小松市 イノベーションファシリテーター講座2022
セッションの目的
小松市 イノベーション・ファシリテーター講座
小松市にある様々な課題に対して、「自分たちの地域を自分たちでつくる」というマインドを持ち、市民・地域団体・企業・行政など、セクターを超えたまちづくりに向けた環境を醸成するため、イノベーション・ファシリテーターを養成します。
イノベーション・ファシリテーターとは?
イノベーション・ファシリテーターは、多様なステークホルダーのジブンゴトを引き出す「フレッシュな問い」を立てて、既存の当事者だけではない『新たなステークホルダー』を招き入れ、その場に『共感と相互理解を生み出す』ことで、しなやかな変化を促します。また、『人々が集まる場の設計』を丹念に行い、セッション中は参加者の潜在意識に語りかけながら、内発的なモチベーションを引き出す役割を担うなど、地域から職場まで幅広く能力を活かすことができます。
講座内容
本講座では、対話の場(セッション) を「フューチャーセッション」と呼び、場をつくるための手法やスキルを学びます。
- 第1回 11月12日(土)13:30~18:00 ファシリテーションを学ぶ @こまつビジネス創造プラザ
- 第2回 12月03日(土)13:30~15:30 体験セッションの設計を磨く @オンラインZOOM
- 第3回 01月14日(土)13:30~18:00 体験セッションを行う @こまつビジネス創造プラザ
- 第4回 02月04日(土)13:30~18:00 実践セッションを企画設計する @こまつ芸術劇場うらら 会議室
※各回には事前課題があります。
ワークシート
インフォメーション
- 開催日時
-
2022/11/12 (土)
13:30 ~ 18:00 -
2022/12/03 (土)
13:30 ~ 15:30 -
2023/01/14 (土)
13:30 ~ 18:00 -
2023/02/04 (土)
13:30 ~ 18:00 - 応募締切日時
- 2023/02/04 (土) 18:00
- 会場名
- 第1回:こまつビジネス創造プラザ、第2回:オンラインZOOM、第3回:こまつビジネス創造プラザ、第4回:こまつ芸術劇場うらら 会議室
- 住所
- 各会場
- > google mapで表示
- 定員
- 12 人
- 参加費
- 無料
対象者
小松市内に在住、在勤、在学または活動されている方で、本講座の学びを実践してまちづくりに関わっていきたい方のうち、次の条件をすべて満たす方
- 全4回の全ての講座に参加できる見込み
- パソコンを使用してオンライン会議へ参加できる
- コミュニケーションツール「slack」が利用できる
- 共同編集ツール「Googleスライド」が利用できる
- 他の参加者と協働でファシリテーション設計ができる
詳細説明
講師:
最上 元樹(もがみ げんき)
株式会社フューチャーセッションズ
イノベーション プロデューサー / 青森県藤崎町 地域共創アドバイザー / 岐阜県土岐市 地域共創アドバイザー
2015年グロービス経営大学院大学経営研究科経営専攻修了(MBA)。 2002年に文房具事務用品メーカーのエーワン株式会社に入社後、営業、製品開発を経験。2010年から3M Japan Group 文具・オフィス事業部のマーケティングにて、事業戦略やマーケティング戦略立案を主導したのち、2016年1月フューチャーセッションズに入社。 市民・企業・行政といったセクターを越えた場づくりを活かして、大手企業の新市場領域や新技術領域、実証実験のプロデュースから、共創ファシリテーションの講師などを行い、現在に至る。
講師:
株式会社フューチャーセッションズ イノベーション・ファシリテーター
2013年9月に当時日本人最年少でIAFCertified Professional Facilitator(国際ファシリテーターズ協会認定プロフェッショナル・ファシリテーター)を取得。企業、行政、ソーシャルセクターの横断を軸に、企業の新規事業創造や組織変革、行政の社会課題解決やまちづくりなどの年間80回を超えるファシリテーションを実施。現在は、「スポーツ×ビジネス×地域」をテーマにした多数の共創プロジェクトに従事。
サポーター:
上石 美咲(あげいし みさき)
株式会社フューチャーセッションズ コミュニティサポーター、セッションサポーター
つくりたい未来は、地域の魅力に気づいた人同士が協力し、その輪を広げ続ける社会。
大学時代に、地元福島の観光物産に関するPR活動を経験。その経験からWebマーケティングに興味を持ち、マーケティングツールの営業に従事している。関心領域は、地域の観光や食。2017年からフューチャーセッションズにて、リサーチやセッションサポート、資料作成に従事している。
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- 13:30-15:50
冒頭アナウンス
テスト
本日の講座ですが、座学やワークと共に【「イノベーションファシリテーターがいる小松市の未来」というフューチャーセッションの体験】となっています。
自分でハードルを高くするようなことは避けたいのですが、、、
1つ1つが講師のお手本となっており、別途、講座内で講師の見本セッションの機会がございませんので、予めご了承ください。
気を取り直して、本日はリアクション大きめで、楽しくワイワイとできればと思います。
一緒に楽しみましょう! よろしくお願いします。
- 0分
イントロダクション
以下の内容を行います。
- 主催のご挨拶
- 講師の自己紹介
- 参加者の自己紹介(お名前・所属・意気込み)
- 15分
以下の内容を行います。
<ペア対話> 4分間
- 準備:今日はじめて話す方と2人組になってください
- 問い:ファシリテーションを身につけると、地域や家庭、学校、職場、役所で、どんなことが生まれるだろうか?
