繋いで広がる)
- 安心感のあるまち
- 心のセーフティネットがあり、頼れる他人がいる
- 声を気軽に掛け合えるまち
- したい事ができて、それが相手のものさしにおさまっているまち
- 最先端の社会
◯どういう価値があるか
- 人権をスタンダードにして発信できる
アウトプット/プロトタイピング
先着7人のアイデアをブラッシュアップしよう
問い:「これから生み出したいシブヤ」「これからシブヤでやりたいこと」
- 中村氏「豊かなノイズに出会っちゃうまち」…予定調和ではなく、しらなかった事や人と出会えるまちにしたい
- 広瀬氏「皆が集う公共空間(公園や道)を多様な人が楽しめるまち」
- 松岡氏「手軽の声かけができる街の仕組み」
- 須藤氏「ハンディがある人をシブヤの街に呼びこむ策」
- 大社氏「シブヤのスポーツチームの優勝パレードをやる」…スポーツはあらゆる立場の人を繋げるきっかけになるのでは?
- 磯村氏 「クールなモビリティが生まれる街にしたい」
- 野村氏 「シブヤイノベーションアウトルックの発信」…フューチャーセンター×シブヤ
プロアクションカフェでの3ラウンド
①「具体的に誰がどうなっていれば成功といえますか?」
→成功イメージを共有しました。
→成功イメージを共有しました。
②「何が成功の障害になっていますか?」
→課題を明確化しました。
→課題を明確化しました。
③「障害を取り除くためにはどうすればいいか?」
→課題解決に向けての行動を確認していきました。
→課題解決に向けての行動を確認していきました。
チェックアウト
- 中村氏
- 「女子高生がファーストフード店でうっかりフューチャーセンターに参加しちゃうような仕掛け・仕組み」
- 「並木通りをフューチャーセンター通りにする(5人集まればOK)」
- 広瀬氏
- 「公園づくりのセッションの場をひらく」
- 「苦情だけでなく、普段声をあげないサイレント・マジョリティの意見を集める」
- 松岡氏
- 「心のセーフティネットをモデル地区で実践」
- 大社氏
- 「シブヤにすでにあるチームにスポットを当てて、応援」
- 「公共施設が多いので、どう使うかをもっと考える」
- 磯村氏
- 「子育て世代にむけたモビリティ、シェアできるベビーカーや子供が乗りたがるモビリティを提供」
- 野村氏
- 「シブヤを誰でもイノベーションに参加できるのが楽しいまちにする」
- 「フューチャーセンターの日(対話の日)」
- 「政策つくりにも活かせれば」
- 須藤氏
- 「今日のアイデアがすべて皆様の力を借りて実現すれば皆が来たいシブヤになるのでは!」
総括・まとめ
シブヤは、元々若い人や外からの人の参加が多いまちであり、多様性を受け入れるのに元々向いているまちであることが皆様の話で再認識できた。多様性を受け入れるキーワードに、場(公共空間、カフェ)手法(フューチャーセンター、スポーツ、モビリティ、声がけ)が多く意見が集まった。
自身の活動だけでなく、シブヤを舞台に面白い活動をしている今回集まった皆様をはじめ、多くの方々と連携していくことや、紹介・発信することが「シブヤのもつ多様性・魅力」を輝かせることができると感じた。
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