生活を彩るモビリティ
Mission
インフォメーション
- 開催日時
-
2012-06-02 (Sat)
15:30 ~ 21:30 - 応募締切日時
- 2012-06-02 (Sat) 21:30
- 会場名
- カタリストBA(二子玉川)
- 住所
- 東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8階
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- 定員
- 30 人
- 参加費
- 会場払い 2,000 円
- 主催者
クリエイティブ・シティ・コンソーシアム「スマートモビリティWG」、株式会社グラディエ
企画メンバー:TOTO 竹尾、京都大学 五十嵐、グラディエ 磯村歩
Participation
Description
今やエコカーや電動アシスト付自転車など地球環境に配慮した移動手段は逼迫した課題です。そして買い物弱者(介助が必要な高齢者など)や移動に困難をともなう障がい者など、福祉の観点でも移動手段は依然として大きな課題です。
一方、初めて自転車に乗れた時や初めて車を運転した時のころを思い出すと、大きく行動範囲が広がると共に”これからどんなふうに生活が変わっていくのだろう”と心が大きく躍ったはず。
デザイナーや研究者などが自発的に活動する「モビリティ・フューチャーセンター」では、この移動におけるワクワク感をもう一度思い返し、かつ社会的なニーズも踏まえた、これからのモビリティのムーブメントを作っていきます。
第一回目として二子玉川を舞台に「生活を彩るモビリティ」をテーマに「フューチャーセッション」を開催いたします。
どうぞ皆さん、これからのモビリティについて一緒に夢を語りましょう。
受付15:00
セッション15:30〜19:30
懇親会19:30〜21:30
※本フューチャーセッションは、Future Session Week 2012 特別サイトの閉鎖に伴い、OUR FUTURES上に移行したものとなります。Future Session Week 2012 特別サイトはOUR FUTURESとは別サービスとなるため、企画メンバー情報、参加者情報などは引き継がれておりません。
旧サイトでの参加者数:14人
チェックイン
二子玉川のモビリティ環境を参加者自らサイクリングや散策をして観察
集まった人がお互いを理解する
グループ毎にサイクリングや散策をしながら、二子玉川のモビリティ環境について対話
ゲストからインスピレーションを得る
- 欧州・アジアの多種多様な移動機器について(グラディエ 磯村)
- 富山市のモビリティ環境について(モビリシティ 森口氏)
集まった人でダイアログ
- サイクリングや散策を通じて、それぞれが感じた「気持ち良いこと」「困ったこと」を共有
- モビリティ環境の”質”について共有
- 多様なモビリティ手段やルートを柔軟に選択しうること
- モビリティ環境における情報がリアルタイムに共有されていること
- 人と人の思いやりがあること
アウトプット/プロトタイピング
モビリティ環境の視点で「訪れたくなる街」をクレーでプロトタイピング
各色のクレーには「人」「移動機器」「資金」「技術」「フリー(どんな意味を設定しても可)」などの意味付けがされており、最低3つのクレーを使って街づくりをする。
プロトタイプキーワード
- 整然とした街ではなく、混沌とした街が人を惹きつける
- くし形モビリティ環境(複数のコミュニティを長距離輸送が結ぶ)
- 各エリアは自然が織り込まれ、かつ個性的
- 歩行者が使用するツール(視覚障害者の白杖など)がモビリティ環境の情報収集機能を持ち、環境の変化をリアルタイムにネットワークに流通させる。等々
チェックアウト
セッションを通じて、それぞれの感想や想いを共有
総括・まとめ
- 最初に二子玉川をサイクリングや散策しながらの参与型観察は、自然に互いのことを知るきっかけが生まれ有意義だった。
- 実際に”自分自身が散策する”また”手を動かしながらおこなうクレーワーク”は純粋に楽しい。
- クレーワークは自立分散的に作業が出来てよい。作業時間後半になって一気に全員で作り上げたが、グループとしての一体感を感じられた。
- 他の課題を抱えている地域をテーマにセッションをやってみたい。
- 多様な方々との接点が持ててよかった。
<運営側より>
- 「手と身体を動かし街を体験し発想する」というのが参加者同士の対話を生み出し、場を和ませていたように思います。
- 参加者の中に、日常的に車椅子などのモビリティを使っているユーザーがいたことは、よりユーザー目線でモノを考えられるいいきっかけになっていたように思います。
- 参加者がより多様化(地域の方々)すれば、さらに様々な視点が得られたのではないかと考えます。同時に次のアクションへの展開も期待出来るように思います。
- こうした対話型セッションをさまざまな地域で実施し、モビリティ開発(機器と環境)における市民参加型プロセスを全国に拡げていきたいと思います。
ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!
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