<イノベーション・ファシリテーター特別企画> 難しい情況に向き合うファシリテーターのあり方
Mission
イノベーション・ファシリテーターが変革を起こしていくための更なる学びと研鑽の機会として、「アクティブ・ホープ」を通じた特別企画プログラムを行います!
イノベーション・ファシリテーターが、自分の組織や地域のなかでフューチャーセッションを立ち上げ、継続的に取り組もうとする時、多くの場合は「周囲の理解や共感が得られない」などの抵抗(苦しみや葛藤)に向き合うことになります。
このような抵抗に対して、イノベーション・ファシリテーターとして、どのように向き合えばいいのか。
イノベーション・ファシリテーターにとって「あり方」を重要な要素の一つです。今回の特別企画では、「アクティブ・ホープ」という社会変革のアプローチを通じて、このような苦しみや葛藤に向き合う具体的なアプローチを学ぶことで、イノベーション・ファシリテーターとしての「あり方」をさらに高めることが目的です。
また、オープンなコミュニティとして学びを活性化させるため、イノベーション・ファシリテーター講座の受講生に加えて、外部参加枠としてイノベーション・ファシリテーター講座受講生以外の方も10名程度お迎えします。
インフォメーション
- 開催日時
-
2016-07-30 (Sat)
10:00 ~ 18:00 - 応募締切日時
- 2016-07-13 (Wed) 18:00
- 会場名
- 中野サンプラザ 研修室
- 住所
- 東京都中野区中野4-1-1
- > google mapで表示
- 定員
- 20 人
- 参加費
- 会場払い 38,000 円
- Information note
※このプログラムは、2日間(7月30日、31日)のプログラムです。7月30日のみではありませんので、ご注意ください。
※申し込み〆切の7月4日以降に、参加費の振込についてご案内させていただきます。
- 主催者
- 主催:株式会社フューチャーセッションズ
メンバー
企画メンバー 3
Participation
- イノベーション・ファシリテーターとして、更なる研鑽を積みたい方
Description
プログラムの目的
自分自身と場の感情を捉える「あり方」を学ぶことで、どのような状況の場においても効果的に場の参加者に関われるようになること
プログラムの特徴
「アクティブ・ホープ」とは、持続可能な社会を実現するために変化を起こし続けるアプローチであり、「つながりを取り戻すワーク」をベースとしたワークショップです。
アクティブ・ホープは、3つのストーリーを提示しています。
- 世界に起きる不都合から目を背け、これまで通りの世界が続くと信じる「これまで通り」のストーリー
- 社会システムの崩壊や資源の枯渇などによって、世界が破滅に向かってしまうと考える「大崩壊」のストーリー
- 「これまで通り」の生き方が「大崩壊」へ導くと知った上で、「大崩壊」が現実にならないように未来を創る「大転換」のストーリー
これら3つのストーリーのうち「大転換」のストーリーを「アクティブ・ホープ」は呼びかけており、その考え方はイノベーション・ファシリテーターの生き方と重なります。そして、「大転換」のストーリーを生きるために実践しているのが、冒頭にあがった「つながりを取り戻すワーク」です。今回のプログラムでは、「つながりを取り戻すワーク」のエッセンスを、ファシリテーターのあり方を磨くために適用しています。
具体的には、次の2ステップを通じて、自分自身と場の感情を捉える「あり方」を高めることを目指します。
-
自分自身の感情を把握できるあり方と、その感情を扱えるあり方(自分から始める)
自分の感情を把握するにはアクティブ・ホープの感謝の気持ちを感じて、痛み(怒り・悲しみ・寂しさ・不安)をどのように扱うかを理解することが基盤になる。自分の感情に振り回されないで、安心している必要がある。
-
場の感情の扱えるあり方(目の前の人から始め、場をとらえるあり方)
多重なシステムの構造の中で、自分から影響を与えるあり方を学ぶ。まずは、目の前の一人の人の感情を感じるところから始め、場全体の感情をとらえることを学ぶ。
プログラム概要
- 日程:7月30日(土)10:00-18:00
7月31日(日) 9:30-17:00
※2日間のプログラムです。7月30日のみではありませんので、ご注意ください - 参加費:38,000円【モニター価格】
- 定員:20名(最小催行人数:8名)
-
DAY1プログラム(10:00‐18:00)
1. 感謝の気持ちを感じる
感謝を感じることで、自分と向き合う土台を創る。
2. 世界に対する痛みを大切にする
怒り・恐れ・悲しみ・虚無感など、自分自身の中にある痛みをしっかりと味わい受け止めることで、それらの感情の奥にある自分自身の情熱や愛を感じることができるようになる。
-
DAY2プログラム(9:30‐17:00)
3. 新しい目で観る
自分が誰かという自己認識の概念を拡げ、旧来の上下関係の力とは異なる力を意識し、コミュニティとのつながりや悠久の時の流れを意識することで、大きな視点から今を観るようになる。
4. 前に向かって進む
気持ちが奮い立つようなビジョンをつかまえて、可能性を信じ、自分の周りにサポートシステムをつくる。不確実性の中でも、熱意と活力を保ち続けることができるようになる。
※詳細なプログラムは、添付ファイルをご確認ください(当日までに変更の可能性があります)
ファシリテーターチーム
ゲストファシリテーター:
日本でも数少ない「アクティブ・ホープ」のファシリテーターであり、ファシリテーターやコーチとして数多くの実戦経験を持つ、津村さん・宇佐見さん・鈴木さんをファシリテーターとしてお迎えします。
津村 英作
(ヒューマン エデュケア 代表、ビガーゲームジャパン 代表、元明星大学 准教授)
宇佐見 博志
(NPO法人セブンジェネレーションズ 代表理事)
鈴木結子
(合同会社結惟(ゆい)代表社員)
ホストファシリテーター:
野村 恭彦
(株式会社フューチャーセッションズ 代表取締役社長)
芝池 玲奈
(株式会社フューチャーセッションズ)
添付ファイル
ActiveHopeProgram.pdf
(2016/06/24 07:38:50にアップロードされました)
(表示可能なステップはありません)
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