社会と若者とのかかわり。”食”を通じた若者就労支援活動と被災地支援活動から見えてきたこと
Mission
現代の大きな社会課題とも言える、不登校やニート引きこもりなどの悩みを抱える若者と、その支援を行う団体が被災地での地域再生の為の活動を行っています。
人と人が支えあうことによって、自分自身の存在価値を感じることが大切であると言われる中、現在の社会・地域コミュニティではそのような関係性が減ってしまったことが、引きこもりの若者達を生み出してしまったのでは?という声もあります。
"食”を通じた若者就労支援を行いながら、東日本大震災の被災地でもある石巻で支援活動を行っているK2インターナショナルの岩本さんをお招きし、お話をうかがい参加者の皆さんでこれから地域のコミュニティが若者とどのような”つながり”を生み出して行けば不登校やニート引きこもりの若者が減るのか、社会との繋がりを感じて、働く事、学ぶことの喜びを感じることができるのか?集まった人同士で対話を通して、アウトプットへつなげていけたらと思います。
Closed
インフォメーション
- 開催日時
-
2012-06-13 (Wed)
12:30 ~ 14:30 - 応募締切日時
- 2012-06-13 (Wed) 14:30
- 会場名
- mass×mass | 関内フューチャーセンター
- 住所
- 神奈川県 横浜市中区北仲通 3-33 関内フューチャーセンター1F ワークショップスタジオ
- > google mapで表示
- 定員
- 20 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
関内イノベーションイニシアティブ株式会社
企画メンバー:治田友香、森川正信、澤田知美
ゲストスピーカー:K2インターナショナルグループ 岩本真実さん
Participation
横浜/神奈川で働き、暮すみなさん。
Description
※本フューチャーセッションは、Future Session Week 2012 特別サイトの閉鎖に伴い、OUR FUTURES上に移行したものとなります。Future Session Week 2012 特別サイトはOUR FUTURESとは別サービスとなるため、企画メンバー情報、参加者情報などは引き継がれておりません。
チェックイン
当日ご来場いただいた23名の方で、2人1組になって自己紹介タイム。ご自身がされている活動について、また今日この会場に至るまでの思ったことなどをお互いに共有。
ゲストからインスピレーションを得る
K2の岩本さんから、K2の活動・被災地での活動と横浜での活動について、それぞれの具体的なお話&新しく生まれた繋がりから若者たちが感じた想いなどをシェア。不登校や引きこもり・ニートの若者が被災地で感じた想いは、何か?それは被災地だから感じることが出来るコミュニケーションのあり方なのか。などさまざまな気づきの機会に。
集まった人でダイアログ
被災地の石巻で収穫された野菜を30品以上使ったお弁当を食べながら、グループになってディスカッション。
アウトプット/プロトタイピング
昼食後、それぞれのグループで岩本さんのトークの感想をシェア。
- いろんなことがこれからかもしれないが、やってみたことはプラスになるので。今回のテーマはたまたま石巻と就労支援でしたが、それもまずやってみていることは良いと思う。続けられるかは、さまざまな工夫が必要だと思う。
- 見える形での復興支援は本当に素晴らしいと思います。このような形をとり、それを若者の就労へとつなげていくというかたちは、なかなか真似ができないことだと思いました。しかし、それを続けていくこと(継続支援)が可能なのかというところはまだ多くのアイデアが必要だと思いました。
- スピーカーの方ご自身の想いをうかがう時間を作って欲しかったです。
- 若者の自立支援はきっとやり続けるものではないのだと思いますので、一日も早く事業により若者が自立ができるといいですね。とても参考になる話でした。
などなど、さまざまな意見がシェアされた。
チェックアウト
その後、グループから1名個々のグループでディスカッションした内容をまとめて全体にシェア。
総括・まとめ
テーマが大きく、個々の参加者が主体的に考え、アイデアを出すところまで至らなかった部分が反省点として挙げられる。ただ、こういった場づくりを通して社会にある課題を身近な問題として知る機会を設けていくことの意味は参加者全体が共有できたと感じた。今回実施して感じた点は、今後のセッション時に活かしていきたい。
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