OUR FUTURES

地域の防災・医療への積極的対策~オリンピック後の安全安心な社会に向けた個人の一歩~

セッションの目的

本セッションは、2020年オリンピックの後、防災・医療分野での安全安心の仕組み作りについて、共に考えてみるセッションです。

オリンピックは人に夢を与える素晴らしい祭典です。一方で、オリンピック後の社会のあり方についての継続的な議論も必要です。
とりわけ、防災・医療分野に関しては、効果が短期で現れない分、将来に渡って議論を要するテーマとなっています。

私たちの普段の生活では、地域の防災・医療のインフラは「あって当たり前」で、税金を除きサービス対価を意識しない限り、議論の対象となってきません。
しかし、高齢社会では不可避のテーマとなってきます。

そこで、オリンピックで得る成功体験と最高潮の情熱の先にあるものとして、
長期展望としての安全安心な社会、特に地域での防災・医療分野への対策が、社会として有益なものになると考えます。

なお、地域の防災と医療は、個別に切り分けることも可能ですが、
①普段の対策の積み重ねを要する
②弱者に合わせた対策を要する
ことから、本セッションでは同時に取り上げることにいたします。

さらに、個人でのアクションも掘り下げて考えてることで、身近なテーマとしての地域の防災・医療を実感してして頂けるよう工夫いたします。