<グループ対話> 10分間
- 準備:お近くの方と4人組になってください
- 問い:ファシリテーションを身につけると、地域や家庭、学校、職場、役所で、どんなことが生まれるだろうか?
- 20分
インスピレーショントーク
以下の内容を行います。
-
<本日のゴール説明> 05分
・セッションの流れを体感すること
・技法のイメージを掴むこと
・一緒にセッションを開催するチームをつくること - <ファシリテーション概論> 50分
・テキストによる説明
★質問は、付せんに書いて、適宜壁に貼り出してください。
- 55分
休憩
10分間の休憩を取ります。
- 10分
インスピレーショントーク
以下の内容を行います。
-
<本日のゴール説明> 05分
・セッションの流れを体感すること
・技法のイメージを掴むこと
・一緒にセッションを開催するチームをつくること - <ファシリテーション概論> 50分
・テキストによる説明
★質問は、付せんに書いて、適宜壁に貼り出してください。
- 40分
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- 15:50-17:20
以下の内容について対話を行います。
※このあとにチームをつくりますので、しっかり聞き合いましょう!
<ワールドカフェ Round 01> 10分間
- 準備 :できるだけ今日はじめて話す方と4人組になってください
- 準備 :名字のあいうえお順で共有します
- テーマ:一人ひとりが開催したいセッションテーマを共有し合う(1人:4分)
★聞き手の方は、「話し手のテーマ」に関連するキーワードを付せんに書き出します。
(1付せん1メッセージで、メモのように複数書いてもOKです)
<ワールドカフェ Round 02> 10分間
- 準備 :最も責任感がある方がテーブルに残って、それ以外の方は別のテーブルに散らばります
- 準備 :初めに、責任感のある方が「前回にどんなキーワードが出たか」を共有してから、名字のあいうえお順で再び共有します
- テーマ:一人ひとりが開催したいセッションテーマを共有し合う(1人:4分)
★聞き手の方は、「話し手のテーマ」を付せんに書き出します。
- 30分
以下のテーマについて対話を深めます。
<フィッシュボウルのテーマ>
- イノベーションファシリテーターがいる小松市の未来
問い:
- 皆さんが、開催したいセッションはどんなセッションか?
- なぜ、そのセッションを開催したいのか?
- ファシリテーターがいることで、どんな変化を生み出せそうか?
- 40分
休憩
10分間の休憩を取ります。
- 10分
以下の内容を行います。
<マグネットテーブルの進め方>
- 一人ひとりがA4用紙に「私がつくりたい対話の場のテーマ」を大きな文字で書きます。★私たちの暮らしが良くなることにつながるテーマ
- 全員が書き終わったら、テーマが見えるように胸の前にA4用紙を掲げて、みんなのテーマを見合いながら、適宜お話をして【主体的】にチームを形成してください
<チームづくりのポイント>
- テーマが似てる!一緒にセッションをつくれそうな人
- 面白い!乗っかりたいテーマだった人
- なんか面白そう!フィーリングが合う人
★講座運営側のお願い:
- 実践の時間の関係で、「理想2チーム」 or 「最大4チーム」でお願いします。
※人数バランスは、1チーム2名以上であればOKです
- 10分
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- 17:20-18:00
クイックプロトタイピング(quick prototyping)
チームに分かれて、「ワークショップ設計のver01」を行います。
<進め方> 25分
- テーマ:何のテーマに取り組むのか?
- 目的 :何のためにセッションをするのか?
