「2027年 進化する会計の未来」Future Session #1 スキャニング・セッション
セッションの目的
~10年後、技術、経済、政治などの変化によって会計の仕事(※)は、どのように進化していくだろうか?~
企業経営の信頼性の確保や意思決定ツールをつくるための役割を担っていた会計の仕事は、AIなどの技術進化や先行きの読めない経済や政治などの大きな変化が生じることで、どのような進化を遂げていくだろうか?
このセッションでは、未来の会計を取り巻く環境について、多様なステークホルダーと共に対話をしながら、「未来のシナリオ(起こりうる未来)」を描くことで、10年後に活躍する「進化した会計」の可能性を探索していきます。
(※)会計の仕事:管理会計業務と財務会計業務のことを指す。
深めたい問い:
- 10年後の未来の企業経営・ビジネスはどうなっているだろうか?
- その時、未来の会計業務はどのようになっているだろうか?
インフォメーション
- 開催日時
-
2017/02/14 (火)
18:00 ~ 21:00 - 応募締切日時
- 2017/02/12 (日) 21:00
- 会場名
- 原宿 if space
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前1-14-29
- > google mapで表示
- 定員
- 20 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
主催:仰星監査法人
協力:株式会社フューチャーセッションズ
対象者
ゲスト(約20名):
- 企業の会計担当者(経理・財務担当者)
- 銀行関係者
- ITシステム関係者
- 自治体関係者
- Fintech関連ベンチャー企業関係者
- 中小企業経営層
主催企業(約20名):
- 会計の未来に興味関心が高いメンバー(現役公認会計士)
詳細説明
プロジェクト概要:
仰星監査法人では、これまで会計・監査のプロフェッショナルとして、財務情報の信頼性を確保し、クライアントの健全な事業活動を支援することで経済社会の公正な発展に寄与してきました。
近年、AIの台頭などの急速な技術進化や、先行きの不透明な経済、政治などの変化によって業界を取り巻く環境は大きく変化しています。これからの不確実な未来をどのように進んでいくのか、監査法人も岐路に立っています。
このセッションでは、仰星監査法人の中堅・若手公認会計士と、会計を取り巻く多様なステークホルダーとの対話を通して、10年後の未来のシナリオを制作します。その制作過程で、これからの「進化した会計」の可能性を探索していくセッションを2回に渡って行います。
- 目的:「2027年の進化した会計」に影響を与える"変化の兆し"を集める
- 日時:2017年 2月14日(火) 18:00〜21:00
- 場所:原宿 if space
- 目的:2027年 「2027年の進化した会計」の"未来の世界観"を描く
- 日時:2017年 3月7日(火) 18:00〜21:00
- 場所:SHIBAURA HOUSE 5F
フューチャーセッション・プロジェクトとは:
このフューチャーセッションは、主催者だけでなく、社内外の多様な人財の共創の場として、現業の枠を超えた新たな集合知の創出を促すためのワークショップです。ゲストは、各分野の専門家を始め、異分野の企業、行政、学生などを含めた、志の高い方が集まり、主催者は、様々な部門から社内イノベーターが参加します。
テーマに関心の高い幅広い分野の方々をオープンで募ります。セッションでは、参加者同士のオープンな対話から、未来のニーズに関する深い洞察を得て、これまでに発見できなかったイノベーション領域に気づきを生み出します。そして、このセッションで得た気づきは、参加者が持ち帰って利用することが可能です。
会場につきまして:
- 原宿駅表参道改札口を出ていただき、横断歩道を渡った先のGAPの左側に入口があります。(画像矢印部分)
- その後階段を上がっていただき、つきあたりの建物が会場の「if space」になります。
- 建物に入っていただきましたら、2階セッション会場までお上がり下さい。
1
- 18:00-18:40
イントロダクション
- 主催者から、「本日のセッションに対する想い」を共有します。
- ファシリテーターから、「本日の進め方」と「問い」を共有します。
- 5分
仰星監査法人の社員と社外参加者の2人組ペアをつくり、次の問いについて対話します。
話し手と聴き手に別れ交互に話します。(各90秒ずつ)
問いかけ:
- 問い1:「10年前、想像していなかったけれども、今起きていることは?」
- 問い2 :「2027年になりました。振り返って、どんな想像できないことが起きていますか?」
- 10分
2
- 18:40-19:40
内側と外側の2重の円を用意します内側の円でテーマについて対話します。
内側の円には常に空席を1つ用意してあるので、外側の円から誰でも自由に入って話すことができます。
テーマ:未来の会計の仕事に影響を与える変化の兆し
- 問い1:「今起き始めている、企業経営の変化の兆しは?」
- 10分
未来の会計のあり方に大きな影響を与えうるAIについて、話題提起をして頂きます。
テーマ:AIはどこまで人間の仕事を脅かす?AIの可能性と限界について
日立製作所 研究開発グループ 尾崎さん
- 問い2:「AIによって置き換わる会計の仕事と、人間が担う仕事とは?」
- 問い3:「未来の進化した会計の姿とは?」
- 20分
4
- 20:00-20:50
チームづくり
- 「変化の兆し」が広がった2027年の世界を具体化していきます。
- A4用紙に、自分が実現したい「兆し」の番号を記入し互いに見せ合いながら、同じ兆しの人たちと4人組をつくります。
- 5分
クイックプロトタイピング(quick prototyping)
- ブレインストーミングで選ばれたアイデアを中心に、未来の会計の仕事を具体化します。
■ 未来編集会議
- 2027年の未来の会計の仕事の象徴的なシーンを特集したウェブサイトの記事を作成します。
記載する項目:
- 2027年の未来の企業経営の特徴は?(活躍している企業の姿は?)
- その時の未来の会計の仕事の特徴は?(活躍している会計担当の姿は?)
- 未来の会計業務で人間が担う仕事は?
- 未来の会計業務を支えるテクノロジー(AI)は?
- 30分
プレゼンテーション
- 各チームのアウトプットを2分で発表します。
- 15分