おもしろく働くための社内コミュニケーションの未来
Mission
仕事をもっとハッピーに、仕事をもっと面白く、仕事をもっと自分ごと化できる未来の会社。そのとき社内ではどんな会話が日々なされているのだろう?
会社の文化は、日々の社員のコミュニケーションから生まれてきます。少子高齢化、雇用・人事制度、人材流動、ダイバーシティ&インクルージョン、地方創生など、ビジネスや働き方を取り巻く社会環境が激変する中、未来の会社内ではどんなコミュニケーションが日々求められるのでしょうか。
今回のFuture Sessionでは、社長も社員もおもしろく働いている、未来の「社内コミュニケーション」を探索します。
Closed
インフォメーション
- 開催日時
-
2016-03-08 (Tue)
19:00 ~ 22:00 - 応募締切日時
- 2016-03-08 (Tue) 22:00
- 会場名
- シンクスマイル東京本社
- 住所
- 東京都品川区西五反田7-7-7 SGスクエア3F
- > google mapで表示
- 定員
- 20 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
株式会社シンクスマイル
メンバー
企画メンバー 4
Participation
働き方や職場コミュニケーションに関心のある以下のような方々
- 会社の文化は社員のコミュニケーションが作るという考えに共感する方
- 仕事をもっと面白くしたい方
- 会社がつまらない!と感じている方
- 仕事をもっと自分ごと化させたい方
- 仕事が他人事になっているなと感じている方
- 活力ある職場を作りたい方
- コミュニケーションをよりよくするサービスに関心のある方
「おもしろく働くための社内コミュニケーションの未来」セッションでは、「外的環境の変化からくる求められる対応」と「内的環境からくる変革への想い」について対話し、自発的にチームを作ってから、働くを面白くする社内コミュニケーションのアイデアを生み出しました。
対話された内容やアイデア概要について以下に紹介します。また、これらから導き出される「働くを面白くする社内コミュニケーションの原則」を主催者側で抽出しました。
「おもしろく働くための社内コミュニケーションの未来」セッションのプロセス
Step1: 2020年の社内コミュニケーションに影響が大きい変化の兆し
- 複数の会社に所属する(14)
- 高齢者社員が増加する(10)
- 場所にとらわれない働き方になる(10)
- 外国人労働者が日本に増える(10)
- オフラインの価値が上がる(アナログ回帰)(10)
- IBM/Googleのような影響力の大きい会社がまちづくりをする(個人情報を提供する代わりにベーシックインカムが実現)(7)
- 「オフィスは固定」という概念が変わる(7)
- 人工知能(AI)がますます進化する(5)
- 教育、大学入試が変わる(5)
- ロボット従業員が登場する(4)
Step2: 人をおもしろく働けなくする社内コミュニケーション
- 目的がない、達成されない
- 承認欲求が満たされない
- フィードバックがない
- 代替案がない
- 相互信頼がない
- 上下関係が強く自由に発言できない
- 人や感情に関心を持たない
- 感情が前面に出すぎる
- メンバーや環境が同じ状況が続く
- チームの外部との関わりがない
- 損得でのみ動く
- 失敗を許容しない(犯人探しばかり)
- ルールを守りすぎて柔軟性がない
- 会話する時間的余裕がな
Step3: 働くを面白くする社内コミュニケーションのアイデア
感情伝わる基本の音声会話
拠点が分散し、プロジェクトを円滑に進めるには、文字だけではなく声での会話がますます大事になる。ただ、声でも物理的距離感とメンタル的距離感は比例しやすく、誤解も起きてしまいがち。
そのため、AIが相手の感情を文字や声から察知し、対面したほうが良い状況を適切にリコメンド。結果として会話も報酬も気持ちよく交換できるようになる。
”自分たちごと化”できる仕組み
共通の目的意義(社会意義)を明確にし、(短期の)時限組織としてチームを招集する(例:三ヶ月で世界一xxなxxをxxせよ!)。
プロジェクト活動では、10時、12時、15時など、チームメンバーで一斉に休憩を取るなど、会話を誘発する「仕組み」を用意。目標を達成したらすぐに解散。
一人一人の本音を傾聴する本音番長
「その企画書センスありますよねー」「でしょー」というような会話の裏に本音があったりする。例えば「センスなんか感じないよ」「お前にこの良さがわかるのか」「前の企画書に似てるよ」などなど。
そんな時に本音番長が登場。いろいろな人の本音を聞きながら、相手に伝える時には、誰が言ったかはわからない形で、本音をやんわりとそれとなく伝える。
多様性を生かして伸ばす、役割チェンジ
入社式で、新入社員をいきなり部長役に任命。当然できるわけもなく、元部長からアドバイスをもらいながら、先輩に対してもマネジメントを実施する。これによって部長のやりがい、難しさなど、部長の役割を本当の意味で理解できるようになる。
働くを面白くする社内コミュニケーションの原則
- 人(の声・顔・感情・意見・挨拶)に関心を持てる
- 失敗も成功もポジティブに認め合える
- 上下関係や役割に関係なく、本来の自分を出し合える(心理的安全性を感じられる)
- お互いの役割を理解し、認め合うことができている
- 会社が進むべきビジョンや社会的意義や事業の目的への共有がなされている
- 多様性(個性・スキル)が認められている
- 本音で会話ができる
- 相手への親切心に満ちている
働くを面白くする社内コミュニケーションの原則のまとめ(共通項から導き出される根源的な要素)
おもいやり
次回セッションに向けた問い
働くを面白くするために必要な「社内のおもいやりコミュニケーション」とは?
追伸:
魅力的な制度・施策・職場環境を紹介するメディア「CAPPY」で今回開催したFuture Sessionのレポートがリリースされました
添付ファイル
5smileFS1-report.pdf
上部に表示されているスライドのPDFファイルです。
(2016/03/20 11:20:23にアップロードされました)
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