東京農業大学「産官学・地域連携HUB構想」シンポジウム プレDS
Mission
「産官学・地域連携HUB構想」の実現に向けて
- 東京農業大学はこれまでも産官学・地域連携を推進してきましたが、更なる進化を目指して新しい仕組みを模索しています。
- 産官学・地域連携の次のステージとして、東京農業大学と連携先組織(自治体・企業・団体など)との1対1の連携から、「東京農業大学がハブとなって連携先組織をつなぎ、イノベーションを創出していく=産官学・地域連携HUB構想」の実現を目指します。
- この「産官学・地域連携HUB構想」のキックオフとして、シンポジウムを開催いたします。
東京農業大学「産官学・地域連携HUB構想」シンポジウムの
3つの特徴
- コロナ禍の状況を踏まえ、原則オンラインで開催いたします。従来のリアル開催のシンポジウムから新しいチャレンジとなりますが、物理的距離に関係なく各地からつなげるオンライン開催の最大のメリットを活かし、全国の連携先組織のつながりを創出する機会にできればと思います。
- 東京農業大学教職員と連携先組織、また連携先組織同士がつながり、新たな取り組みを創出していくためには、お互いの取り組みややりたいことについて知り合い、良い関係性を構築することが不可欠であると考えます。そのため今回のシンポジウムは、「プレDS(ディスカッションセッション)」と「シンポジウム」の2段階で実施いたします。ぜひ、併せてご参加ください!
また、2つのイベントをつなぐ定常的なコミュニケーションのため、slackを使ったコミュニケーションプラットフォームを立ち上げる予定です。 - 東京農業大学教職員と連携先組織、また連携先組織同士の新たな連携創出に向けて、従来の一方通行型のイベントではなく、参加者同士による対話型で実施いたします。共に新たなテーマを生み出し、取り組んでいきましょう!
開催スケジュール
プレDS(ディスカッションセッション)
- 開催日時:2020年11月18日(水)16:00〜18:00
- 開催場所:zoom(会議URLは、参加申込者に後日ご連絡いたします)
- 申込先:https://www.ourfutures.net/sessions/3573(※本ページ)
「産官学・地域連携HUB構想」シンポジウム
- 開催日時:2020年12月16日(水)13:00〜19:30
- 開催場所:zoom(会議URLは、参加申込者に後日ご連絡いたします)
- 申込先:https://www.ourfutures.net/sessions/3574
インフォメーション
- 開催日時
-
2020-11-18 (Wed)
16:00 ~ 18:00 - 応募締切日時
- 2020-11-16 (Mon) 23:59
- 会場名
- オンライン開催(zoom使用)
- 住所
- オンライン開催
- > google mapで表示
- 定員
- 80 人
- 参加費
- 無料
- 主催者
主催:東京農業大学
事務局:株式会社フューチャーセッションズ
メンバー
企画メンバー 2
Participation
- 東京農業大学連携先の企業・自治体・団体
- 官公庁・研究機関等
- 東京農業大学教職員・大学院生 など
12月のシンポジウムの前に、zoomでのセッションに慣れる機会として、ぜひお気軽にご参加ください!
※本セッションは、東京農業大学の連携先組織を中心に招待制となっております。お申し込みは、東京農業大学からのご招待があった方のみとさせていただければと思います。ご了承ください。
Description
プレDS(ディスカッションセッション)のテーマ:テロワール
- 12月に開催するシンポジウムの前に、参加者となる東京農業大学連携先の企業・自治体・団体の方々、官公庁の方々、東京農業大学教職員・大学院生が交流し、ゆるやかなつながりを創ることを目的として開催いたします。
- プレDSのテーマは「テロワール」。
テロワールとは、フランス語の「土地」から派生した言葉です。作物がどのような生育環境で育ったのかを表し、特にはワインを楽しむ際に使わる概念です。 - 日本語にはない言葉であり、定義の難しい「テロワール」。本セッションでは、フランスにおけるテロワール研究の第一人者である須田氏と、日本酒におけるテロワールの先端的取り組みをよく知る東京農業大学醸造科学科教授の穂坂氏とのトークセッションを通じて、「テロワール」とは何か、その考え方について深めていきます。
- 日本の各地域においてテロワールの考え方をどのように取り入れ、展開することができるのか、東京農業大学の卒業生が造るテロワールをコンセプトにした日本酒を楽しみながら、一緒に考えてみましょう。
ゲスト
農林水産政策研究所 須田 文明 氏
1960年生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒、京都大学大学院農学研究科博士課程中退、農学博士(東北大学)、フランス政府給費留学生(1997~99年)。
研究課題として「フランスにおけるテロワール産品を活用した、インバウンドでのツーリズム振興」「フランスにおける農業政策の展開」などに取り組む。
東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 教授 穂坂 賢 氏
博士(生物産業学)、公害防止管理者(水質1種)神奈川県小田原市の農家の三男として生まれ、東京農業大学で醸造学や農産加工並びに環境学(水質)を学び、卒業後、興味があった醸造学の道へ。
主な研究テーマは「自然界からの有用酵母の分離、検索と酒類醸造への応用」「未利用資源の活用と地域活性化」。学外活動として、日本アルコール原料(アルゲン)研究会顧問、愛媛県西条市アカデミックアドバイザー、長野県木曽町はっこうの学校講師・アドバイザー、神奈川県 県西地域未病資源活用促進事業アドバイザー、茨城県阿見町「振る舞い酒P」アドバイザーなどを務める。酵母などの知財の活用も含め、卒業生たちに対しても技術支援、ネットワーク支援を続ける。
