リクルートワークス&Future Sessions共同企画〜10年後、人事は従業員にどんな人事システム、働き方を提供できるのか
セッションの目的
今後、会社と従業員の関係はどう変わっていくのだろうか。会社、そして人事は今後、どのようなよりよい人事システム、働き方を提供できるのだろうか。
そんな未来のありようを、人事の方々にお集りいただき、対話したいと考えています。
※参加にあたってのご注意(必ずお読みください)
- できるだけ多様な立場の方にご参加いただけるよう、アンケートで属性をお答えいただいた上で、参加者をご招待させていただきます。
- アンケート結果、および本セッションの流れや生まれた結論、また当日撮影した写真などがWorks誌面に再現される可能性があります。このことに同意した上で参加申し込みをお願い致します。
インフォメーション
- 開催日時
-
2016/03/15 (火)
18:30 ~ 21:30 - 応募締切日時
- 2016/03/12 (土) 17:00
- 会場名
- フクラシア東京ステーション5F 会議室L
- 住所
- 東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル5F
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- 定員
- 20 人
- 参加費
- 無料
- 備考
【アクセス方法】 東京駅・大手町駅B6出口直結、東京駅日本橋口徒歩1分
https://www.fukuracia-tokyo.jp/access/- 主催者
主催:リクルートワークス研究所
協力:株式会社フューチャーセッションズ
メンバー
企画メンバー 4
対象者
人事部の方々
詳細説明
私たち、人事専門雑誌『Works』では、特集企画において、「シリーズ雇用再興」に取り組んでいます。昨年10月号掲載のシリーズ第1回「日本型雇用によって失われたもの」(http://www.works-i.com/pdf/w132_1toku.pdf)では、新卒一括入社、定年退職、年次別管理による正社員(無期雇用社員)によるメンバーシップ重視の日本型雇用システムが、既に制度疲労を起こしていることについて言及しました。
それは単に、非正規など不安定雇用の増加、企業内の中高年社員の雇用保蔵、新分野への人材の流動性の低さといった、雇用のなかに閉じた問題だけではなく、教育、税や社会保障、家族や地域社会のありようにもさまざまな影響が生じています。その問題や影響を総括するならば、長期的な雇用保障と引き換えに個人が自らのキャリアと人生を会社に付託することによって、個人が自らのキャリアと人生をハンドリングする力を失った、ということが言えるでしょう。
それを踏まえ、第1回の特集において、働く個人50人によるフューチャーセッションを開催しました。そのテーマは、「10年後の正社員の姿を考えよう」。個人50人の「集合知」として導き出されたのは、「もっと自分の人生を自らの力でハンドリングしたい」という力強い未来への意思と明るい観測でした。具体的には、場所や時間にしばられない自由な働き方や、企業よりもパワーを持つ強い個人、個人や会社が組織を超えて社会課題に取り組むプロジェクト、生涯現役で学び続ける個人、といったことが増えていくだろう、そしてそういう社会を希望している、という声が続々と上がりました。
今回、みなさまに対話していただきたいのは、こうした個人が描くよりよい働き方、組織を企業は実現しうるのか、ということです。個人が描く未来は、現状の日本型雇用とは大きくかい離しています。そこにある溝は埋められるのか、溝を埋めるために企業はどのように変わる必要があるのか、それにあたっての障壁は何か。それらについて、今度は人事にかかわる方々の「集合知」を導き出したいと考えています。
2
- 19:00-20:00
カフェにいるような気分で対話し、お互いに多様な知識を持ち寄ります。各ラウンドが終了したら、各テーブルで1人、テーブルホストを決めて、テーブルホストはテーブルに残り、それ以外のメンバーは別のテーブルに移動し、メンバーを変えながら対話を続けます。
テーブルを4つのエリアに分けて、それぞれの世界観のペルソナに対して、次のテーマで対話します。
問い:それぞれの世界観の「10年後の正社員像(ペルソナ)」は、会社に何を求めているだろうか?
- 20分
誰もが主役になることができる対話のスタイルです。
- 内側の円では深く対話し、外側の人はアクティブに聴きます。
- 内側の円には空席を用意し、外側からいつでも内側に入れます。
- 次の2つの問いかけについて、対話を深めます。
問い:それぞれの「10年後の正社員像(ペルソナ)」のような働き方を受け容れられない理由は?
不成立条件を考えます。外部要件、内部要件、どちらも挙げてください
- 30分
ショートブレイク
- 10分