- 当事者:誰がセッションの当事者か?
- 成果 :1回90分のセッションで、どんな成果を出したいか?
- 問い :何をメインとして問うか?
- 設計 :イントロ〜クロージングに至る技法と詳細の問いは?
- 25分
チーム対話
チームに分かれて、次回までの設計を行う活動計画を立てます。
<内容> 8分
- 打合せ日程
- 打合せの方法・場所
- 打合せの議題
★活動計画が決まったら、セッション設計の続きを行ってください
- 10分
クロージング
以下の内容を共有してクロージングします。
- 本日の振返り
- 次回の内容
- 事前課題の共有
- チームごとに打合せを行い、90分のWSを具体的に設計する(11/30までに提出)
- 集合写真の撮影
- 5分
1
- 13:30-13:55
イントロダクション
以下の内容を共有します。
- 本日の目的
- 体験セッションの設計を磨くこと - 進め方
- zoomのブレイクアウトルームに皆さんを分けます
- 講師は、20分程度の間隔で適宜ルームを移動して、改善ポイントの説明を行います
- わからなかったところ、迷ったところなど、ドンドン質問ください!プロの視点で回答します
- 10分
使用ツールの共有
本セッションで利用するツールは、以下になります。
- セッションページ(進行スライドの内容):
https://www.ourfutures.net/sessions/3993
- Zoom URL:
https://us02web.zoom.us/j/85310184504?pwd=MkhFYTJvZjU5VEY5bC8wUzN2RmY0UT09
ミーティングID: 853 1018 4504 パスコード: 016581
- ワークシート:
https://docs.google.com/presentation/d/1ESPhveoKJaAYY3pOH_wIIAXvujDl8fL4H00O84H92ek/edit?usp=sharing
- 2分
諸注意事項
本日の諸注意事項をご連絡します。
進め方の諸注意事項:
- 全体対話は、話し手以外ミュート
- グループ対話は、ミュート無し ※外部の音が入る方は適宜ミュート
- zoomのブレイクアウトセッション(グループ部屋へ移動する機能)は、自らが操作して移動してください ★この後に練習します
- 全2時間ですが、全体で休憩を入れていませんので、ご自身のタイミングで適宜休憩を挟んでください。
- 2分
お願い
対話の効果を出しやすくするために、以下のご協力をお願いします。
-
リアクションを取る(頷き、良いねマーク、手を挙げるなど)
傾聴していることを相手に伝えてください -
書き出す時間を設けてから話す
30秒〜1分程度、話す内容を整理してから、対話することを意識してください -
自分以外の人が理解できる言葉で話す&書く
抽象的でわかりにくいよりは、長くてもわかる表現が良い
- 2分
ブレイクアウトの練習
zoomのブレイクアウトセッション機能でルーム移動を練習します。
進め方:
- 事務局操作で皆さんを「BOメイン」のルームへ移動させます
- 画面上を操作して「練習部屋」へ移動します
−ブレイクアウトルームアイコンをクリックする
−ブレイクアウトルームのウィンドウで「練習部屋」を確認する
−「練習部屋」の右側に【参加】という青文字が表示されているので、そこへカーソルを移動して、クリックする
−「練習部屋に参加しますか?」が出たら、はいをクリックする - 移動できたら、少しお待ち下さい。 メインルームへ戻ります
- 6分
チャットの練習
以下の問いについて、【一言or1ワード】をチャットへ書き込みます。
問い:
- 最近読んだ本
- 3分
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- 13:55-15:20
設計ブラッシュアップ
チームがブレイクアウトルームに分かれて設計を磨きます
- 85分
3
- 15:20-15:30
クロージング
以下の内容を行い、本日のセッションをクロージングします。
- 次回のセッションを共有する
- 次回までの宿題
- 次回は「すぐに90分セッションが開始できる状態」でお越しください ★会場レイアウトの調整を行う時間のみあります - 集合写真(スクリーンショット)の撮影
- 10分
1
- 13:30-13:40
イントロダクション
以下の内容を共有します。
- 本日の目的
- 体験セッションを行う - 進め方
- 4チームの場合)2ヶ所に分かれてワークショップを行います
- メインファシリテーター以外は対話の参加者でお願いします - タイムテーブル
- 準備転換(10)
- 実践(90)
- 振返り(10)
- 休憩(10)
- 10分
2
- 13:40-15:40
