Life is Small -スマホ顕微鏡を用いて市民と専門家が共に創る科学のプラットフォーム
Mission
グローバル化し複雑化・多様化する問題は、大学や研究機関に所属する科学技術の専門家だけでは解決できません。市民、行政、事業者、メディアなど、さまざまな分野の人々が、対話・協働を通じて問題解決を図るための動きが世界中で始まっています。
そのような背景の中、JST科学コミュニケーションセンターでは、2014年度に共創プラットフォームの新しい試み、実践的な場となる「Life is Small」プロジェクトを立ち上げました。これは、“科学する市民”が中心となって「スマホ顕微鏡」による観察、ならびにインターネットを通じた画像の共有とコミュニケーションを通じて、ICT教育の発展や花粉観測ネットワークの構築、新しいアート表現の探索などを行うものです。この取り組みにより、微小な生物・物質などの観察のみにとどまらないアクティビティが、専門分野やコミュニティなどの枠組みを超えた価値を生み出しつつあります。
今回の催しは、彼らの成果を皆さまに公開し、その意義を実感してもらう場として企画しました。今後、彼らの成果を発展させ、共創プラットフォーム構築を目指して、ワークショップ形式で具体的な方策も議論します。
<本件に関するお問い合わせ先>
独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 科学コミュニケーションセンター 企画・研究グループ 永山・小泉ユニット
Tel:03-5214-7625/E-mail:csc@jst.go.jp
※「OUR SCIENCES」からお申し込みできない場合は、csc@jst.go.jpまで、お名前(ふりがな)、ご所属、連絡先メールアドレス&電話番号、13:00~14:00の活動成果体験会への参加・不参加、16:00~16:55のワークショップへの参加・不参加をお知らせください。
※お席が確保できない場合がありますが、当日受付参加も承ります。
インフォメーション
- 開催日時
-
2015-03-27 (Fri)
13:00 ~ 17:00 - 応募締切日時
- 2015-03-26 (Thu) 10:00
- 会場名
- 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)セミナースペース
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-53-70国連大学ビル1階
- > google mapで表示
- 定員
- 60 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
独立行政法人 科学技術振興機構 科学コミュニケーションセンター
メンバー
企画メンバー 1
タグ
Participation
企画趣旨に賛同し、取り組みの成果を知りたい・体感したい、また、共に取り組みたいと考える方々
Description
13:00~14:00 活動成果体験会
・自分でスマホ顕微鏡を作っちゃおう!
スマホ顕微鏡は、市販品を購入せずとも自分で作ることができます。ぜひ、体験してみてください。
※材料は主催者側でご用意します。無料で、どなたでも製作・お持ち帰りいただけます。
※小さなお子様には、必ず保護者の方がご同伴ください。
・スマホ顕微鏡での観察体験&画像共有
身近にいる微生物や植物を見てみましょう。自分のスマートフォンやタブレットで撮影し、友だちに送って見せたり、Facebookで共有したりしましょう。
・観察・撮影した資料画像を用いた映像インスタレーション展示
スマホ顕微鏡で撮影した画像が、すてきなアート作品になります。
14:00~14:10 休憩
14:10~17:00 Life is Small プロジェクト 活動成果報告会
14:10~14:15
はじめのごあいさつ: Life is Small プロジェクトについて
14:15~14:35
トークセッション「微生物の多様性とLife is Smallプロジェクトの意義」
永山國昭フェロー× 佐藤和正(ラ・サール学園 教諭)
初心者向けの顕微鏡の構造説明/Life is Smallプロジェクトのコンセプト紹介
14:35~14:45
「微生物の世界」早川昌志(神戸大学大学院 理学研究科生物学専攻 博士課程学生)
14:45~15:45
Life is Small プロジェクトの取り組み
[発表者](発表順、各5~10分)
長澤 友香/中野 政之(静岡科学館る・く・る 館長/同館 ボランティア)
出村 沙代(国立明石工業専門学校 特任助教)
竹下 陽子(お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター 特任講師)
福地 健太郎(明治大学 総合数理学部 准教授)
望月 銀子(クリエイター、科学ボランティア)
寺田 勉(防府市青少年科学館 ソラール 館長)
佐藤 和正(ラ・サール学園 教諭)
早川 昌志(神戸大学大学院 理学研究科生物学専攻 博士課程学生)
15:45~16:00
Life is Small プロジェクトの成果を受けた技術革新
~キッチンで作るスマホ顕微鏡から未来機器「全能スマートカメラ」まで
永山國昭フェロー
16:00~16:50 ワークショップ「スマホ顕微鏡を社会の課題解決につなげよう」
今回の参加者とともに発展的・具体的に議論する
16:50~17:00
添付ファイル
20150327_Life_is_Small_成果報告会告知チラシ.pdf
(2015/03/20 10:20:27にアップロードされました)
Life_is_Small_のコンセプト.pdf
(2015/03/10 15:45:13にアップロードされました)
Life_is_Smallプロジェクト説明.pdf
(2015/03/10 15:44:10にアップロードされました)
会場_GEOC_へのアクセスMAP.pdf
(2015/03/20 10:18:58にアップロードされました)
市民グループの概要.pdf
(2015/03/10 15:40:55にアップロードされました)
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