「社内失業家ふぇ」ーパブリックリソースの担い手を創るー
セッションの目的
インフォメーション
- 開催日時
-
2012/06/03 (日)
15:00 ~ 18:30 - 応募締切日時
- 2012/06/03 (日) 18:30
- 会場名
- 株式会社 日立ソリューションズ 20F セミナールーム
- 住所
- 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル20F
- > google mapで表示
- 定員
- 70 人
- 参加費
- 会場払い 1,000 円
- 主催者
企画メンバー:かなりあ社中(Kiyoshi Usui 他)
対象者
詳細説明
参加申し込みは、お手数ですがこちらURLからお願いします
http://kokucheese.com/event/index/37548/
※本フューチャーセッションは、Future Session Week 2012 特別サイトの閉鎖に伴い、OUR FUTURES上に移行したものとなります。Future Session Week 2012 特別サイトはOUR FUTURESとは別サービスとなるため、企画メンバー情報、参加者情報などは引き継がれておりません。
旧サイトでの参加者数:13人
チェックイン
- なぜ、ここに居られるんですか?
- "社内失業”から何を連想されますか?
集まった人がお互いを理解する
ゲストからインスピレーションを得る
- 増田不三雄さん 『社内失業』の著者 自身も2年ほどの社内失業の経験。現役サラリーマンで副業としてライターを
- 與良昌浩さん NPO「ハタモク」代表。スコラ・コンサルト所属 企業風土変革コンサル
- 目崎雅昭さん 国際文化アナリスト。『幸福途上国ニッポン』著者
- 和田彰さん Great Place To Work Institute Japan CEO。株式会社働きがいのある会社 代表取締役
- 鷹野秀征さん ソーシャルウィンド株式会社代表。NPO法人パブリックリソースセンター理事
Fish Bowlのナビ(塚本恭之 かなりあ社中)から、内閣府調査の「社内失業(雇用保蔵者)」のデータなどをリードして紹介しました。その後で、多彩(多色)な五人のゲストの方から、それぞれの経験や見地から、「社内失業」に関するご自身の意見を頂戴しました。
ゲストの話を受けて、会場の参加者も金魚鉢に入りながら、"社内失業”に対するイメージを膨らませたり、先鋭化させたりします。グローバル資本主義の限界といった大きい捉え方から、自分の身の回りで起きているという身近な気づきなどがこの段階からでてきました。
集まった人でダイアログ
「社内失業家ふぇ(Cafe)」の名前に恥じない?ように、中央のテーブルには取り寄せのコーヒーが置かれたコーナーがあります。文字通りコーヒーブレークを経てダイアログに。
広い会場のおかげで、先ほどのラウンドの席から、あらかじめ用意されていたテーブル席に、コーヒーを手にもって移動。
ダイアログの問いは二つです。
- 問い1 そもそも社内失業って何ですか?
- 問い2 社内失業は私たちにとってどんな意味合いがある?
まだまだ話し足りないというムードの中で、「もっと話してみたいこと」を参加者の一人一人が一つだけポストイットに書き出します。この間に <静寂タイム> を入れて、ここまでのセッションの振り返りを各人でそれぞれに実施できる時間を設けました。
アウトプット/プロトタイピング
書き出された、一つ一つの「テーマ」を、横一線に壁に張り出します。そして投票。
各人がシールを二枚持ち、「もっと話したいテーマ」を選びます。
上位票を獲得した5つの「テーマ」をピックアップ。
- 社内失業を活かすスキーム
- やりたい事を見つけるには?
- 経営者にとって社内失業とは?
- 若者は受身なのか
- 働く理由
そのテーマをあげた方に、「なぜこのテーマ?」を説明してもらいます。
そして今度は5つのテーマに分かれ、話をさらに深めてもらいました。
テーマ毎に話された内容を、最後に共有します。
チェックアウト
主催者かなりあ社中の当初設計では、この後、また参加者全員で円になって座り直し、ハーベストの時間を取ろうと思っていましたが・・・。実際には、5つのテーマでの話あいが非常に"熱気”をおび、ここに時間をかけ、こちらのチェックアウトの時間はとれませんでした。
その代わり、5つのテーマからオーナーとなってこの今日のこのセッション後も、継続して深めていく宣言が出され、サプライズの時間となりました。
総括・まとめ
「社内失業」というネガティブイメージのテーマ、かつ「社会課題? 個人の問題?」といった微妙な設定だったにも関わらず、最後は主催者の意図を越えての"熱”のあるセッションになりました。
「パブリックリソースの担い手を創る」というサブタイトルに落ち着くだけでなく、働くとは? 若者は受身? といった「社内失業」から見えて来た、新たな問いが生まれて来たことが、開催の一つの大きな意義だったと思っています。
事務局側の準備不足の中で素晴らしいコメントくださったゲストの方々、会場を快く提供くださった日立ソリューション様、運営準備・手伝いをしてくださった皆様、何より日曜日にこのセッションに参加いただき素敵な場と時間、そしてアウトプットまで創っていただいた皆さん、改めて御礼申し上げます。
引き続き、「社内失業家ふぇ(Cafe)on Face book」にて、このセッション続けていきましょう!
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