OUR FUTURES

地域の未来を紡ぐ一日~フューチャーセッション@こだいら~

セッションの目的

介護、子育て、環境、地域産業の活性化…。
まちには、解決したい地域課題がたくさんあります。

これまで、市民、企業、行政、大学などが、地域課題解決に向けて、それぞれの立場で取組んできましたが、複雑な地域課題を前にして、ひとつのセクターで単独突破することの難しさも浮き彫りになってきました。

そこで、異なるセクターが、互いの強みを活かしあい、連携することで、ともにまちの未来を築き上げようという流れが生まれてきています。

ただ、どのような連携のあり方がよいか、ということについては、試行錯誤が続いているのが現状ではないでしょうか。

「複雑な課題に対して、関係者が、どのよ うに”連携”していけば成功にたどりつくのか」という問いに対するチャレンジが 、デンマーク、オランダを中心に始まった「フューチャーセンター」です。

日本でも、ここ数年、企業、大学関係者、行政、社会起業家らから熱い注目を浴びています。

私たちMystyle@こだいらは、地域の多様なセクターが、より良い形で“連携”し合うために、「フューチャーセンター」に学ぶべきことが多くあると思いました。

これからの、まちの未来に関心を持つ、さまざまな立場の方たちに、この「フューチャーセンター」の理念、構想を紹介する場を持ちたいと思い、今回のワークショップを企画しました。

ワークショップ名の「フューチャーセッション」とういう言葉ですが、「フューチャーセッション」とは「フューチャーセンター」で行われる対話イベントのことを意味します。
まだ小平には、この「フューチャーセンター」は生まれていないので、この名前を使うのは時期早々かもしれません。

「小平にフューチャーセンターを作ろうよ!」という熱い気持ちを持って開催する今回の対話イベントです。
ひとりでも 多くの方に「フューチャーセッション?それってなに?」と興味を持っていただきたく、あえて「フューチャーセッション」という言葉をワークショップ名として使っています。

そう遠くない未来には、小平にフューチャセンターが実際に設立され、さざまざまな地域課題に対し、日々フューチャーセッションが展開され、多摩地域の他のフューチャーセンターと協力しあいながら、解決行動を展開している・・・そん な未来を夢見ています。

異なるセクターどうしが、信頼を紐帯としてつながりあうとき、まちの未来を創発していくことができます。

そのために互いを知り合うこと。
語り合うこと。

そこから生まれてくる未来の始まりの場を、このワークショップで体験し、夢に向かって多くの方々と共に手を取り合って歩んでいきたいと願っています。