映画を通じたコミュニティ・デザイン
セッションの目的
「映画を観るだけで終わらせるのは、もったいない!」
このセッションでは、映画の可能性を広げるという観点から、
コミュニティ・デザインに映画を取り入れることを提案し、
その活用を一緒に考えていきたいと思います。
インフォメーション
- 開催日時
-
2013/06/06 (木)
18:00 ~ 21:00 - 応募締切日時
- 2013/06/06 (木) 21:00
- 会場名
- CTW
- 住所
- 渋谷区神宮前5-12-7 CULTURE表参道2F
- > google mapで表示
- 定員
- 15 人
- 参加費
- 会場払い 1,000 円
- 備考
※参加費には、お茶菓子込みです。
<会場へのアクセス>
●東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線/表参道駅 A1出口 徒歩7分
●東京メトロ千代田線・副都心線/明治神宮前駅 4番出口 徒歩4分
●JR原宿駅/表参道口 徒歩7分
表参道ヒルズの向い側 DiorとCHANELの間の道を50m進む。スターバックスの四つ角を左折し、道なり右カーブの右手の一軒家。1FはレストランLeMan。- 主催者
kinologue & CHILD FILM
メンバー
企画メンバー 1
対象者
アートやエンターテインメントを通じてのコミュニティ・デザインに興味がある方、
教育現場で新たな学びを模索している方、
企業研修や就活支援、人材育成の場で変化をつけたいと思っている方、
世代を越えたつながりを作りたいと思っている方、
こどもに伝えたい映画がある方、
コミュニティの場を持っているがコンテンツが足りないと思っている方、
街づくりコミュニティのネタを探している方、
などなどありますが、、、何より映画が好きな方、お待ちしています!
詳細説明
このセッションは、共に映画業界での豊かな経験を持つ、
映画とダイアローグのワークショップ・プロジェクト「kinologue(キノローグ)」主宰者と、
こども映画専門のポータルサイト「こども映画プラス」運営者で企画・実施します。
私たちの経験を生かしながら、映画を「観る」「知る」「作る」に分けて、
より具体的なコミュニティ・デザインへのアクションを起こしていきたいと思っています。
18:00-19:00:早い時間から参加できる方でのプレセッション
19:00-21:00:参加者全員でのセッション
プレセッション
18:00 - 19:00 フリートーク「映画って何ですか?」
本セッション前に、早い時間に来れる方たちと途中参加可で「映画って何ですか?」をテーマにプレ・セッション。映画を映画館で観るか、家でDVDやTVで見るか、鑑賞のスタイルによっても映画の捉え方がそれぞれ異なる。映画は映像になって初めて分かるものを教えてくれたり、人生の疑似体験をさせてくれるもの。映画の中では、日常使われているものが全く異なる使われ方や意味を持つ。映画は人生の先生のようなもので、色んなことを教えてくれたり、色んなところに連れて行ってくれたり、色んな人に会わせてくれた。映画(特に映画館で観る)は、その時々の思い出と結びついているもの。映画とTVを比べると、映画は非日常的で、考えながら集中して観ることが多いが、TVはながら視聴ができ、日常的なもの。映画館で一緒に映画を観ることで生まれる一体感は独特のもの。そして、映画を観ること自体が目的であり、手段としては考えてこなかったのでは、という意見も。
本セッション
19:00 - 19:30:自己紹介
ゆったりと自己紹介開始。既に映画を自分のフィールドでの活動に取り入れている方、商店街活性化のための自主映画を作っている方、お寺で上映会を開いている副住職、映画制作会社の方、テーマに興味があって来た方など、会場のサイズにジャストな総勢12名(なんと男性10名!)。「一番最近観た映画は?」という質問の答えと合わせて、それぞれの映画との関わりを知ることが出来た。
19:30 - 20:30:グループに分かれ、「映画のいいところ」をピックアップしていくダイアローグ&シェア
手軽な娯楽。1人になれる、自己対話。演技・音楽・建築などてんこ盛。普段出会わない価値観。空間の非日常。心に集中して訴えるから「明日もがんばろう!」と思わせる。楽しかった経験は何度も繰り返すことが出来る(大人も子供も)。気持ちがオープンになる。非日常的な刺激(五感を使う。嗅覚を使った試みもある)。社会課題に挑み、制作過程に解決策がある(まちづくり)。リセットできる。モチベーションのコントロール。ストレス解消。アイディアの助けになる(ひらめき、考えの展開)。(良い映画を観ると)観た後に共振、反芻。(視覚的に世界観がダイレクトに入ってくることで)第3のアイディアを触発する、記憶が表出する。映画を通じての会話や関わりで相手をよく知ることができる。映画の意見を言い合う形だと自分を見せやすく、同じ体験を共有できる。(良い映画を観ると)誰かに良かったと言いたい(人に教えたい)。
20:30-21:00:ピックアップした映画の良いところをコミュニティ・デザインに生かすアイディア共有
・ビブリオバトル(好きな本を5分間紹介。読みたくなった本を投票で決定する知的書評合戦)の映画版。
・演劇ワークショップの本読み(台詞をまわし読んでいく)を取り入れ、後で映画を上映する。
・子供でも大人でも、映画館を出た後にすぐに話せる場をつくる。子供の場合、子供同士で共有でき、親のつながりも出来る。
→映画を上映する時の障壁(上映の権利確認や上映料など)の話になり、それを解決するシステムがあれば、もっと映画をコミュニティ・デザインに活用しやすくなる。映画業界の意識を変える働きかけも必要。
ここまでで終了時間となってしまったので、具体的な次のアクションにはおとせなかったものの、その芽や課題を見出すことができた。
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