事前購入について(※受付締め切りました)
販売予定の日本酒
イベントでご紹介する東京農業大学の卒業生が作るテロワールをコンセプトにした日本酒を事前購入いただくことができます。プレDSの中で一緒に日本酒を楽しみながら、交流しましょう。
本セッションの参加申込アンケートにて購入を希望された方には、後日購入用URLをご案内いたします。プレDSまでにお届けするため【11月12日(木)午前】までにお申し込みください。また、数に限りがあるため、定数に達し次第、締め切らせていただく可能性があります。
<新潟>渡辺酒造店 根知男山 蔵元分離酵母仕込み(純米吟醸)
自社栽培五百万石を100%使用、自社敷地内のツツジより分離された酵母によって醸した精米歩合55%の純米吟醸。
<福島>髙橋庄作酒造店 会津娘 穣「羽黒前27」「花坂境22穂つむぎ」「徳久118」
一田一醸。「1枚の田んぼでとれた米だけで仕込む純米吟醸酒」圃場限定 会津娘『穣』(じょう)として、田んぼごと季節ごとに蔵出し。
<愛知>関谷醸造 蓬莱泉「可。」(べし)
麹は自社産の夢山水、掛米は自社産100%のチヨニシキ。恵那川上屋の栗菓子
テロワールはお酒だけではありません。例えば、フランスでは栗に関する取り組みもあります。恵那川上屋は、風味・風土・風景を大事にしながら、恵那栗の生産と栗を使ったお菓子の生産や販売を行っています。お酒が飲めない方、飲むのが難しい方は、テロワールを感じさせるお菓子を食べながら、交流しましょう!興味のある方は、どうぞご検討ください。
恵那川上屋オンラインショップ:https://enakawakamiya.com/
プレDSに参加いただく上での連絡・留意事項
- プレDSはオンライン(zoomを予定)で行いますが、原則として1人1アカウント(1人1台のPC)でのご参加をお願いいたします。1アカウント(1台のPC)から複数人が参加すると、誰が話しているか声が聞こえにくいなど、対話を行いづらくなることが多いため、ご協力いただければ幸いです。(1人1アカウントでの参加が難しい場合には、参加申込アンケートの備考欄に、その旨記載ください。)
- プレDSの途中で、乾杯を行います。ぜひ、お好きな飲み物とおつまみをご用意ください。皆さまが製造・販売されている商品や、研究成果に関するものなど、お互いに紹介しあう機会にもなればと思いますので、ぜひご準備ください。
飲み物は、農大卒業生によるテロワールをコンセプトに造られた日本酒の事前購入を行いますので、興味のある方はどうぞご検討ください。 - プレDSとシンポジウムは、参加申込ページが異なります。こちらは、プレDSの参加申込ページとなりますので、シンポジウムにご参加くださる方は、別途お申し込みをお願いいたします。
添付ファイル
交流会日本酒事前紹介チラシ.pdf
(2020/10/26 10:04:06にアップロードされました)
1
- 16:00-16:20
イントロダクション
- 東京農業大学からのご挨拶
- 本日のファシリテーターの紹介
- zoomの使用上の注意
- 本日の目的と進め方の共有、ゲストの紹介
- 10分
チャットを使ったアイスブレイク
質問に対するあなたの答えをチャットに書き込んでください。
- 質問1:今日はどこから(地名)参加していますか?
- 質問2:あなたと農大のつながりは?
- 10分
2
- 16:20-17:00
インスピレーショントーク:須田氏
- 「テロワール」とは何か?
- 5分
インスピレーショントーク:穂坂氏
- 「テロワール」とは何か?
- 5分
トークセッション
- 「テロワール」と何か?
- フランスにおける「テロワール」の展開は?
- 日本酒おける「テロワール」の展開は?
- 日本において「テロワール」の考え方を軸に、各地域でどのような取り組みができうるだろうか?
- 30分
3
- 17:00-18:00
乾杯!
- 事前購入いただいた日本酒3種類のご紹介(穂坂氏より)
- 乾杯
- 10分
小グループに分かれての対話
ブレイクアウト機能を使って、ランダムに4人程度のグループに分かれます。グループで、次の3つについて対話します。
- 自己紹介:それぞれの取り組みの紹介
- トークセッションの感想は?
- ゲストのお二人にもっと聞いて見たいことは?
- テロワールの考え方で自分たちの取り組みに取り入れられそうなことは?
- 20分
QAセッション
参加者の皆さまからゲストのお二人にもっと聞いてみたい質問をいただき、それに答える形で「テロワール」について、さらに深めていきましょう!
- 20分
クロージング
- コミュニケーションツールのご案内
- シンポジウムのご案内
- 10分
このセッションのタグに関連するストーリー
- ロス・エネ #047
- あなたのまわりで廃棄していたけれど、新たな資源として活用できるものは何?食品がすべて無料のスーパーがオーストラリアのシドニーに登場したようです。無料にできる理由は、従来であれば食べられるのに廃棄...
- 親子リトリート #042
- 疲労をためない生活は、どんな行動変化をもたらす? 疲労に対する科学的調査が進み、大半の疲労は筋肉などの肉体的エネルギーの枯渇ではなく、「脳の中にある自律神経の中枢」である視床下部や前帯状回と呼...
- 平時も有事も安心な食 #041
- 安心なまちでは、どんな食環境になっている? 首都直下地震の最大想定被害者数は東日本大震災(47万人)の15倍、南海トラフ地震では20倍にもなり、必要な食品を確保できなくなるとも言われています。...
- ポケット・シェフ #025
- 自分に最適なおいしさが測定可能になったら、あなたは何をどこで食べている? 味覚センサーによって、5つの基本味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)の測定が可能になり、ビジネス活用が進んできているよ...