OUR FUTURES

科学技術リテラシーに関する課題研究 報告会

Mission

科学技術振興機構 科学コミュニケーションセンターでは、日本学術会議と国立教育政策研究所によって2008年にまとめられた「21世紀の科学技術リテラシー像~豊かに生きるための智~プロジェクト」* 1 の報告書(以下、「科学技術の智プロジェクト」)の基本的な考え方を踏まえながら、そこで謳われている構想を具現化すべく議論してまいりました 。
また、東日本大震災などを受けて踏まえるべき“今日の日本で求められる科学技術リテラシー”についても考察し、ここからコンピテンシー、日本という土壌、リスクリテラシー、学校教育を「科学技術の智プロジェクト」の新たな課題として取り上げ、議論を重ねました。さらに、新たな観点として、科学技術リテラシーを共有する主体は誰であるのかという問題を浮かび上がらせました。

本報告会の前半では、これらの議論を通して明らかになってきた、科学リテラシー向上のさらなる推進のために考慮すべき新たな課題と観点、また、取るべき今後の方策・方針を挙げます。後半では、ワークショップ形式で「より良く生きる」ために必要な科学リテラシーについて参加者の皆さまと理解を深めながら、今後の展開について話し合いたいと思います。* 2

*1  平成18・19年度科学技術振興調整費「重要政策課題への機動的対応の推進」による「日本人が身に付けるべき科学技術の基礎的素養に関する調査研究」(研究代表者:北原和夫)。
本報告会では、これらの議論を通して明らかになってきた、科学リテラシー向上のさらなる推進のための今後の方策・方針を挙げます。
*2  報告会前半のみのご参加も承ります。