ヘルスケアの未来 ~ 子どもの未来を考える、大人のフューチャーセッション
Mission
「子供にとって最適」な未来に視点をおくことで、個人や組織から、社会最適なヘルスケア事業を創出するきっかけを作ることを目的としています。
「健康」というテーマを職種やセクションを超えて共有し、「既存のリソース × 新たな価値観」 の化学反応で、今ある商品やサービスの社会的価値拡大を目指します。
このセッションでは、参加者がお互いの経験や知識、感覚を持ち寄って、想像する未来から、一緒に現実を創造する場をデザインしています。
インフォメーション
- 開催日時
-
2016-09-04 (Sun)
14:00 ~ 17:30 - 応募締切日時
- 2016-09-04 (Sun) 12:00
- 会場名
- オーセンティックワークス セミナールームABC
- 住所
- 東京都新宿区四谷2-11 アシストビル5階
- > google mapで表示
- 定員
- 15 人
- 参加費
- 会場払い 3,000 円
- 主催者
主催者:プレメディカルコミュニティ協会
運営:株式会社 メディカル・ブランド・デザイン
メンバー
企画メンバー 4
Participation
◾「大切な人の健康に貢献する」方向性にビジネスを展開したい方
◾ヘルスケア産業に関与する仕事をされている方
◾医療に関与する仕事をされている方
◾子供の教育に関与する活動をされている方
◾ヘルスケア関連の新規事業を検討されている方
◾組織のメンタルヘルスの向上に取り組みたい方
◾組織の「健康経営」(※)に取り組みたいリーダーの方
◾「ライフスタイル」「健康」に興味や関心のある方
※「健康経営 ®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です
◾ 健康経営(NPO法人健康経営研究会ホームページより)
http://kenkokeiei.jp/whats#fig
◾ 経済産業省 健康経営銘柄
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_meigara.html
Description
3時間のフューチャーセッションで私たちが挑戦することは、本当に自分たちがワクワクする未来に向けて、やってみたいと思うアイディアをかたちにすることです。
まっすぐに自分の想いをかたちにすることは、大人になると難しいかもしれませんが、未来に向かって生きる子供たちに寄り添う気持ちを持ったとき、今の大人にできることはなんでしょう?
ヘルスケアの未来を考えるセッションは今回で3回目です。
4月と6月のセッションで、参加者の皆さん一人ひとりが積み上げてきた経験、深めてきた知識、その立場になければ見えない視点が、集合知として共有されたとき、そこから見えた新しい価値観が、未来に向けた活動にエネルギーをチャージしてくれることを実感しました。
4/7 キックオフセッション レポート
https://www.ourfutures.net/sessions/1688/report#session-tabs
6/12 ヘルスケアの未来を考えるフューチャーセッション レポート
https://www.ourfutures.net/sessions/1780/report#session-tabs
未来は不確実。だけど、、、
現実に起こったことから、「そういえばあの時、、、」と過去に感じた「変化の兆し」を思い起こすことがあります。
現実に迎えたときに「そういえばあの頃から、、、」という社会現象にみられる「変化の兆し」に思い当たることも。
変化の激しい今の時代においては、予想もしなかったことに突然遭遇する、ということも起こっています。
起きてしまったことに追われるのではなく、準備をしておくためにも「変化の兆し」をライフスタイル、テクノロジー、環境など、多方面から検証することには意味があります。
未来の天使に会いに行こう!