実践①
A会場(最上)
- 輝く女性チーム
B会場(上井・上石)
- 働き方チーム
- 120分
3
- 15:40-17:40
実践②
A会場(最上)
- 住みやすさチーム
B会場(上井・上石)
- 交流チーム
- 120分
4
- 17:40-17:50
市長講評
本日の実践セッションについて、市長より一言の講評を頂きます。
- 5分
クロージング
以下の内容を行い、本日のセッションをクロージングします。
- 次回のセッション内容を共有
- 次回までの宿題
- Day01で掲げた対話の場の設計(2/1までに提出) - 集合写真の撮影
- 5分
1
- 13:30-13:45
イントロダクション
以下の内容を共有します。
- スローチェックイン(今の気持ちを共有する)
- ①言葉と文字を使わずに表現する
- ②言葉や文字で表現する - Day4の講座の進め方を共有する
- イントロダクション(15分)
- フューチャーセッション設計の振返り(35分)
- 即興セッションの設計(70分)
- 即興セッションの実践(120分)
- クロージング(30分)
- 15分
2
- 13:45-14:20
不明点や疑問を洗い出す
3〜4名のグループになって、「フューチャーセッション設計」の「不明点・疑問点」を洗い出します。
※洗い出しに、6つの視点を活用ください。
お願い:
- 質問したい内容は、付箋に記載して、貼り出してください
6つの視点:
-
テーマ・問いのつくり方
- 多様な参加者のデザインと招待
- 出発点の設計とイントロダクション
- 到達点の設計とクロージング
- 成果のデザイン(ワークシートなど)
- 立ち居振る舞い
- 15分
不明点や疑問点に講師が回答する
挙げられた「不明点」や「疑問点」に対して、講師より回答を行います。
※時間によって、回答できなかった場合は、Slackで回答をさせて頂きます
- 20分
3
- 14:20-15:35
即興セッションの概要説明
今から、即興でセッションを設計し、設計後に実践を行います。
目的:
- 即興で企画・ファシリテートすることで、短時間で設計・実践する力や即興で設計修正する力を身に付ける。
進め方:
- テーマオーナーの想いを汲み取り、イノベーションファシリテーターとして、想いの実現を一歩前進させてください。
- 設計時間は、60分です。
- セッションは、120分です。
-
2パートに分け、2チームで設計してください。
- 参加者は、「小松市イノベーションファシリテーター1期生」と「講師」と「小松市行政職員」です。
- ファシリテーターは、前後半でメイン各1名(必須)、サブ各0~2名まで、でお願いします。
- スライドは、各ワークを講師へ説明すれば、作成支援します。(メソッド、問い、時間を教えてください)
ケース(テーマオーナーの想い):
-
地域課題が多様化・深刻化する中で、地域づくりの重要な役割を担ってきたコミュニティが様々な問題を抱えています。
- 行政機関は、税収が伸び悩みや減少する中で、限られた職員によって行政サービスの維持と地域課題への対応を求められており、従来型の行政主導のまちづくりでは、地域サービスが維持困難と推察されています。
- この困難を乗り越えるには、小松市にある様々な課題に対して、「自分たちの地域を自分たちでつくる」というマインドを持ち、「行政・企業・市民などのセクターを超えた対話の場」を企画・運営するファシリテーター集団や、その活躍の舞台が必要だと考えています。
- そして、ファシリテーター集団の活躍によって、「気づける場、聴き合える場、一緒に決める場、つながる場、楽しめる場、考えられる場、引き出し合う場、話せる場、やる気になる場、共感できる場、ありがとうの場、学べる場 など」が生まれ、「多くの市民が小松に住んでいていた良かった」と実感している状態をつくりたいが、何をどこから初めて良いか悩んでいます。
設計の進め方:
- テーマオーナーにとっての成果(テーマ・問い)を決める(10)
- パートを2つに分ける(05)
- パートごとに設計を行う(35)
- 全体を整える(10)
- 5分
即興セッションの設計
即興セッションを設計する
- 60分
休憩・会場転換
休憩・会場転換を行います。
- 10分
5
- 17:40-18:05
振返り対話
講座の振返りを行い、付箋を貼って全体へ共有します。
(考える時間:3分/共有:ひとり1~2分)
振返り内容:
-
小松市 イノベーションファシリテーター講座の最大の学びは?
- この講座を活かして、個人として取り組みたいことは?
- また、小松市の未来に向かって、1期生みんなで取り組みたいことは?
- 20分
クロージング
以下を行って講座をクロージングします。
- 講師挨拶
- 主催者挨拶(藤本さん)
- 集合写真の撮影
- 5分