「ものづくりの未来」フューチャーセッション 〜ものづくり白書2016
Mission
国内のものづくりのイノベーションを起こすため、(1)ものづくりおよび関連産業からの参加者による新たなアイデア共創の場として、(2)日本の未来を担うものづくりの新規プロジェクト創造プロセスの探求の場として、「ものづくり白書フューチャーセッション」を開催します。
本フューチャーセッションでは、広い意味での「ものづくり」に関わる方々に加え、ITや社会課題解決に関わる、多様な参加者の間での対話により、お互いの想いや考えを可視化し、新規事業のアイデアを多数生み出すことをめざします。
本フューチャーセッションの成果および対話のプロセスは、2016年度版ものづくり白書(ものづくり基盤技術の振興施策)に記録として残し、国内の企業へ広く情報提供を行い、活用します。
以下、参考までに。
前年度2015年度版 ものづくり白書より(ものづくり白書とは・・)
「平成26年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)
本件の概要
「平成26年度ものづくり基盤技術の振興施策」は、ものづくり基盤技術振興基本法(平成11年法律第2号)第8条に基づく、政府がものづくり基盤技術の振興に関して講じた施策に関する報告書です。本報告書は、昨年に引き続き、経済産業省、厚生労働省、文部科学省の3省共同で作成作業を行い、本日6月9日、閣議決定されました。
<今回のものづくり白書のポイント>
経済産業省が執筆した第1部第1章では、「我が国製造業が直面する課題と展望」を分析しています。
- アベノミクスを背景とした企業業績の改善が進み、国内の設備投資も増加しつつあるものの、さらなる投資の活発化が重要です。
- GDPの2割を占め、新たなイノベーションや技術を生み出し、他産業への高い波及効果を持つ製造業は引き続き重要です。国内拠点の役割を見極め、国内・海外でそれぞれ稼ぐ分野を明確化しつつ、国内の製造業の基盤として様々な担い手を育成していくことが課題です。また、製造業の稼ぎ方が変化する中、海外収益の国内への利益還元も重要な課題です。
- IoT(Internet of Things)の進展により、ものづくり産業も大きな変革を遂げている中、製造業の新たなビジネスモデルへの対応は重要な課題となっています。インダストリー4.0等の各国の動きも見据え、我が国ものづくり産業の今後の方向性を検討します。
インフォメーション
- 開催日時
-
2016-03-02 (Wed)
13:30 ~ 17:30 - 応募締切日時
- 2016-02-20 (Sat) 17:00
- 会場名
- 経済産業省 別館1階114会議室
- 住所
- 東京都千代田区霞ヶ関1丁目3番1号
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- 定員
- 50 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
株式会社フューチャーセッションズ
メンバー
タグ
Participation
- ものづくりに関与されている製造業などの国内企業担当者さま
- ものづくりに強い関心があり、新ビジネスのアイデアをお持ちの企業担当者さま
- 高い技術力、製造ノウハウがあり、それらを生かす場を探している企業担当者さま
- ものづくりとは直接関連はないが、別の業態からの連携など、新しいアイデアをお持ちの企業担当者さま
- ものづくりとは一見つながらなそうな、社会課題解決に取り組むNPOなどの方々
Description
ゴール:ステークホルダーの力を活用して新規事業を生み出すこと
<前半:新規事業アイデアを生み出す>
-
「真の困りごと」からテーマを決める
(研究:ステークホルダーの理解から、核心をついたイシュー設定) - テーマを決めて、業界横断でバックキャスティングする
(開発:異分野技術との共創の可能性発見) -
自社のやり方をシフトする方向性が見える
(販売:ステークホルダーとの販促の協力関係構築)
これら3つのステップにより、各参加者にとっての「新規事業の切り口」を生み出すことをめざします。
<後半:新規事業の意思決定を促す>
次の3つの判断基準を使って、新規事業アイデアを評価します。
- 自社適合性:自社にとっての「コア(ビジョンやブランド)」と適合するか?
- 実現適合性:自社技術やリソースにによる「実現力」と適合するか?
- 社会適合性:社会的ステークホルダーからの「社会ニーズ」と適合するか?
セッション終了時には、複数の新規事業アイデアと、各アイデアに対する各企業にとっての適合性がアウトプットされている状態をめざします。
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