同時に「変化の兆し」を探求することで、変化した未来においても、自分たちの存在が社会の中で輝いている。。。としたら、今から何をしようか。
と未来の天使を微笑ませる作戦を考えることもできます。
テーマは「健康」
広い意味での心身の健康を、子供たちの未来像を通して深く探求することで、業種に関係なく、人々の幸福な人生、組織の継続的な繁栄につなげることが可能です。
日々の仕事や生活の場面のなかで、「健康」というテーマで、どのような「変化の兆し」を感じていますか。
「変化の兆し」から、未来の健やかな個人、組織、地域社会のライフスタイルにつながる、どのような活動、新規事業が考えられるでしょうか。
未来のための準備
自分たちで考えて生み出した行動はささやかであっても、尊く、次に続くエネルギーを持っています。
このセッションの本当の目的は、行動を起こすことの先にある、不確実な未来に向けて、しなやかに、そして主体的に生きていくための勇気と、励まし合って前に進んでいく仲間をもつことかもしれません。
ここで創造した斬新なアイディアを、実現可能なビジネスモデルとしてお持ち帰りください。
【日 時】 9/4(日)14:00~17:30(13:45開場)
【会 場】オーセンティックワークス セミナールームABC
東京都新宿区四谷2-11 アシストビル5階
【参加費】3,000円
【定 員】15名
ゴール:参加者の集合叡智を結集して、ヘルスケアの新しい方向性を探求し、人々のヘルスケアを支援できる活動を生み出すこと。
イントロダクション:開催の背景について、セッションの目的の共有
step1:2020年の子供の健康に影響を与える「変化の兆し」をとらえる
step2:今から2020年に向けて社会に貢献する、自分が起こしたいビジネス、活動を試作する
ヘルスケアの未来 ~ 子どもの未来を考える、大人のフューチャーセッション
ヘルスケアの未来を考えるフューチャーセッションも4月のキックオフセッションから3回目の開催となりました。
おかげさまで、3回のセッションを通して、第1回のキックオフで生まれた小さなイノベーションの芽が、2回目、3回目へと意識レベルで引き継がれて、育っていることを実感しています。
今回は子供がいる人もいない人も、ふだん関わっている人もいない人も、子供に関心を寄せて、「子供」の視点から未来を考えることで、社会最適なヘルスケアにつながる活動を生み出すことに挑戦しました。
はじまり
ストーリーテリング ~ 参加者全員で自己紹介
未来から、今の活動を創造する「バックキャスティング」の思考を共有した後は、参加者同士の信頼関係を深める対話からスタート。
ペアになった人と、お互いの子供時代のストーリーを共有しました。
テーマ:「子供時代の経験で、やっていてよかったと思う経験は?」
ストーリーにかっこいいタイトルがついたところで、サークルになって、
一人ひとり、ペアの人がつけてくれたタイトルをもとに自己紹介。
子供時代へのタイムスリップは、懐かしいけれど確かにそこに今の自分があるということを、私たちに再認識させてくれました。
そして、体験してきたことは一人ひとりの人生そのものであっても、「こういう時代だった~」という社会の背景と切り離せないことが、子供時代の体験共有を通して実感できました。
自身の子供時代のことから、現代の子供へ思いを寄せたところで、
子供に関するデータが語るインスピレーショントーク。
インスピレーショントーク
人口動態、貧困問題の現状と他国との比較。
更に貧困問題が、経済・投資の面でも影響が大きいことを重要視している研究データが共有され、
貧困問題と関連した様々な課題や、複雑な要因を考えるきっかけとなりました。
『子供・若者白書』(内閣府)の意識調査から其々に読み取ったことは、後の「変化の兆し」の対話での仮説につながりました。
インスピレーショントークに使用したデータ
https://db.tt/HUuYg8mF
フィッシュボール
テーマ「子供の健康に影響を与える変化の兆しは?」
子供がおかれている環境の変化が参加者の皆さまの知識や経験値から共有され、
テクノロジーの進化と共に、子供の感性が進化しているのではないかというところから、
「教育問題」やそこから続く「未来の働き方」にテーマが絞られていきました。
個人や社会に蓄積された情報はたくさんありますが、ここに集った私たちが、
対話の中で、未来への影響力を楽しみにしたり、
不安に感じたりしたところから引き出された情報は、単なる情報ではなく、行動につなげるエネルギーがあると感じました。
ペアワーク
対話から得た、気づきや新たな知見から、
「子供たちの未来の健康に影響を与えそうな変化の兆し」
をペアで対話をしながら3つにまとめました。
ドット投票
アクションにつなげる意識づけとなるドット投票は、それぞれのチームの変化の兆しを全員で共有し、一人ひとり気になるものにシールを貼りました。
「変化の兆し」には二つの方向性が見られました。
一つは進化
もうひとつは、過去からの蓄積の表出
そこから、
情報テクノロジー(ICT)、人口知能(AI)の進化は子供たちの未来にどのように変えるのか
金融システムの変化にどう対応するのか、といった思考とともに、
過去から積み重ねてきたものに対して、どう対応するのかということにも大人として目をそむけてはいけない、という私たちの姿勢が
ドット投票の結果に表れました。
クイックプロトタイピング
子供の未来の健康に影響が大きい変化の兆しを受け、一人ひとり、自分が本当に実現したい活動を試作しました。
テーマ:「今から未来に向けて周りに貢献する、自分が起こしたいヘルスケアに関する活動は?」
「誰」に対して、どのような「価値」を提供する、どのような「活動」で、
活動を進めるうえで「大切にしたいこと」
を整理して、一人ずつプレゼンテーションしました。
自分が生きている間だけでなく、その先の子供たちが生きる未来に対しても、責任を負う覚悟が感じられ、アクションプランは、身近な家族から、仕事の方向性、そして社会に対してと、幅広く力強いものでした。
プレメディカルコミュニティも、今回のセッションに刺激を受け、中心テーマとなった「教育」を引き次いで、次回に向けてアクションを起こしていきたいと考えています。
参加してくださった皆様に心から、ありがとうございます。
追記 懇親会では早速レゴシリアス®体験会の企画が具体的になりました。
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