地域課題を解決するための地理空間オープンデータを用いたマーケソン
Mission
- 地域課題を解決するための地理空間オープンデータを用いたハッカソンで生み出されたアプリケーション・サービスの活用を目指し、関係するステークホルダーとアイデア創出チームのマッチングを行うこと
- マーケソン終了後もアプリケーション・サービスが課題解決に貢献したかを検討し、活用に向け支援できる仕組みを整備すること
- 生み出されたアプリケーション・サービスの評価を行うこと
インフォメーション
- 開催日時
-
2015-02-20 (Fri)
09:00 ~ 17:00 -
2015-02-21 (Sat)
12:30 ~ 16:30 - 応募締切日時
- 2015-02-18 (Wed) 18:00
- 会場名
- 宮前区役所4F大会議室(1日目)、川崎市役所第4庁舎(2日目)
- 住所
- 川崎市宮前区宮前平2-20-5(1日目)、川崎市川崎区宮本町3-3(2日目)
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- 定員
- 100 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
メンバー
企画メンバー 7
Participation
自治体の方、重要な支援者に加えて地域に根ざした団体(商工会議所、商店会、自治会、NPOなど)、ITエンジニア・アントレプレナーなど。
ハッカソンチームの方は、別途お知らせしている専用ページよりお申し込みください。
Description
1日目、2日目のどちらかだけのご参加でも大歓迎です!
ただし、開催場所が異なりますのでご注意ください。また、2日間とも会場ではWi-Fi環境はご用意しておりませんので、各自でご準備ください。
- 1日目:宮前区役所4F大会議室(川崎市宮前区宮前平2-20-5、最寄り駅:宮前平)
- 2日目:川崎市役所第4庁舎(川崎市川崎区宮本町3-3、最寄り駅:川崎)
本マーケソンは、「G空間未来デザイン」プロジェクトの一環で行われています。
https://www.ourfutures.net/groups/26
※地理空間オープンデータ
日常生活や経済活動に欠かせない位置や時間に関連する情報を「G空間情報」または「地理空間情報」と呼びます。また、何らかの権利に基づく制限を課されることなく、誰でも自由に入手、加工、利用、再配布などすることができるよう公開されたデータを「オープンデータ」と呼びます。地理空間情報をオープンデータとして整備、公開することで、まちづくりや防災、ビジネス、インターネットサービスへの幅広い利活用が見込まれています。
※マーケソン
マーケソンはマーケティング(Marketing)とマラソンを合わせた、本プロジェクトオリジナルの造語です。ハッカソンで生み出されたアプリケーションの実際の利用者の需要に合わせた改善や、普及のための戦略立案などを行います。
マーケソンでは、ハッカソンで生み出されたアプリケーション・サービスの活用を目指し、関係するステイクホルダとアイデア創出チームのマッチングを行い、アイデアの完成度を高めるとともに、マーケソン後も活動が継続しやすくなることを目的としたセッションとなりました。
2月20日から21日の2日間には、開催場所である神奈川県川崎市の宮前区役所および川崎市役所に、ハッカソンでのアイデア創出チームの人だけでなく、宮前区民、自治体、企業、大学などから多様な参加者が、100人以上集まりました。
1日目は、アイデア創出チームがこれまで作り上げてきたプロトタイプに対し、想定ユーザーやステークホルダー(運用者、支援者)を対象にデモを実施してフィードバックを収集し、2日目の発表内容を練り上げていきました。マーケソンから初めて参加する人たちは、チームに参加して一緒になってつくりあげていく「チーム助っ人」、もしくは、さまざまなチームに関わりアドバイスしていく「チーム間の旅人」として積極的に参加してもらえました。
2日目は、各チームによる成果報告および最終審査を実施しました。成果報告の発表では、主に以下の要素について発表してもらいました。
- チーム名
- チームメンバー
- サービス名
- 対象課題
- ユーザー・カスタマー
- 主な機能
- 活用したオープンデータ
- 今後の実用化に向けた具体的なシナリオ
- 西澤明 様(国土交通省国土政策局国土情報課 課長)
- 飯島純一 様(川崎市総務局情報管理部ICT推進課 課長)
- 豆白保雄 様(宮前区 副区長)
- 有識者
- 坂下哲也 様(一般財団法人日本情報経済社会推進協会 電子情報利活用研究部 部長)
- 関治之 様(コード・フォー・ジャパン 代表)
- 関本義秀 様(東京大学生産技術研究所 准教授)
- 古橋大地 様(マップコンシェルジュ株式会社 代表取締役社長)
- 協力企業
- 大屋誠 様(IDCフロンティア 技術開発本部 R&D室 副本部長兼室長)
- 吉澤秀登様(インクリメントP 第2事業部 ソリューションズ企画部 部長)
- 主催者・共催者
- 庄司昌彦(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 講師/主任研究員)
- 野村恭彦(株式会社フューチャーセッションズ 代表取締役社長)
- 神武直彦(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 准教授)
審査結果
国土交通省国土政策局長賞
評価の観点
- 地理空間オープンデータを利活用している
- 全国各地の地域課題の解決に応用できる
思い出坂のビンゴ(チーム名:N.W.S.I)
じじばばウォッチ(チーム名:じじばばウォッチ)
川崎市長賞
評価の観点
- 川崎市におけるオープンデータの利活用に貢献している
- 川崎市において今後新しいサービスの提供に貢献すると期待される
観光レシピ(チーム名:観光レシピ振興会)
宮前区長賞
評価の観点
- 宮前区独自の地域課題の解決に貢献している
坂部(チーム名:坂で元気)
G空間未来デザイン賞
マーケソン参加者の投票により選出。参加者は、地域課題を解決するためのソリューションとして、「ソリューションの革新性」、「ソリューションの実現可能性」、「地理空間オープンデータの有効利用」の項目について、良いと思ったところに各項目2票ずつ投票する。主催者側で集計し、合計投票数が最も多いチームに賞を授与する。
坂部(チーム名:坂で元気)
各チームの発表内容(発表順)
坂部(チーム名:坂で元気)
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